6/17(金)に発売されるポケモンカード強化拡張パック『Pokemon GO』に「ドンメル」と「バクーダ」が収録されることが決定した。
今回は「バクーダ」を主体として取り上げて紹介することにする。
ドンメル、バクーダ
「バクーダ」はベンチポケモン2体に攻撃できる「ばくれつだん」と、効果なし120ダメージの「ヒートブラスト」の2つの技を持っている。
「ヒートブラスト」の方が与えられるダメージが大きいが、効果が無く戦略性に欠けてしまうので、今回は「ばくれつだん」に注目して解説していく。
たねポケモンのベンチ狩りとして最適
「ばくれつだん」は相手のポケモン2匹に50ダメージずつ与えることができ、ベンチ狙撃を行うことができる。
ただ、ダメージ量は50と低いので、ポケモンV等のHPが高い相手に使うのは理想的ではない。
そのため、使うのであれば、「大口の沼」と併用し、進化することを想定している進化前のポケモンを狙っていくのが良いだろう。
例えば、現環境で猛威を振るっている「ジメレオン」の特性「うらこうさく」はトレーナーズをサーチすることができる有能な効果を持っている。
これを阻止するためには「ジメレオン」の進化前である「メッソン」を「大口の沼」で20ダメージを与えたうえで、このカードの「ばくれつだん」をくらわせれば、合計70ダメージとなり「メッソン」を倒すことができる。
このように進化されてしまうと1回の攻撃では届かないが、進化前のたねポケモンであれば倒すことができるポケモンが多いので、相手に特性を頻繁に利用されることを阻止できる。
「メッソン」以外に狙い目となるカードを挙げるなら、特性「エレキダイナモ」でトラッシュからエネ加速するを持つ「モココ」なら進化前の「メーリプ」、「はたらくまえば」で手札補充をする「ビーダル」なら進化前の「ビッパ」、「おつきみパーティ」で場にいる「ピッピ」の枚数分デッキからエネ加速する「ピッピ」あたりを狩れるのが嬉しいところだ。
2体同時に攻撃できるので、運が良ければ2体同時に倒して、サイドを2枚取っていくことも可能となる。
「大口の沼」だとスタジアムカードなので、相手が新しいスタジアムカードを出して割ってくる可能性はある。
なので、スタジアムカードに依存しない手として「インテレオン」の特性「クイックシューター」を使って20ダメージを稼ぐ方法もある。
ただし、こちらは1ターンに一度しか使えない点には注意する必要がある。
速攻性が求められる
「ばくれつだん」で相手のベンチのたねポケモンを狩る際に求められるのは、速効性である。
たとえ、たねポケモンを狩る準備ができたとしても、攻撃する前に相手ポケモンが進化されるとHPが増えるので、「大口の沼」とこのカードの「ばくれつだん」だけでは火力が足りず倒しきれないことが多い。
早く「バクーダ」の「ばくれつだん」を準備する方法として、まず初めに「レベルボール」を採用して「ドンメル」をサーチすることだ。
そして、進化先の「バクーダ」をサーチするために「しんかのおこう」も必須だろう。
ここまでは定番と言えば定番のサーチ方法である。
技「ばくれつだん」は決して必要エネルギーは重くはないが、2エネルギー必要なので手張りだけでは素早く使っていくことはできない。
これを解消するには「マグマの滝壺」でトラッシュから炎エネルギーを加速して準備を速めることが可能である。
ただし、スタジアムカードは1ターンに1枚しか使えないので、「大口の沼」とどちらを使うのかタイミングは見極めなければならないのは注意が必要だ。
まとめ
「バクーダ」は「ばくれつだん」で相手ベンチのHPの低いポケモンを狩っていくことができる。
「大口の沼」と併用し、狙い目として「ジメレオン」の進化前「メッソン」や、『ダークファンタズマ』で登場した「ピッピ」あたりを倒せれば、大きく有利に立つことも可能だろう。
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