けものフレンズ3の『ハクビシンすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「ハクビシン」が登場した。
同時に実装されたフォトはないので、「ハクビシン」のみについて評価、解説していくことにする。
ハクビシン
「ハクビシン」はフレンドリー属性のフレンズ。
高めの攻撃ステータスを持つのが特徴。
年に1回出産し、生後1年未満でも子を出産することもある。
体毛は毛筆の材料として扱われたり、食用としても捕獲されることがあり数は減ってきているが、畑作物や果樹の荒らし、糞尿による悪臭被害がそこまで減っていないのも事実である。
単体相手特化のアタッカー
攻撃のステータスが高めなので純粋にアタッカーとして活躍させやすい。
与ダメージバフ効果を待機スキルやキセキ特性に備えているため、自己強化面も優秀である。
ただし、けものミラクルによるダメージ量は控えめで、最大でもダメージ量は600%台と火力は伸びにくい。
最大ダメージ量を出すには相手が単体である必要があるため、基本的にちからくらべで扱うのは難しいだろう。
ダメージ量が低い代わりにけものミラクルに必要なMPが少ないので、MPを効率的に溜められるパーティ編成にすれば、高頻度でけものミラクルを放っていけるのは強みとなる。
また、けものミラクルは3ターン継続の与ダメージバフも備わっているため、これを活かすためにもMPが素早く溜めるパーティ編成を考慮すべきだろう。
ヘイトを高めるのはあり
キセキ特性の与ダメージバフ効果は自身の体力が70%以下でないと発動しない。
そのため、バトル序盤である程度被弾を狙っていく必要があり、フォトなどで自身のヘイトを上げていくのは有効な策と言える。
耐久性能は高くないため、体力70%以下になってもヘイトが上昇し続けているリスクを下げたいと考えるのであれば、一定の体力値以下になった時にヘイト上昇効果が消える「しょうがないわね!」「にらめっこ」を採用するのが良いだろう。
これらのフォトはどちらも回避が上昇してしまうためヘイトを上げても相手の攻撃を回避してしまう懸念はあるが、それはそれで時間稼ぎにはなるので大きな問題にはならないはずだ。
逆に、体力70%以下になれば回避が上昇する効果も持っているため、これに便乗して「リボンえらび」で回避を強化して、回避タンクに近い運用を狙うのも面白いかもしれない。
タンク役と相性悪い
前述のとおり、キセキ特性を発動させるためには体力を一定量減らす必要があるため、ある程度相手の攻撃を受けないと本領を発揮できない。
その結果、ヘイトを高めて高い耐久で相手の攻撃を凌ぐタンク役とはヘイトの奪い合いになり相性が悪い。
かと言って、「ハクビシン」自身が高い大勇を持っているわけではないのでタンク役がいないとパーティの耐久面が疎かになってしまう。
そのため、タンク役を採用しない場合は味方の耐久を強化する「隊長さーん!」などを味方フレンズに装備させておきたいところだ。
「ミライあるけものみち」で体力を上げるのも手ではあるが、体力を回復し過ぎて70%を超えるとキセキ特性が発動しなくなってしまう点には注意が必要である。
まとめ
「ハクビシン」はアタッカーにて活躍できるフレンズではあるが、けものミラクルによる火力は低いため、工夫をしないと総ダメージはそこまで期待できない。
したがって、必要MPの少ない点を活かしてけものミラクルを乱発させたり、キセキ特性の体力70%以下で発動する火力増加を利用してヘイトを上げたりなど、それなりに工夫が必要になりそうなフレンズだ。
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