けものフレンズ3の『ツンドラオオカミすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「ツンドラオオカミ」が登場した。
今回は同時に実装されたフォトはないので、「ツンドラオオカミ」のみについて評価、解説していくことにする。
ツンドラオオカミ
「ツンドラオオカミ」はマイペース属性のフレンズ。
与ダメージバフの多さと、けものミラクルの火力が高いのが魅力である。
リデザ前の性格と同様に基本一人でいることを望んでいるが、リデザ後の方がツンデレ感が強く、本心やいかにといったところだ。
得意技でひやひや状態を付与できる
まず、「ツンドラオオカミ」の魅力は、得意技にて相手を高確率でひやひや状態にできる点である。
また属性不問であるため、どんな相手でも容易にひやひや状態を付与でき、相手の属性が混同するちからくらべではとても扱いやすく、相手フレンズのけものミラクルや待機スキルを一時的に止めることができる。
また、ひやひや状態はターン経過では解除されず、自身の行動や被弾の回数によって解除される。
そのため、多人数バトルになるちからくらべは、ヘイトを増減させる効果を持っていないのであれば、必然ながら1人当たりの被弾や行動回数も少なくなり、よりひやひや状態を解除しにくい。
さらに言えば、「ツンドラオオカミ」の得意技は相手のひやひや耐性を減少させてから、ひやひや状態を狙うため、運が良ければひやひや耐性持ちのフレンズにもひやひや状態を狙うことが可能だ。
得意技で属性不問のひやひや状態を付与出来るフレンズは「ツンドラオオカミ」を除いてほかに「カナダオオヤマネコ」しかおらず、加えてひやひや耐性を減少させる効果を持つのは「ツンドラオオカミ」しか存在しないため、いかに貴重な存在であることが分かる。
味方のフレンズにはひやひや状態を狙え、且つひやひや状態の相手に火力を上げられる「ホッキョクオオカミ」「セイウチ」を採用すれば、より戦況を有利にすることが可能だ。
火力アップのバフ効果が豊富
「ツンドラオオカミ」は待機スキル、特性、キセキ特性に自身の与ダメージバフ効果を持つ。
そしていずれも15%と強化値が非常に高く、発動条件もないのは非常に魅力である。
与ダメージバフの合計強化値だけで言えば、「【わたしたちのプライド】ライオン」よりも高い。
さらに、待機スキルは2回発動することができ、5ターンも効果が継続するため、待機スキルのバフ重ね掛けも容易である。
けものミラクルではひやひや状態の相手に対して火力が上がるので、これらのバフを活かしてけものミラクルで最高火力を狙うのであれば、相手をひやひや状態にしておく必要がある。
ひやひや状態は「ツンドラオオカミ」の得意技でも可能だが、「ツンドラオオカミ」がBeatフラッグを引けなかったときのために「カナダオオヤマネコ」「ホッキョクグマ」「【ニャギっとスタイリッシュ】マヌルネコ」を採用して、ひやひやを狙える確率を上げておこう。
シーサーバル道場では扱いがやや難しい
攻撃はそこそこあり、けものミラクルはひやひや状態であれば火力が上がり、ダメージバフ効果を豊富に持ち、プラズムの数値も高い。
これだけ揃っていれば、シーサーバル道場ではかなり強いアタッカーとして活躍できそうだが、扱いについてはやや難があることを認識してほしい。
「ツンドラオオカミ」をアタッカーとして扱う場合は、けものミラクル時は必ず相手をひやひや状態にしておく必要がある。
そのためには、「ツンドラオオカミ」がけものミラクルを撃つ前のターンの最後の行動で相手をひやひや状態にしなければならず、そのうえ総攻撃時は「ツンドラオオカミ」がけものミラクルで最初に攻撃しなければならない。
そうしないと、ひやひや状態になってから「ツンドラオオカミ」がけものミラクルを撃つまでに、相手の被弾回数が増えてしまうため、「ツンドラオオカミ」がけものミラクルを撃つ前にひやひや状態が解けてしまう可能性が高い。
これにより、総攻撃時の自由度がかなり低く、Beatコーラスによる火力上げも狙いにくい。
総攻撃のターンに「ツンドラオオカミ」が得意技で攻撃してからけものミラクルを撃てばよいという意見もあるが、この場合だと「ツンドラオオカミ」が一度行動してしまっているため、Tryフラッグで溜めたプラズムがけものミラクルに乗らないという欠点がある。
「ツンドラオオカミ」はプラズムも高いので、このステータスもなるべく無駄にはしたくないところだ。
他に「ツンドラオオカミ」が扱いにくい点は、単純に「ツンドラオオカミ」がBeatフラッグを引けないとひやひや状態を狙えないという点である。
安定してひやひや状態を狙うなら、味方のフレンズに「ホッキョクオオカミ」「ホッキョクグマ」を採用して、けものミラクルでひやひや状態を狙う必要があるが、これだけのためにフレンズ枠を割くのは割に合わない。
「セイウチ」ならけものミラクルで味方の与ダメージバフもひやひや状態も狙えるが、これだけではやや強化値不足を感じてしまう。
そのため、「ツンドラオオカミ」だけでひやひや状態を狙うのは安定感がなく、かなり運に左右される。
よって、味方に頼らない運用をするのであれば、隊長スキルを「オーダーチェンジ」にしてBeatフラッグを引く確率を上げておくべきだろう。
まとめ
「ツンドラオオカミ」は相手を簡単にひやひや状態にでき、与ダメージバフも豊富にそろえている非常に優秀なアタッカーである。
より「ツンドラオオカミ」の強みを生かしていきたいのであれば、ひやひや状態の相手に力を発揮する効果を持つフレンズや、「ツンドラオオカミ」同様に比較的簡単にひやひや状態を狙えるフレンズを採用することで、パーティ全体で有利に攻めていくことが可能になるだろう。
コメント