【けもフレ3】「エリマキトカゲ」が登場！MP加速を活かしてちからくらべで先手を取れ！

けものフレンズ3の『1月体力測定しょうたい』にて、新フレンズ「エリマキトカゲ」が登場した。

同じタイミングに実装された星4フォト「しょうがないわね！」も並べて解説していくことにする。

エリマキトカゲ

「エリマキトカゲ」はファニー属性のフレンズ。

回避に特化したステータスを持つのが特徴。

NEXON版とデザインが異なるものの、性格は同様に強気ながらの憶病で、「ミナミコアリクイ」の様に威嚇が注目視されがちな動物の宿命といえる性格である。

ひやひや、ばてばてヒリヒリ状態のときにそれぞれ耐久面を強化でき、ひやひや状態では毎ターン体力回復、ばてばてヒリヒリ状態では被ダメージ減少効果が付与される珍しい効果を持っている。

もしこの効果を活かしたいのであれば、自身や味方のフレンズだけではこれらの状態異常にはなれないため、バトル相手に依存することになる。

ちからくらべなら、得意技でひやひや状態を狙える「カナダオオヤマネコ」「ツンドラオオカミ」が、ばてばてヒリヒリ状態狙いなら「カマイタチ・治」「スザク」辺りがちょうどよい仮想敵となるだろう。

「エリマキトカゲ」は耐久特化のステータスではないものの、回避の高さや、けものミラクルによる相手の与ダメージデバフ効果を組み合わせれば場持ちの良さは高い方なので、各状態異常により耐久面を向上させる効果をさらに付与できれば、より長期的にバトルに参加させることが可能だ。

また、キセキ特性では自身がギブアップ状態ではない時に味方の火力を上げられるため、これを活かすためにも少しでも長く戦っていてもらいたい。

ただし、ばてばてヒリヒリ状態はダメージを受けるタイプの状態異常であるため、こちらで体力管理を誤らないように注意はしておきたいところだ。

「エリマキトカゲ」は待機スキルの効果が強力で、ファニー属性の味方のMPを大きく加速することができる。

発動率は100％と安定しており、発動回数は2回あるので短いターン数で30のMPを確保することが可能になる。

これにより、短期決戦を求められるちからくらべでは有利に働き、より早い段階で味方のけものミラクルを発動できるのはバトルで優勢を非常に取りやすくなる。

味方には相手全体を攻撃できるけものミラクルを持つフレンズを用意するが良いだろう。

オススメとしてはMPを溜めやすい「ヤタガラス」「チンチラ」などがいると強力な全体攻撃アタッカーとして機能してくれる。

特に「ヤタガラス」ははねかえし持ちでもあるので、ちからくらべではかなり重宝される。

他にも「ハシビロコウ」「アライグマ」でも相性はいいだろう。

前述したキセキ特性での与ダメージバフ効果もあるため、味方のアタッカーの火力も上げられ一石二鳥である。

回避の素のステータスが6％と高く、キセキ特性の効果も含めれば16％まで回避を高められるため、フォトの構成次第ではかなりの回避特化フレンズとして被弾を避けていくことが可能にはなる。

ただし、残念ながらキセキ特性は回避増加とともにヘイト減少効果がつくため、回避タンク役としては向かないのが現状である。

ヘイトが減少するとそもそも攻撃の標的にされないので、大きく回避を上げたところであまり意味をなさない。

どうしても、回避タンク役として扱いたいのであれば、体力50％以下になっても高いヘイトを維持できるようにフォトで調整しておく必要がある。

「リボンえらび」「ジャパリ団参上！」なら、自身のヘイトを上昇させつつ回避も増加させられるので、「エリマキトカゲ」の体力が50％以下になっても高いヘイトを保ちながらお得意の回避で敵の攻撃を避ける戦術が可能になってくる。

画像は完凸後の効果であり、完凸前は回避増加、与ダメージ増加がそれぞれ7％となる。

体力が半分以上の時と半分以下の時で大きく効果が異なり、攻めにも守りにも使えるフォト内容となっている。

類似フォトとしては「オフショット」があり、あちらはヘイトには影響を及ぼさず、体力条件で得られる効果が「しょうがないわね！」とは真逆になっている。

回避を強化できるので、「エリマキトカゲ」とは相性が良いように思えるが、体力半分を切ると回避増加効果がなくなり、おまけにヘイトがさらに減少するためキセキ特性との相性が悪くなる。

体力50％以上の時に守りが固くなり、体力50％以下の時に攻撃に転じる特徴を持つ「二ホンアナグマ」「ロバ」「キンイロジャッカル」とは、このフォトの効果と方針が似ているため、より尖った運用をしていくことが可能になるかもしれない。

「エリマキトカゲ」は場持ちがよく、長期ターンにわたってバトル場に居残れる特徴を持ちながら、ファニー属性の味方の与ダメージバフやMP加速のサポートに徹することができるフレンズとなっている。

回避特化という強みはあるが100％活かしきるのは難しいので、回避の高さはおまけ程度の効果と思っておいた方が良いかもしれない。