けものフレンズ3の『イイズナすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「イイズナ」が登場した。
今回は同時に実装されたフォトはないので、「イイズナ」のみについて評価、解説していくことにする。
イイズナ
「イイズナ」はリラックス属性のフレンズ。
サブ属性にマイペース属性を持つが、マイペース属性に恩恵をもたらす効果までは持ち合わせていない。
「イイズナ」は「けものフレンズキングダム」で「マメジカ」と一緒にメインキャラとして登場しているフレンズである。
となると、「マメジカ」の実装も近いか…?
けものミラクルの連打が可能
「イイズナ」はけものミラクルに必要なMPが非常に少ない。
そのため、うまくMPを溜めることが出来れば、けものミラクルの連打も可能となっている。
また、けものミラクルの与ダメージバフ効果は3ターンと継続ターンが長いため、次のけものミラクル時にこのバフの恩恵を上乗せして放つことも難しい話ではない。
何度もけものミラクルを狙えるということは長期戦で戦うなら役には立つが、けものミラクルのダメージ量は期待できないため、発動回数でダメージを稼ぐことになりあまり良い戦法とは言えない。
よって、短いターンでけものミラクルを撃てるという点で、早期決着になりやすいちからくらべの方が活躍しやすいだろう。
フォトで「だいすきなぬいぐるみ」「しあわせのうたごえ」「わたしたちとあそぼ♡」などを装備させたり、「アードウルフ」や「【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク」でMPの加速を図れば、よりけものミラクルを狙うチャンスが生まれるはずだ。
チキンレースで火力アップを図れるが…
「イイズナ」はキセキ特性により、体力を削れば削るほど火力を上げることができる。
これを利用して、ダメージ量の低いけものミラクルの火力を補填することが可能で、最大約1.46倍の火力を得ることができる。
攻撃のステータスはそこそこあるため、特性やけものミラクルのバフも合わせれば、それなりに通用する火力にはなるだろう。
ただ、問題は体力をどう維持するかだ。
「イイズナ」はけものミラクルや特性で被ダメージ減少効果を複数持っており、待機スキルで被弾率を下げることは可能だが、元々の守りのステータスが低すぎるため、1回の攻撃が致命傷に刺さることが多い。
特に、苦手なフレンドリー属性の攻撃なら得意技レベルでもかなりの体力を削られることになるだろう。
また、この辺は前述した「しあわせのうたごえ」と相性が悪く、体力50%を切るとMP加速ではなく体力回復効果になるため、「イイズナ」の火力を余計に下げる行為になってしまい足を引っ張ることになる。
そのため、被弾しすぎるとギブアップしやすく、かといって被弾させないとキセキ特性によるバフ効果が活かせないので、非常に難しいチキンレースが求められるフレンズと言える。
ライバルフレンズがやや多い
「イイズナ」のキセキ特性と似た効果を持つフレンズは他に「ユキウサギ」が存在し、こちらもリラックス属性である。
単純な火力面で見れば、攻撃のステータスもけものミラクルのダメージ量も高い「ユキウサギ」の方が圧倒的上である。
「イイズナ」はけものミラクルに必要なMPが低いからけものミラクルを連打できる強みはあるが、その火力が低いとなれば必ずしも「イイズナ」が使いやすいとは限らない。
勿論これは目的によって強みが生きるか否か変わってくるため一概には言えないが、チキンレースが出来るリラックス属性のフレンズは「イイズナ」以外にもいることは認識しておこう。
そして、効果は似ていないものの「シーラカンス」も大きなライバル相手となるだろう。
「シーラカンス」はけものミラクルに必要なMPが90と「イイズナ」より高いが、キセキ特性によりバトル開始時にMPを大きく加速できるので、MP60でけものミラクルを撃つことができる。
また、けものミラクル自身にMP加速効果を持つため、2回目以降のけものミラクルも実質70で撃つことができ、「イイズナ」と変わらない。
そのうえ、火力も「イイズナ」より高く、バフ効果も豊富なうえに味方の火力も上げることができるため、「シーラカンス」の方がより目立つ存在となってしまう。
これらを踏まえて、それでも「イイズナ」を採用する場合は何か目的を明確化して採用するのが好ましいだろう。
まとめ
「イイズナ」は自身の体力を削って火力を上げ、けものミラクルを連打して戦うことを得意とするフレンズである。
ただし、耐久力が低いため体力調整が難しい面があることと、同じリラックス属性で「イイズナ」の代理が務まってしまうフレンズがいくらかいるので、使いどころはそれなりに考える必要があるだろう。
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