ポケモンカードゲーム、はじめしゃちょー、グラニフのコラボレーションプロジェクト『P-Lab.』にて、「ピチュー」がデザインされた洋服や生活用品が発表された。
そして、購入特典プレゼントとしてプロモカード「いたずら好きのピチュー」も公開された。
「ピチュー」のカード化は、2009年10月に発売の『ポケモンカードゲームLEGEND 拡張パック ソウルシルバーコレクション』に収録されているものが一番最後となっているため、12年以上の時を経て再カード化されたことになる。
久しい登場ということに期待も込めて、カードの性能を見ていきたい。
「いたずら好きのピチュー」の入手方法
まず初めに「いたずら好きのピチュー」の入手方法だが、『P-Lab.』商品の購入特典として得ることができる。
5/25(水)~5/30(月)まではグラニフ公式オンラインストアにて、予約販売が行われている。
販売開始がされるのは、5/31(火)からとなっており、グラニフ公式オンラインストアを含め実際の国内店舗でも販売される。
グラニフ公式オンラインストアや、国内店舗で購入した場合は『P-Lab.』商品1点につき1枚もらうことができる。
どの商品もかわいいデザインで、ポケカプレイヤーの心をくすぐるものなっているので、是非一度は商品をご覧になってほしい。
また、全国のポケモンセンター、ポケモンストア、ポケモンセンターオンラインでは『P-Lab.』の商品に関わらず、買い物するだけで1人1枚「いたずら好きのピチュー」をもらうことができる。
ただし、無くなり次第終了、一部の商品はプレゼント対象外など、注意点はいくつかあるので、プロモーションカードが欲しい人は、必ず下記の公式ページを一度確認しておくことだ。
ポケモンカードゲーム×はじめしゃちょー×グラニフのコラボプロジェクト「P-Lab.」が発表!
「いたずら好きのピチュー」ステータス
技は無色エネルギー1個で使える「どたばたパーティ」のみとなっており、コイントスに応じて相手全体か自分全体に10ダメージを与える運要素の効果となっている。
HPは30とかなり低いが、ベイビィポケモンとしては妥当の値だろう。
ちなみに、「いたずら好きの」と名前に記されているので、このカードから通常の「ピカチュウ」への進化はルール上できない。
「ヒスイゾロアークVSTAR」と組み合わせる
「いたずら好きのピチュー」の技「どたばたパーティ」が運要素である以上、自分のポケモン全員に被害が及ぶことも十分にあり得る話だ。
なので、それを逆手に取手利用するのであれば、「ヒスイゾロアークVSTAR」との相性が良いだろう。
「ヒスイゾロアークVSTAR」の「のろいをきざむ」は自分の場のダメカンがのっているポケモンの数×50なので、「どたばたパーティ」を使う前にベンチポケモンを並べておけば、最大で300ダメージの火力を出すことができ、ポケモンVSTARをワンパンで倒すところまで持って行くことができる。
自分のベンチにダメカンをばら撒き、「のろいをきざむ」で攻めるデッキは既に利用している人も多く、メジャーなのは「大口の沼」や「ゲンガー」の特性「ならくのうらもん」でダメカンを用意し、「ダメージポンプ」で自分のベンチにダメカンを分配するのが一般的だが、「いたずら好きのピチュー」であれば技ひとつで自分のポケモン全員に手軽にばら撒けるのは評価できる。
ダメージも10ダメージなので、負担を最小限に抑えられるのも優秀だ。
「ヒスイダイケンキVSTAR」と組み合わせる
先程も述べたが、「いたずら好きのピチュー」の技が運要素である以上、必ず自分のポケモンにダメカンをばら撒くとは限らない。
そうなると、「ヒスイゾロアークVSTAR」だけで攻めていくのは不安定過ぎる戦い方になってしまう。
なので、相手のポケモン全員にダメージを与えた場合には「ヒスイダイケンキVSTAR」を使うと、うまく立ち回れる。
「ヒスイダイケンキVSTAR」の技「むじひなやいば」は相手にダメカンが乗っていれば、110ダメージ追加されるので、「どたばたパーティ」のダメージ量も含めれば、230ダメージまで与えることができる。
「ヒスイゾロアークVSTAR」の時と比べれば威力は劣るが、230ダメージだと大半のポケモンVをワンパンでき、「こだわりベルト」を付ければ、耐久力の高い「ハピナスV」も一撃に沈めることができる。
とはいえ、「どたばたパーティ」を使ってから「むじひのやいば」で倒そうとしている時点で、ワンパンとは言い辛いか…。
「ヒスイゾロアークVSTAR」主体のデッキに採用する場合
自分のポケモンにダメカンをばら撒いて「ヒスイゾロアークVSTAR」の「のろいをきざむ」を主体として攻めていくのであれば、デッキ構成がいろいろと変わってくるだろう。
まずは先程挙げた通り、「どたばたパーティ」で相手にダメージを与えた場合を考慮して、「ヒスイダイケンキVSTAR」をサブアタッカーとして採用するべきだろう。
エネルギーも悪タイプで統一できるため、タイプが混同する必要がなくなる。
ただし、ポケモンVSTARが2種類使うことになるので、VSTARパワー枠の取り合いにならに要に注意しよう。
本来なら「ゲンガー」を採用して特性の「ならくのうらもん」でダメカンを用意し、ベンチポケモンを展開する動きが必要だが、「どたばたパーティ」でダメカンをばら撒くすべはあるので、ベンチを展開する術をある程度用意しているなら、無理して採用する必要はない。
ただし、「どたばたパーティ」のコイントスて自分のポケモンにダメージを与えられないこともあるので、「のろいをきざむ」のダメージ量を確保するための保険として採用しておくのもありだろう。
「ダメージポンプ」も不要だが、前述同様に「どたばたパーティ」のコイントス失敗時として使うのはありだ。
しかし、そこまで保険をかけてしまうと、本来の「のろいをきざむ」主体のデッキと差別化が図れなくなり、「いたずら好きのピチュー」の採用価値が完全に薄れてしまう。
スタジアムカードの「大口の沼」は採用する必要はない。
「大口の沼」で20ダメージくらい、「どたばたパーティ」で自分に10ダメージくらえば、「いたずら好きのピチュー」はそのまま気絶してしまうからである。
なので、相手のスタジアムを割るという意味で「ルミナスメイズの森」を採用しておこう。
「どたばたパーティ」のコイントスをやり直せるので、相性も良い。
まとめ
ダメカン管理デッキにこのカードを採用するなら、「ヒスイゾロアークVSTAR」以外にも「ヒスイダイケンキVSTAR」を採用して両刀で攻めていくのが良いだろう。
運要素が大きくなり、不安定な戦い方にはなってしまうが、うまくいけば効率よくダメージを与えることができるので、早い展開から大ダメージを稼げるかもしれない。
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