けものフレンズ3の『3月体力測定しょうたい』にて、新フレンズ「アマミノクロウサギ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「あかりの灯る夜の森」も並べて解説していくことにする。
アマミノクロウサギ
「アマミノクロウサギ」はフレンドリー属性のフレンズ。
ステータスは体力が高めに設定されている。
日本では1920年まで食用とされたり、婦人薬になると信じられ捕獲されてきたが、翌年には天然記念物に指定された。
交通事故や天敵による捕食で数は減ったが、天敵のフイリマングースの駆除が進んだことにより、現在は回復傾向にある。
しかし、それに伴い最近では農作物の食害被害が増加するという問題も増え始めているという。
けものミラクルは蘇生以外の効果も活用したい
けものミラクルは被ダメージ減少バフとMP加速効果の他に、味方1人を体力50%で復活させる蘇生効果を持つ。
フレンドリー属性で蘇生けものミラクルを持つフレンズは「【大きな瞳の美人顔】サーバル」に続く2人目となり、あちらは味方全体を蘇生できる代わりに、こちらは蘇生時の体力回復量が大きいのが特徴。
他にもステータスが耐久寄りだったり、Actionフラッグを3枚持つなど似ている部分が多い。
蘇生効果はやや珍しい効果で貴重ではあるが、必要MPが120と重いのが難点である。
蘇生効果だけが目的であれば、もっとMPが軽い「アオツラカツオドリ」「フンボルトペンギン」「アルパカ・ワカイヤ」が存在する。
また、最近ではけものミラクルではなく、「二ホンカワウソ」「オイナリサマ」「グリズリー」のように待機スキルで気軽に蘇生を行えるフレンズもいるため、蘇生だけのために「アマミノクロウサギ」を使うのは差別化が難しいだろう。
一応、「アマミノクロウサギ」のけものミラクルは被ダメージ減少バフが付与されるため、味方を復帰させた後に相手のターンの敵の大技等で復帰させたフレンズが即座に倒されるのを防ぐことができる強みはある。
また、「アマミノクロウサギ」のけものミラクルと同時に「ホルスタイン」の待機スキルで味方の体力回復を図れば、復帰させたフレンズの体力を即座に72%まで回復させることができ、簡単に戦線復帰させることができる。
MP加速効果もそこそこ強く、味方のけものミラクルを早めるほかに、自身の次回以降のけものミラクルを実質必要MP100に抑えることができるので、蘇生効果も含めて長期戦では活用できるだろう。
このように、「アマミノクロウサギ」のけものミラクルは蘇生効果がメインではあるが、被ダメージ減少バフやMP増加効果と合わせて、蘇生以外の目的も持たせて使用したいところだ。
とにかく倒されにくい
元々耐久寄りのステータスであることに加え、被ダメージ減少バフを備えているほか、待機スキルで体力を回復することもできるので簡単にギブアップすることは無いだろう。
相手がリラックス属性なら得意技で相手の与ダメージを減少させることができるため、ここでも疑似的に自身を含む味方全体の耐久を上げることが可能だ。
そして、「アマミノクロウサギ」は2つのヘイト減少効果を持つ。
1つ目は待機スキルにより発動するもので、2ターン継続する。
2つ目はキセキ特性により体力一定値以下で発動するもので、条件を満たせば常時発動し続ける。
これらのヘイト減少効果によって攻撃の被弾回数を大きく減らせるので、耐久寄りのステータスと効果も合わせればとにかく倒されにくくなる。
相手から狙われにくくなる以上、耐久を活かして盾役という運用は難しいが、パーティの中でも最後の方まで生き残れる点はけものミラクルによる蘇生効果と相性がよく、ギブアップした味方を安定して復活させることができるのは嬉しい。
「【大きな瞳の美人顔】サーバル」と合わせた蘇生特化パーティは強い?
攻撃を完全に捨てて、同じく蘇生効果を持つ「【大きな瞳の美人顔】サーバル」と組み合わせれば、持久戦では粘り強く戦うことができる。
どちらもけものミラクルによる必要MPは重いが、2人ともActionフラッグを3枚持つため、比較的MPを溜めやすく、「アマミノクロウサギ」のMP加速効果もあって中盤戦に以降のけものミラクルは狙いやすくなっている。
ただし、蘇生効果だけで体力回復効果が乏しいので「ホルスタイン」等のヒーラー役は必須となるだろう。
また、MPが溜めやすいとはいえ、ぼんやりうっかりには弱いので体力回復効果を持つ「エナガ」も十分採用候補には入ってくる。
あれもこれも採用してしまうと純粋にフレンズ枠が厳しいので、パーティ編成の可能性の幅を持たせられないのはやや懸念になるかもしれない。
あかりの灯る夜の森
画像は完凸後の効果であり、完凸前は回避増加効果がなくなり、与ダメージ増加効果、命中率増加効果が6%となる。
複数のステータスを強化でき、いずれも強化値がそこそこ高いのは魅力であるが、やはりステージの時間が夜と定められている点が懸念となる。
また、与ダメージバフ効果を持つため効果はアタッカー向きだが、フォトのステータスはどちらかというと耐久寄りとなっており、効果とステータスがあまり釣り合っていない。
純粋にアタッカーの火力を上げたいのであれば、「よるに花咲く」の方が優秀である。
ステータス全体をバランスよく上げたいのであれば価値はあるが、何か目的を持たせて採用すのは難しいところがある。
まとめ
「アマミノクロウサギ」は貴重な蘇生効果を持つ耐久型のフレンズである。
ただ、より強い蘇生効果を持つフレンズは他にもいるため、MP加速効果や被ダメージ減少効果を活かしていきたいところだ。
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