けものフレンズ3の『イロワケイルカすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「イロワケイルカ」が登場した。
同時に実装されたフォトはないので、「イロワケイルカ」のみについて評価、解説していくことにする。
イロワケイルカ
「イロワケイルカ」はラブリー属性のフレンズ。
守りのステータスが高く、現時点でラブリー属性の中で2番目の高さを誇る。
南アメリカ南端の海域に生息し、浅瀬を好む。
7~8歳で成熟し、飼育下では21歳が最長飼育記録とされているが、正確な寿命は分かっていない。
強力なバッファー
けものミラクルは単体ダメージを与えられるものとなっているが、魅力なのは味方への与ダメージ増加効果だろう。
ラブリー属性であれば2回のバフ効果が入るため、累計約1.49倍の火力を上げることができる。
継続ターンも3ターンと長めに設定されており、シーサーバル道場でバッファーとして扱う場合はWバフを狙っていきたいところだ。
Actionフラッグも質が高めのものが3枚構成となっているため、Actionフラッグの枚数が多くなるようにフレンズを編成すればけもコーラスも狙いやすく、Wバフを成功させやすくなっているのもありがたい。
けものミラクル以外の火力バフ効果は、キセキ特性による強化値が控えめの効果1つしかないが、常時発動する効果であるため忘れずにキセキ特性は開放しておこう。
MP補填効果はWバフのサポートにはならない
「イロワケイルカ」は得意技、待機スキル、キセキ特性にてMPを増加させる効果を持っており、けものミラクルをやや狙いやすいように設計されている。
ただし、これらはシーサーバル道場でのWバフとしてのサポートにはならない点には注意しておきたい。
キセキ特性のMP加速効果はバトル開始時のため、Wバフのタイミングでこれを活かすことはできない。
得意技や待機スキルのMP増加効果も増加量はそこまで大きくないため、これならActionフラッグで1回行動したほうがより多くのMPを溜められるだろう。
そのため、「イロワケイルカ」でWバフを狙っていく場合は他のフレンズやフォトでMP補填をサポートする必要がある。
おすすめは「イエウサギ」「ジョフロイネコ」辺りで、けものミラクルによるMP増加効果が大きく、与ダメージ増加効果もあるため、アタッカーの火力をさらに上げることができる。
他のバッファーとの比較
ラブリー属性でWバッファーと言えば、「ステラーカイギュウ」「【オシャレリーダー】チャップマンシマウマ」がいる。
Wバフが成功し、特性やキセキ特性も考慮したバフ強化値を比較すると、「ステラーカイギュウ」が約2.444倍、「【オシャレリーダー】チャップマンシマウマ」が約2.448倍、「イロワケイルカ」が約2.214倍となる。
「イロワケイルカ」が3人の中で強化値が一番低く必要MPが一番多いので、Wバフを成功させたとしても他の2人ほどの強化値が期待できないのはやや残念な点である。
ただ、「イロワケイルカ」の強みとして味方に対してぼんやりうっかり耐性を付与できる。
ぼんやりうっかり状態はWバッファーの大きな天敵であるため、これを対策できるのは大きい。
他のWバッファーのWバフを狙える余力があるのであれば、そのWバフも安全に狙っていけることになるので、Wバッファーを複数採用している中級者以上には痒い所に手が届く効果と言えるだろう。
まとめ
「イロワケイルカ」は可能であればWバフを狙っていきたいWバッファーのフレンズである。
ただ、必要MPがやや重く、Wバフを狙うためのMPの補填する力はないので、他のフレンズやフォトで補う必要がある。
コメント