けものフレンズ3の『ドラゴンサーバルすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「ドラゴンサーバル」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「みゃみゃみゃドラゴン!」、星3フォト「ふたりでいっしょに」も並べて解説していくことにする。
ドラゴンサーバル
「ドラゴンサーバル」はファニー属性のフレンズで、サブ属性にフレンドリー属性を持つ。
体力と攻撃が高く、プラズムは80となっており、現時点で全フレンズの中で「白龍」と並んで一番高い。
そして、初のSpecialフラッグ持ちのフレンズとなる。
Specialフラッグが実装
新フラッグとなるSpecialフラッグが実装された。
SpecialフラッグはBeat、Action、Tryフラッグの全てを備えたようなフラッグとなっており、得意技を発動させつつ、MPとプラズムを溜めることができる。
けもコーラスはBeatフラッグと連続して選択されることで発動し、けもコーラスの効果はBeatフラッグのけもコーラスと同じ扱いになる。
そのため、簡単に言うとSpecialフラッグはMPもプラズムも溜められる万能Beatフラッグという認識でいいだろう。
ためこみ上手分のMPを全消費するけものミラクル
「ドラゴンサーバル」はためこみ上手状態を常時発動しているため、けものミラクル2回分のMPを溜めることができる。
ただし、けものミラクルを発動するとけものミラクル1回分のMPに加え、余分に溜まっているMPを全て消費してしまうようになっている。
これによりけものミラクル2回分のMPを溜めても連続してけものミラクルを撃つことはできない。
代わりに、余分に消費したMPの量に応じてけものミラクルの効果が強化されるようになっている。
一つ目は消費するMPが5多いごとに与ダメージ増加と被ダメージ減少効果が得られる。
余分でMP80消費すれば最大32%(累乗の場合約37%)の強化値になり、かなり大きい。
継続ターンも3ターンと長くWバフも狙えるが、バフ効果は余剰のMPを消費して得られる効果のため、1回目と同じ16バフ効果を得たいのであれば合計160のMPを溜める必要がありあまり現実的ではない。
ただ、2回目のけものミラクルはバフではなくダメージを与えることを主として使うのであればMP80で済むため、Wけものミラクルも十分有効な手段となる。
2つ目と3つ目の効果は全状態異常耐性減少とルンルンきぶん付与99ターンとなっており、状態異常耐性を持ち長期戦になりやすい高難度クエストで活躍させやすいだろう。
MPを溜めやすい
けものミラクルでMPを多く消費するしてしまうが、代わりに待機スキルとキセキ特性でMPを補填することができ、ある程度MPを溜めやすくなっている。
ためこみ上手分のけものミラクルのMPを溜める場合も、少ないMPでけものミラクルの乱発を狙う場合も、このMPを増加させる効果は意識して活用したいところ。
ただ、これだけではやや物足りないため、パーティ編成でも「ドラゴンサーバル」のMPを加速できる術を用意しておきたい。
特に、けものミラクルをなるべく連打していきたいのであれば、「ムック」や「わたしたちとあそぼ♡」など、一度きりのMP増加よりも毎ターンMPを加速できるものが望ましい。
サブ属性にフレンドリー属性を持っていることから、「シマリス」「マーモット」のMP加速効果で一気に溜めることができるのも面白い。
あくまで敵が複数いる時に強い
「ドラゴンサーバル」のけものミラクルは全体攻撃となっているが、相手が単体の場合は火力が大きく向上するようになっている。
そのため、敵が複数であろうが単体であろうがそう火力は折る程度維持することができ、シーサーバル道場で扱う場合はそれなりのスコアは期待できるだろう。
ただし、単体相手の場合の火力で見た場合は、「ブラックサーバル」の存在が大きく、攻撃のステータスがいくら高くても、「ブラックサーバル」の豊富な火力バフ効果でどうしてもさを付けられてしまう。
プラズム値においては「ブラックサーバル」よりも20も高いのでTryフラッグによるバフで差をつけたい「ドラゴンサーバル」ではあるが、「ブラックサーバル」はプラズムチャージ効果が1回分追加されたり、その追加分のプラズムチャージをためこみ上手で2回目のけものミラクルに反映されるなど、あちらもあちらでプラズム値を無駄にしない動きができるため差別化が図れない。
そのため、「ドラゴンサーバル」はシーサーバル道場でも扱うことはできるが、基本的にはちからくらべの様に、複数の敵を相手にした方が強みを生かしやすいだろう。
みゃみゃみゃドラゴン!
画像は完凸後の効果であり、完凸前は体力が70%以上の時に発動する与ダメージ増加効果が8%となる。
攻撃に特化したフォトとなっており、攻撃のステータスも強化値も非常に高いのが魅力である。
似た効果を持つ火力特化フォトの「れっつぱーんち!」よりも、攻撃のステータス、強化値、発動条件の緩さの全てにおいて勝っているので、完全に上位互換と言えるだろう。
とはいえ、体力70%以上の発動条件は安定感に欠ける。
バフ効果もこの発動条件を満たすことで得られる強化値が高いため無視することもできない。
シーサーバル道場でスコアを伸ばすには重宝されそうだが、タンク役を使うなり、ヒーラーを使うなり、体力を温存する運用は求められるだろう。
ふたりでいっしょに
完凸前は命中率増加と相手の回避減少が4%となる。
自身の命中率を上げて相手の回避を下げる命中特化のフォト。
相手の回避を減少させる効果は星3フォトとしてはこれが初となる。
素の回避が高い「キンシコウ」や「アイアイ」相手にするときに有効である。
相手全体の回避減少により、フォトを装備していないフレンズも疑似的に命中率をあげられるのもありがたい。
ただし、強化値が極めて高いわけではないので、「ジャイアントペンギン」の様に急激に回避を上昇させる相手にはあまり効果を期待できないだろう。
まとめ
「ドラゴンサーバル」は単体相手にも複数体相手にも臨機応変に戦えるアタッカーとなっている。
MPをとにかく消費するフレンズなので、MPを補填できるようにパーティ編成は意識したい。
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