けものフレンズ3の『8月体力測定しょうたい』にて、新フレンズ「ルリコンゴウインコ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「楽しくダンスダンス♪」も並べて評価、解説していくことにする。
ルリコンゴウインコ
「ルリコンゴウインコ」はマイペース属性のフレンズ。
攻撃が比較的高く、マイペース属性の中で5番目の高さを誇る。
あまりしっくりこない順位ではあるが、四神の「セイリュウ」の次に高いと言えばなかなか驚きだろう。
ライバルとの差別化
「ルリコンゴウインコ」のけものミラクルは相手全体攻撃技の内容となっており、アタッカーとして戦うのが最適だろう。
マイペース属性で相手全体を攻撃するけものミラクを持つフレンズは、「シーサー・レフティ」「ホッキョクグマ」「トド」「カタカケフウチョウ」「サラブレットくりげ」と非常に多く、ここに相手全体に均等割ダメージを与えられるフレンズまで加えるなら、「セイリュウ」「ウィッチ」「【天才発明家・G】ギンギツネ」等が存在し、似たようなアタッカーはたくさん存在する。
数多くいる中で「ルリコンゴウインコ」を採用する場合は、それなりの明確な目的や他のフレンズとの差別化が必要となってくるだろう。
今回は全体攻撃を持つアタッカー(均等割ダメージのアタッカーは除く)の中で「ルリコンゴウインコ」の強みを紹介していくことにする。
多数の与ダメージバフ効果
アタッカーに求められる効果の中で一番重要となってくるのは、与ダメージ増加効果の多さだ。
「ルリコンゴウインコ」は待機スキルに2つ、特性に1つ、キセキ特性に2つと合計5つものバフ効果を持っている。
各値はそこまで高いものではないものの、自身のステータスやステージ等に依存せず、発動条件が無いのが魅力だ。
各フレンズのバフ値やバフ効果をすべて発動した時のけものミラクルダメージ量を比較した結果は下記の通りとなる。
フレンズ名 | バフ合計値 | 味方へのバフ合計値 | バフ効果を含むけものミラクルダメージ量 |
ルリコンゴウインコ | 約1.534倍 | 約1.103倍 | 303.76% |
シーサー・レフティ | 約1.493倍 | なし | 543.34% |
ホッキョクグマ | 約1.546倍 | なし | 605.88% |
トド | 約1.38倍 | 約1.2倍 | 347.76% |
カタカケフウチョウ | 約1.66倍 | なし | 347.76% |
サラブレットくりげ | 約1.518倍 | 約1.2倍 | 425.04% |
「ルリコンゴウインコ」のバフ合計値に関しては3番目に高く、味方へのバフ効果も持ち合わせているため、この6人の中では優秀なバフ効果を持っていると言えるだろう。
さらにいえば、「ルリコンゴウインコ」以外のフレンズが全てのバフ効果を発動されせるためには、フラッグに依存したり、相手が特定の状態異常であるとき等、ある程度狙わないと条件を満たせないバフ効果を何かしら1つ持ち合わせているため、この条件を満たせなければ、上記のバフ効果未満の値となってしまう。
「ルリコンゴウインコ」にも体力が80%以上の時に発動するバフ効果があるが、待機スキルに体力を30%回復できる効果を持ち合わせているため、然程難しい条件ではないので、安定して最大バフ値を叩き出すことができる。
ただし、けものミラクルの素のダメージが低いことが足枷となり、バフ効果を含めたところでダメージ量は物足りなさを感じてしまう。
一番高い「ホッキョクグマ」とはダブルスコアに近い数値分離れており、お世辞にも高いダメージ量とは言えない。
必要MPの低さ
けものミラクルのダメージ量が低い「ルリコンゴウインコ」はいくらバフを積んだところで、他のフレンズとのけものミラクルとはダメージ量が大きくかけ離れてしまうことが分かった。
この欠点を埋め合わせるには、とにかくけものミラクルの発動回数で物を言わせるしかない。
「ルリコンゴウインコ」のけものミラクルに必要なMPは70となっており、上記表の他5人のフレンズを含めて一番低い。
そのため、彼女自身にMPが溜まりやすくなるフラッグ、フォト構成を考えてあげれば、かなりの高頻度でけものミラクルを狙っていくことができる。
また、得意技でもMPを溜める効果を持っているため、MP管理においては苦労することはほとんどないだろ。
ちからくらべで本領を発揮
ちからくらべは相手のパーティの編成が特殊得ない限り5対5で戦うので、全体攻撃のけものミラクルが大きく活躍する。
また、早い段階で1人でも多くの相手をギブアップさせることができれば、試合を有利に持って行きやすいため、早くMPを溜めて何度もけものミラクルを撃てる「ルリコンゴウインコ」であれば、早い段階で優位な戦況を作りやすくなる。
たとえ相手が耐久力の高い1人のフレンズを盾役として、他の4人で攻めるというよく見かけるパーティが相手だとしても、全体攻撃となれば盾役の意味も潰すことができるので、作戦を大きく崩すことが可能だ。
パーティの組み合わせとして「アードウルフ」はなかなか相性が良い効果をしている。
「アードウルフ」はけものミラクルで味方のMPを10増加できるため、「ルリコンゴウインコ」のけものミラクルを早く撃つための貢献をしてくれるほか、与ダメージバフ効果もあるためダメージの底上げもできる。
さらに、「アードウルフ」自身がフレンズ戦で強さを発揮できるステータスをしており、ただでさえ必要MPが60と低い「アードウルフ」は待機スキルでMPを40増加させることができ、こちらも頻繁にけものミラクルを狙える。
キセキ特性では全体攻撃による被ダメージ増加のデバフを相手全体にかけることができ、「ルリコンゴウインコ」のけものミラクルと噛み合っている点も評価できる。
楽しくダンスダンス♪
画像は完凸時の効果で、完凸前は与ダメージ7%増加で、ルンルンきぶんの発動条件が体力90%以上。
そこそこの攻撃ステータスと、与ダメージ増加効果を持っている点から、アタッカーに持たせるべきフォトとなるだろう。
また、ルンルンきぶん状態を付与できる珍しい効果を持っており、フォトではこれが初めてとなる。
体力条件が高めとなっているため、狙って発動するのであれば、多少は体力管理を配慮する必要がある。
そもそも、アタッカーなら少なくとも与ダメージ減少効果を対処できれば然程問題はないので、与ダメージ減少効果を解除できるフレンズが他にいるのであればそちらで対処したほうが良いかもしれない。
また、味方全体にルンルンきぶん状態を付与できる「【わっふいわっふーい!】マイルカ」や「【みんなでジャスティス】ハクトウワシ」など優秀なフレンズが出てきているほか、フレンズ戦に至ってはルンルンきぶんを解除できる効果を持つフレンズも増えてきているため、貴重な効果ではあるものの活躍できる場面が狭まってきているのも現状である。
まとめ
マイペース属性には全体攻撃を可能とするアタッカーが多く存在するが、その中でも「ルリコンゴウインコ」はけものミラクルを頻繁に撃って戦うことを得意とするフレンズとなっている。
ちからくらべ等の多人数相手と戦う場面では活躍しやすく、「アードウルフ」と組み合わせることでより「ルリコンゴウインコ」の強さを発揮できるだろう。
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