けものフレンズ3の『スマトラトラ4月体力測定しょうたい』にて、新フレンズ「セキショクヤケイ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「レディー・アフター」も並べて解説していくことにする。
セキショクヤケイ
「セキショクヤケイ」はファニー属性のフレンズ。
ステータスはいずれも平均的な値となっており、フラッグも構成にバランスが取れているため非常に扱いやすい。
また、様々な状態異常耐性を持っていることから、どんな相手やバトルでも参加させやすい特徴を持っている。
くらくら状態に特化した効果
「セキショクヤケイ」は得意技と特性によって、くらくら状態の相手に与える与ダメージが増加する効果を持っている。
その強化値も非常に高く、これを活かさない術はないだろう。
よって、くらくら状態にさせる必要があるが、この点に関してもけものミラクルでくらくら状態を高確率で付与できるので、このフレンズ単体で役割が完結している優れたフレンズと言える。
ただし、けものミラクルだけでのくらくら状態付与では、あまりにも手段が乏しいので、他のフレンズでくらくら状態を付与できる術は別途用意しておきたいところだ。
また、おまけとして備えている相手のくらくら耐性減少効果も優秀で、万が一相手にくらくら耐性を持つフレンズでも多少対抗できる手段を持っている点は評価したい。
こちらの効果も、これ単体だけではあまり大きな恩恵を受け辛いので、フォト「おすすめのばしょでち!」を複数のフレンズに装備できれば、より相手のくらくら耐性を崩すことが出来、優位にくらくら状態を軸とした戦法を仕掛けていくことが可能だ。
相性の良いフレンズ
前述したとおり、「セキショクヤケイ」だけではくらくら状態をにできる手段が少ないため、他フレンズでくらくら状態を付与してく術を確保したい。
同じファニー属性で有力になるのは、「アメリカビーバー」になるだろう。
「アメリカビーバー」は得意技で相手を中確率でくらくら状態を付与でき、星3の初期フレンズとしては優秀過ぎる効果を持っている。
くらくらの継続ターンは1ターンしかないので、「アメリカビーバー」の得意技の後に「セキショクヤケイ」の行動を合わせる必要があるが、得意技だけでくらくら状態を常に狙っていける点は非常に扱いやすい。
同じく、得意技でくらくら状態を付与できる「コツメカワウソ」や「ゴルゴプスカバ」は、付与確率が低かったり、相手の属性に依存したする部分があるためやや安定感が欠ける。
他には、けものミラクルでしか狙うことが出来ないが、「カマイタチ・転」もありかもしれない。
こちは直接「セキショクヤケイ」と相性が良いわけではないが、「カマイタチ・転」のワイルドフォトは相手のくらくら耐性を減少させられるため、万が一けものミラクルが使えなくても、いるだけで役割を果たしてくれる。
ファニー属性以外で相手が多人数のフレンズ戦の時は、「ビャッコ」の得意技で高確率に付与できるほか、「カタカケフウチョウ」のけものミラクル、「ジャック・オー・ランタン」のキセキ特性で相手全体のくらくら状態を狙うことが可能だ。
他にも、全体くらくら状態を狙えるけものミラクルを持つ「トキ」「タスマニアデビル」や、相手の属性関係なく高確率で付与できる「エジプトガン」、待機スキルでくらくらを狙う「ウミネコ」も有力な候補にはなるが、これらのラブリー属性フレンズを採用する場合はそものそも「セキショクヤケイ」よりも「ニワトリ」を軸としたくらくら特化パーティを構成するのが優先だろう。
「ニワトリ」も「セキショクヤケイ」と同様にくらくら状態の相手に与ダメージバフがかかるが、効果の対象は味方のラブリー属性に限られるため、「セキショクヤケイ」は対象外となる。
そのため、「ニワトリ」のバフ効果を活かすためにラブリー属性を多用すると、今度は「セキショクヤケイ」の特性が自分以外に活かし辛くなるのでフレンズの属性の比率配分が難しい。
「セキショクヤケイ」と「ニワトリ」の組み合わせもそこそこ強い点は理解できるが、全ての長所を持ち込めない分、強みを100%活かすのは難しいので、無暗に両方採用するのは控えたほうが良いだろう。
高難度クエストをクリアしやすくなる?
高難度クエストで相手が単体であれば、くらくらを連続で付与して相手の行動を封じ続けるくらくらハメが可能になる。
先程の「アメリカビーバー」を併用し、「セキショクヤケイ」のけものミラクルと組み合わせてくらくら状態を頻繁に付与できれば相手の行動を大きく止めることが出来る。
もちろんこれだけでは運ゲーであり、永続的にくらくら状態に陥らせるのは難しいが、高難度クエストで「セキショクヤケイ」を使っているのであれば相手がフレンドリー属性である可能性が高いので、得意技でくらくら状態を付与できる「ツノサイチョウ」「ゴルゴプスカバ」も採用候補となってくる。
とは言え、最終的にはいくら対策したとしても運ゲーであることは拭えないので過信はできないが、ある程度なら楽してバトルを進められるかもしれない。
レディー・アフター
画像は完凸後の効果で、完凸前は与ダメージ減少効果に体力50%以下の発動条件が付く。
相手全体の与ダメージを減少させられるので、フレンズ戦等の多人数が相手の場合に活躍するフォトとなる。
そして、くらくら耐性を持つため、多人数戦で有利なくらくら効果を持つ「ジャック・オー・ランタン」や「ビャッコ」のくらくら対策としても優秀な役割を担ってくれる。
ただし、単純にくらくら体制を取りたいだけであれば、「はなまるだね!」や「てんてハンティング」の方が優秀であるためこちらを採用する理由は薄い。
あちらと差別化を図るためには、こちらは守りステータスの高さや、与ダメージデバフ効果を活かして耐久を高めることを優先で採用したい。
そのためにも、完凸前は与ダメージ減少効果に体力50%以下の発動条件はやや邪魔な効果となるため、出来る限り完凸して使いたいところである。
まとめ
「セキショクヤケイ」はくらくら状態に特化したフレンズで、上手く相手をくらくら状態にしていけば、自身を含むファニー属性の火力を上げていくことが出来る。
ただし、くらくら状態にする術は少ないため、「アメリカビーバー」を筆頭に得意技で常時くらくら状態を付与できるフレンズでパーティを構成してあげるのが良いだろう。
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