けものフレンズ3の『ドキドキ?ワオーン!のオバケ探ししょうたい』にて、新フレンズ「N・ハイランドワイルドドッグ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「わんモア・メロディ♪」、星3フォト「暑いねぇ~」も並べて解説していくことにする。
N・ハイランドワイルドドッグ
「N・ハイランドワイルドドッグ」はマイペース属性のフレンズ。
体力が非常に高く、マイペース属性の中で一番の高さを誇り、同時に守りのステータスも魅力的でこちらもマイペース属性で2番目の高さとなる。
耐久に特化した中で、MPを加速できる効果を豊富に持つのが特徴的なフレンズとなっている。
けものミラクルを何度も回せる
「N・ハイランドワイルドドッグ」の一番の魅力は、とにかくけものミラクル何度も発動させやすいことだろう。
MP加速効果を豊富に持ち、待機スキルでは最大合計30のMPを溜めることが可能で、キセキ特性では毎ターン4のMPを溜められる点が非常に強力だ。
Actionフラッグも3枚構成と多く、万が一Actionフラッグが引けなかったとしても、得意技でもMPを加速できるため、取りこぼしも非常に少ない。
また、けものミラクルに必要なMPがそもそも少なく、けものミラクル自身の効果でもMPを加速できる点から、2回目以降のけものミラクルは(キセキ特性の毎ターンMP増加効果も含めて)MP60という驚異的な低コストで済むという優秀さを持つ。
与ダメージバフ効果は2ターンしか継続しないためWバフは難しいが、これだけMPを溜めやすい性質を持っていることから不可能な領域ではない。
けものミラクル発動時にActionフラッグでけもコーラスを発動させつつ、「コアラ」「【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク」などの味方のMP加速が出来るフレンズと組み合わせ、フォト等でMPを少量補えば、「N・ハイランドワイルドドッグ」の2ターン連続けものミラクルを狙うことは可能だ。
勿論のこと運による部分は大きいが、それが狙えるほどMPが簡単に溜まるという強みを持っている証拠となる。
味方への火力とMP支援が優秀
「N・ハイランドワイルドドッグ」は自身のサポートだけでなく、味方へのサポート効果も豊富に備えている。
その中でも、火力とMP支援は扱いやすく、シーサーバル道場で活躍させやすいと言えるだろう。
火力支援は特性の10%増加と、けものミラクルの29%増加効果を持つ。
先ほど述べたように、もしWバフがうまくいけば約1.83倍のバフ効果となるため、できる限り狙っていきたい。
ただし、Wバフが失敗した場合のバフ値は約1.42倍まで落ちるため、Wバフがうまくいかなかった時のリスクはそれなりに覚悟しておいたほうが良いだろう。
MP支援効果は初級者上級者問わず使いやすく、シーサーバル道場でならMP事故でけものミラクルに必要なMPが溜まりきらないフレンズの助けとなってくれる。
また、味方にWバフを狙うフレンズがいる場合はそちらとも相性が良く、「N・ハイランドワイルドドッグ」のけものミラクルとキセキ特性によるMP加速効果で、味方のWバフの成功率を大きく高めてくれるだろう。
「N・ハイランドワイルドドッグ」自身がWバフに失敗しても、ほかのフレンズでWバフが狙えるなら損失も少なくて済むことになる。
ぼんやりうっかりには要注意
MPを溜めやすいフレンズにはもうおなじみの弱点があり、それがMPが溜められなくなるぼんやりうっかり状態になる。
MPの溜まるスピードが早く、けものミラクルをガンガン回していくスタイルに対してMP加速を止められては、完全に機能を停止させらるのと同然である。
そして、これは「N・ハイランドワイルドドッグ」も例外ではない。
2回目以降のけものミラクルのMPが実質60という低さで済むのに対して、MPを少しも溜めることができないのであれば、必要MPの軽さというメリットは何も意味をなさない。
そのため、相手がぼんやりうっかり攻撃を使ってくることが把握できているのであれば、対策は必須になるだろう。
フレンズで対策する場合は「カマイタチ・切」「アゴヒゲアザラシ」をパーティに加えておくのが最善策で、フォトなら「まよなかぴかぴか」「ゆらゆらゆれて」で確立を下げておくのが良い。
ライバルは「コアラ」と別属性「ワシミミズク」
「N・ハイランドワイルドドッグ」のように味方の火力やMPを支援しつつ、比較的少ないMPでけものミラクルを狙えるマイペース属性のフレンズは存在し、それが「コアラ」と「【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク」(以下、「ワシミミズク」)にあたる。
「コアラ」はけものミラクルに味方への火力支援はないものの、シーサーバル道場でなら待機スキルやキセキ特性等を組み合わせて最大1.57倍ほどのバフ効果を比較的簡単に得られる。
「ワシミミズク」なら、相手を状態異常にし、比較的簡単なWバフを決めれば、約1.7倍ものバフ効果にも及ぶ。
「N・ハイランドワイルドドッグ」はWバフを成功させれば火力支援の高さは魅力だが、その難易度がかなり高いのが懸念点となる。
リスクを下げるのかリターンを狙うのか、どちらを取るかはよく吟味したほうが良いだろう。
ただ、だからと言って「N・ハイランドワイルドドッグ」は使いにくいかというとそんなことはなく、むしろMPに関してはけものミラクル以外にもキセキ特性で味方を支援できる点は、ほかの2人にはない「N・ハイランドワイルドドッグ」唯一の強みと呼べる。
パーティのMP不足問題はこのフレンズ1人で全て解決しているといっても過言ではなく、特に初心者にはかなり扱いやすいフレンズと言えるだろう。
わんモア・メロディ♪
画像は完凸後の効果であり、完凸前はBeatフラッグによる与ダメージ増加が7%、味方全体の与ダメージ増加が3%となる。
味方の与ダメージを挙げる貴重な効果を持っており、パーティ全員に持たせれば持たせるほど相乗効果でよりバフ値が強力になる。
ただ、上には上がおり「ひっそりまったり」の方が強化値は僅かながら高く、あちらは発動条件すら持たないため、強さと扱いやすさのどちらを取っても「ひっそりまったり」より劣る部分がある。
特に体力50%以下という条件は使いづらく、味方全員に持たせるなら、味方全員が体力50%以下になるように運用する必要があり、リスクのわりにリターンが低いのが難点だ。
ちからくらべにおいて、相手が「ヒグマ」や「カタカケフウチョウ」などの全体攻撃を軸としたパーティが相手なら、こちらのパーティもバランスよく体力が削られていくため、このフォトの強みはやや発揮できるかもしれない。
一応与ダメージが高く、装備したフレンズ自身にBeatフラッグによる火力強化もあることから、アタッカーに持たせたいという思いもあるが、「誰よりも速く!」「くものうえのけしき」等の火力強化を持つライバルフォトは多く存在する。
暑いねぇ~
画像は完凸後の効果であり、完凸前は被ダメージ減少効果が5%、毎ターン体力回復効果が3%となる。
被ダメージ減少と毎ターン体力回復効果を持ち、耐久役のフレンズに持たせたいフォトとなっている。
毎ターン体力回復効果や、☆3フォトとしては守りのステータスが高いなどの優秀な点は多いが、フォトの効果はサバンナの地形でないと発動しないという大きな懸念点を持っている。
すなわち、サバンナ以外の地形では何も効果を持たない残念なフォトとなってしまう。
「アミメキリン」「トムソンガゼル」はサバンナ地形の時に被ダメージ減少効果を大きく強化できるため、このフォトと併用すればより耐久力を高めることができるが、そもそもこれらのフレンズを耐久寄りに強化させて運用する目的にやや疑問が残る。
まとめ
「N・ハイランドワイルドドッグ」は自身のけものミラクルを何度も回して、味方の火力とMPを支援できるフレンズとなっている。
Wバフは難しいかもしれないが、味方のWバフを成功させやすくする利点は持っているため、Wバフに慣れていないプレイヤーにも扱いやすいのが魅力だ。
コメント
イラストがオアシスなんで砂漠と勘違いしやすいけど暑いねぇ~のフォトは発動条件が何故かサバンナなんですよ
ご指摘ありがとうございます。
修正を加えました。
完全に勘違いしていました…。