けものフレンズ3の『【なないろにきらめく☆】スカイフィッシュすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「【なないろにきらめく☆】スカイフィッシュ」が登場した。
今回は同時に実装されたフォトはないので、「【なないろにきらめく☆】スカイフィッシュ」(以下、「スカイフィッシュ」と記す。)のみについて評価、解説していくことにする。
【なないろにきらめく】スカイフィッシュ
「スカイフィッシュ」はマイペース属性のフレンズ。
けもステータスが高く、完全な攻撃特化の内容となっている。
特性の >◇<…! ←ここ好き。
体力が高いほど火力が出る
攻撃、プラズム、けものミラクルのダメージ量が高い「スカイフィッシュ」は単純にけものミラクルを使うだけでも相当な火力を見込めるが、シーサーバル道場などでより高火力を狙っていく場合は待機スキルやキセキ特性も十分に活かしていく必要がある。
特に重要なのはキセキ特性で、残り体力10%につき3%の与ダメージバフが入るため、体力が満タンであれば最大約1.34倍のバフが入る。
相手が全体攻撃持ちだったり、どく、ばてばてヒリヒリ攻撃を持っている場合は、体力100%保つという条件はやや難しいが、それが可能なのであればフォト「りーどあぶっく」「もっと高く!」を装備させてより高い火力を生み出すことが可能だ。
また、待機スキルも優秀で、与ダメージを大きく上昇させるほかに体力も回復できるため、キセキ特性のバフ効果も起動させやすくなる。
体力を高く維持させて火力も上昇も狙っていきたいのであれば、毎ターン体力回復と与ダメージ増加効果を持つ「みんなを…笑顔に」「カリスマ美容師アルパカ・スリ」等のフォトも採用の価値はあるだろう。
アタッカーは2人編成の方が良い?
「スカイフィッシュ」はけものミラクルに相手の被ダメージを増加させる効果を持ち、キセキ特性では条件が厳しいが、自身以外の見方の与ダメージ増加効果を持っている。
これらの効果により、「スカイフィッシュ」は自身だけでなく、間接的に味方の火力も上げることが可能となっている。
そのため、これらの効果も生かしていきたいのであれば、「スカイフィッシュ」とは別にもう一人サブアタッカーのフレンズを用意しておくのが良いだろう。
「スカイフィッシュ」のけものミラクルはくたくた状態も狙えるため、くたくた状態の相手に火力を上げられる「サラブレットくりげ」や、別属性なら「【わっふいわっふーい!】マイルカ」「タスマニアタイガー」などを使うのも面白いだろう。
ただし、ダメージ量を競うシーサーバル道場では必ずしもサブアタッカーがいたほうがいいというわけではない。
バッファーは多い方が多い分だけ乗算でバフによる強化値が大きくのなるので、サブアタッカーにフレンズを割くくらいならバッファーを多くした方が良い可能性の方が大きい。
他にも、サブアタッカーのプラズムが中途半端に高ければ、Tryフラッグによるプラズムがアタッカーとサブアタッカーで分散してしまい、火力を稼げないという欠点もある。
いろんな可能性があるため一概には言えないが、「スカイフィッシュ」を採用しているからと言って、サブアタッカーが必要ということにはならない点は理解しておくべきだろう。
貴重なロストフラッグ耐性持ち
「スカイフィッシュ」にはマイペース属性では貴重な味方全体に対してのロストフラッグ耐性を保有している。
これが非常にありがたく、今後のシーサーバル道場ではより大きな利点を持ったフレンズとして強さを発揮してくれるだろう。
マイペース属性でパーティ全体にロストフラッグ耐性を付与できるフレンズは現状「トド」しかおらず、「トド」はけものミラクルが全体攻撃となっているため、単体敵のシーサーバル道場では活躍させ辛い。
「セイリュウ」も単体耐性なら持っているが、ロストフラッグ状態はかかっている味方フレンズが多いほど戦いづらくなる状態異常なので、単体耐性だけではなくパーティ全体を守ってあげたいところだ。
そのため、「スカイフィッシュ」のロストフラッグ耐性は強力で、このフレンズ1人でパーティ全体のロストフラッグ対策を賄えるので、かなり大きな状態異常耐性と言えるだろう。
他のアタッカーとの比較
現状よく使われるマイペース属性のアタッカー「【わたしたちのプライド】ライオン」「カマイタチ・切」と「スカイフィッシュ」の火力を比較してみることにする。
「【わたしたちのプライド】ライオン」「カマイタチ・切」については以下の記事を参考にしてほしい。
ここではフレンズのレベルが70、けも級4、けものミラクルレベル5、野生解放4段階目で計算し、探検!迷宮ゾーン、アクセサリー、フレンズ衣装、フラッグ、けもコーラス、Tryフラッグで得たプラズム等は考慮しない。
フレンズ | 攻撃 | けものミラクル | 与ダメバフ | プラズム | 合計ダメージ |
【なないろにきらめく☆】 スカイフィッシュ | 7899 | 相手が単体の時 826% | 体力満タン時、 且つ得意技の被ダメージ増加が発動 約1.69倍 | 60 | 約110483 |
【わたしたちのプライド】 ライオン | 7996 | 相手が単体の時 996% | 約1.71倍 | 50 | 約131793 |
カマイタチ・切 | 7999 | 相手が状態異常時 840% | ギブアップでない味方が3人の時 約2.19倍 | 60 | 約147258 |
結論から言うと「スカイフィッシュ」の攻撃、けものミラクル、与ダメージバフのいずれもが他2人と比較して下回ってしまい火力が伸びない結果となった。
また、「スカイフィッシュ」は低確率で発動する得意技の被ダメージ増加効果や、やや条件が厳しい体力がMAXの状態であることも含めて計算してこの火力であるため、安定感も火力の高さも見劣りする部分がある。
「カマイタチ・切」の特性にあるギブアップでない味方が3人という難しい条件が失敗したとしても、ダメージ量は約117806となるためギリギリ「スカイフィッシュ」は届かない。
「わたしたちのプライド】ライオン」よりも「スカイフィッシュ」のプラズムが高いという利点はあるが、わずかな差なのでTryフラッグのけもコーラスが発動したとしても差を埋めるのは難しい。
そのため、基本的にシーサーバル道場で使う場合はロストフラッグ全体攻撃を持っている敵の時にが目安になるだろう。
まとめ
「スカイフィッシュ」は火力に特化したフレンズで体力の高さに応じて、与ダメージバフの強化値が上がる体力管理もやや求められる性能となっている。
現在主流のマイペース属性のアタッカーの最高火力にはかなわないが、味方全体にロストフラッグ耐性を付与できる効果は優秀で、敵次第ではシーサーバル道場で大いに活躍してくれるだろう。
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