けものフレンズ3の『10月体力測定しょうたい』にて、新フレンズ「アイベックス」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「ひょいひょいっとね♪」も並べて解説していくことにする。
アイベックス
「アイベックス」はラブリー属性のフレンズ。
バランスの取れた3ステータスで、回避が高いのが特徴。
一人称は「ボク」だが、リデザ前のNEXON版では「あたい」であり、語尾につける「だってばー」がなくなり、かなり印象が変わった様子。
味方のサポート効果がやや多め
「アイベックス」はラブリー属性の味方に対して付与するバフ効果が多く、パーティ全体のサポートに貢献できる。
例えば、キセキ特性で常時味方の被ダメージを減少できるほか、体力を一定値以上維持できれば、味方の与ダメージも増加させることができる。
体力の条件はそこまで厳しくはないうえに、万が一厳しくなってきた場合は待機スキルで体力を大きく回復し、体勢を立て直すことも可能だ。
味方をサポートする効果の中では、火力を増加させる効果に優れており、キセキ特性以外ではけものミラクルで相手の被ダメージを増加させられるため、疑似的に味方の火力上げに貢献できる。
ただし、継続ターン数はやや短いため、「アイベックス」がけものミラクルを撃つときは、それに続いてほかのフレンズも攻撃系けものミラクルを発動できるように整えておくと良いだろう。
また、特性の味方全体ちぐはぐリズム耐性持ちは珍しく、ラブリー属性では「アイベックス」を除くと「ノドグロミツオシエ」しか存在しない。
ちぐはぐリズム攻撃をしてくる仮想敵が少ないのが現状だが、「アオツラカツオドリ」をパーティに加えてけものコーラスで手数を狙っていく戦法を取るのであれば、ありがたい防御効果と言えるだろう。
属性不問でズキンズキン状態を付与
「アイベックス」は得意技で相手を高確率でズキンズキン状態にできる効果を持ち、さらに相手の属性に関係なく付与できる強みを持つ。
属性に関わらないので、混合属性の相手と戦うことになりやすいちからくらべでは大きな効果を発揮してくれるだろう。
また、得意技で高確率、且つ属性に関係なくズキンズキン状態を付与できるのは、ラブリー属性で「アイベックス」が初となる。
ズキンズキン状態の相手に対して火力が上がる効果を持つフレンズは多く、「トラ」「【こっわーい悪魔だぞぉ!】タスマニアデビル」「キングペンギン」などが存在する。
状態異常の内容にこだわらないフレンズも含めれば「【わたしを頼ってね!】アカギツネ」「【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク」で更なる火力増加を狙ったり、「【大きな瞳の美人顔】サーバル」のキセキ特性でパーティの耐久を間接的に上げることも可能だ。
フォトなら、「忘れ物は…なかったよね?」「予測不可能」「もちもちぺったん」「チイさなセンセイ」でも同様なことが再現できる。
さらに、ズキンズキン状態の相手に火力が上がる効果は特にアクティブ属性のフレンズに多く、「クズリ」「オオアリクイ」「アデリーペンギン」などがいる。
「アマゾンツリーボア」に至っては、自身がファニー属性であるのにアクティブ属性の味方に対してバフ効果を付与できる。
アクティブ属性のフレンズを多めにしてズキンズキン状態を軸にするパーティで戦う場合、ラブリー属性の「アイベックス」自身は直接恩恵を受けられないが、バトルには大きく貢献できるだろう。
また、「アイベックス」が苦手とするマイペース属性に対しても、味方のアクティブ属性のフレンズでカバーできるので、タイプのバランスも良い。
耐久よりは回避寄り
待機スキルに体力回復と被ダメージ減少効果を持つことから耐久は大きく強化できるが、発動回数は1回と一時的にしか効果を得られない。
けものミラクルの被ダメージ減少効果も効果大きいものの、継続ターンが短く、効果を維持するのは難しい。
そのため、耐久として運用するよりは回避の方に着目して活かすのが良いと思われる。
「アイベックス」は回避ステータスが6%と非常に高く、キセキ特性でも常時10%の回避増加効果を得られる。
あとは、パーティに「シマハイイロギツネ」「コウノトリ」「タチコマ type-H」「サラブレッドしろげ」などを加えて、「アイベックス」の回避を底上げすると良いだろう。
フォトなら「今日の宿題は2倍ですわ!」「しろがくろでくろがしろで」を使えば、回避を大きく上昇させられる。
ただし、回避増加状態を解除させられる「【天才博士が通りますよ】アフリカオオコノハズク」には要注意だ。
ひょいひょいっとね♪
画像は完凸後の効果であり、完凸前は回避増加が5%、アクティブ属性に与えるダメージ増加が7%となる。
回避を大きく上げられるの点や、アクティブ属性が相手なら攻撃ステータスも相まって火力を底上げできる点が強みとなっているが、体力80%以上ないと発動しない条件がかなり重い。
装備させるには、それ相応の耐久力を備えるか、ヘイトを下げて極力被弾しない運用を試みる必要がある。
「ゲーム日和」とかなり似た効果を持つフォトであり、あちらは体力条件が50%以上と緩い代わりに回避増加効果がやや弱まる。
そもそも、回避増加は不要で単純に火力が欲しいだけであれば、条件がさらに緩く、与ダメージの強化値も高い「試作品プラモ type-SC」の方が勝る。
体力条件にはやや難があるが、フォトタイプが青で回避を6%も上げられるのはかなり優秀な方である。
そのため、とにかく回避を上げたいのであれば、「ごくさいしき」等と併用して火力と回避の両方上げていくのもいいだろう。
まとめ
「アイベックス」は得意技で相手の属性問わずにズキンズキン状態を付与できるのが強みと言えるフレンズだ。
直接的な恩恵はなくても、ズキンズキン状態の相手に対して火力を上げられるフレンズはたくさんいるので、混合属性パーティで組んでズキンズキン状態を軸に戦っていくのが面白そうではある。
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