けものフレンズ3の『突撃取材!あなたの秋はどんな秋?しょうたい』にて、新フレンズ「ニホンジカ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「リボンえらび」、星3フォト「これからも、たくさん」も並べて解説していくことにする。
ニホンジカ
「ニホンジカ」はラブリー属性のフレンズ。
ヘイトを上げる効果を複数持つのが特徴である。
英語だと「Japanese Deer」かと思いきや「Sika Deer」。
盾役として扱いやすい
「ニホンジカ」はけものミラクルとキセキ特性にてヘイト上昇効果を持っているため、単純に盾役として扱うのが無難だろう。
ステータスに関しては体力、守り、回避はそこそこにあり、体力回復や被ダメージ減少効果は備えているため、耐久面も基礎的な能力は持っている方だ。
ただし、ヘイト上昇効果はどのような環境でも常時発動する効果ではないため、常時ヘイトを上げたい場合は「大海を往く」等のフォトでヘイトを上げておくのが良い。
また、耐久面も基礎的な値はあるとは言ったが、完全な壁役として採用する場合は物足りないステータスとなるため、こちらもフォトで固めるか、ヒーラー役のフレンズは用意しておくのが最善である。
セルリアン戦とフレンズ戦で使い分ける
「ニホンジカ」はセルリアン戦とフレンズ戦のそれぞれで発動する効果が異なり、使い分けが可能となっている。
セルリアン戦の場合は得意技やキセキ特性にて毎ターンMPを加速できるため、長期戦に持っていきけものミラクルの発動頻度を増やしていく戦い方を得意とする。
待機スキルは発動回数に制限がなく、MPを大きく加速できるので、なるべく待機スキルを何度も発動させるようにしたい。
その結果、セルリアン戦での「ニホンジカ」はあまり行動させず、Actionフラッグの時にけもコーラスでMPを溜めるという運用が向いているだろう。
そして、けものミラクルではヘイトを上げて自身が狙われつつも、自身への攻撃被弾率を大きく下げられるので相手の行動を無駄にさせやすい。
フレンズ戦の場合は、得意技で体力を多少回復できるため、セルリアン戦で扱うよりは耐久型として採用するのが好ましい。
また、キセキ特性で自身の与ダメージを増加できるため、フレンズ戦での「ニホンジカ」はセルリアン戦と違って積極的に攻撃を仕掛ける方が得と言えるだろう。
このように、「ニホンジカ」はセルリアン戦とフレンズ戦で運用が異なるため、扱う際は綿密に作戦を練って運用方針を固めておく必要がある。
回避タンクとしてはやや難がある
けものミラクルを発動させれば、自身の回避が14%増加、相手の命中率を19%減少、加えて自身のヘイトを大きく上昇させることができる。
これを使えば単純に回避タンクとして有用な候補になりそうだがあまりお勧めできない。
理由は簡単で、回避バフ、命中率デバフ、ヘイト上昇も維持するのが難しいからである。
回避タンクとして有用なこの3つの効果は、あくまでもけものミラクルを発動させる必要があり、このけものミラクルを継続的に狙っていかなければならない。
しかし、「ニホンジカ」のけものミラクルに必要なMPは120と重く、効果の持続ターンも2ターンと短いため、効果を持続させるのは非現実的である。
待機スキルや、セルリアン戦なら得意技、キセキ特性、待機スキルでMP加速を狙っていくことは可能だが、さすがにこれだけの効果では短期間でけものミラクルを発動し続けるのは難しい。
また、回避のステータスは多少あるものの、回避特化としては物足りないステータスで、けものミラクル以外に回避バフや命中率デバフを狙える効果もない。
そのため、強敵などのセルリアン戦で「ニホンジカ」を採用する場合は、相手の行動パターンを読み切ったうえで、味方に被弾してもらいたくない攻撃を仕掛けてくるときに「ニホンジカ」がけものミラクルを撃ち、相手の攻撃を貰いに行くという動きがふさわしい。
けものミラクルの回避バフ、命中率デバフで相手の攻撃をかわせれば儲けものだろう。
よって、「ニホンジカ」はここぞという時に攻撃を代理で被弾してくれるという運用が向いているため、常時ヘイトを上げて積極的に被弾する必要性はない。
常時ヘイトを上昇させる効果はセルリアン戦ではフォト等を使わない限り使えないが、むしろ必須という効果でもないため、「大海を往く」等のフォトで無暗にヘイトを上昇させるかどうかは検討したほうが良い。
リボンえらび
画像は完凸後の効果であり、完凸前は回避増加が5%となる。
守りのステータスが高く、回避を上昇させられる点から耐久型や回避特化型のフレンズに持たせるのがオススメである。
回避が大きく上げられる点は面白いが、残念ながら上には上が存在し、守りのステータスも回避の強化値も高い「今日の宿題は2倍ですわ!」の方が上位互換となる。
攻撃を求める場合でも、「しろがくろでくろがしろで」があるため、このフォトを活かす道筋が見つけにくい。
イラストに描かれているフレンズはあまり見慣れないフレンズではあるが、左が「イイズナ」、右が「マメジカ」である。
「けものフレンズキングダム」というゲームにメインで登場するフレンズで、日本ではまだ正式にリリースされていない。
つまりこれはフラグか…?
これからも、たくさん
完凸前の効果は、体力回復が1%となる。
味方全体に効果が及ぶため、無理に完凸させずに3体以上のフレンズに完凸前のフォトを装備させた方が、フォト枠を消費する分効果の恩恵は大きくなる。
ストーリークリアで必ずもらえる「めぐりゆく時のなかで」と全く同等の効果を持っており、ステータスでいえば攻撃はこちらの方が、守りは「めぐりゆく時のなかで」の方が高めに設定されている。
フレンドリー属性統一パーティの場合は、より体力回復量の大きい「ジャキーン!」の方が優秀である。
まとめ
「ニホンジカ」はセルリアン戦とフレンズ戦で異なる戦闘スタイルを持った特徴的なフレンズである。
特にセルリアン戦では目的を持った戦い方が求められるため、「ニホンジカ」のけものミラクルを活かして作戦通りの動きをさせることが出来れば、強敵セルリアン相手でも非常に戦いやすくなるだろう。
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