けものフレンズ3の『エゾユキウサギすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「エゾユキウサギ」が登場した。
今回は同時に実装されたフォトはないので、「エゾユキウサギ」のみについて評価、解説していくことにする。
エゾユキウサギ
「エゾユキウサギ」はアクティブ属性のフレンズ。
他のウサギのフレンズと同様に回避のステータスが高いのが特徴的だ。
ちょうど1年前にアクリルキーホルダーとして販売されることで発見されたフレンズであるため、登場してからまだ若いフレンズと言える。
敵のバフをなんでも解除
「エゾユキウサギ」はけものミラクルで相手の命中率と回避率のバフを、得意技では相手の与ダメージと被ダメージのバフを解除できる。
高難度クエストでは、敵のバフ効果によって戦い辛くなることがよくあるため、バフ効果を使う強敵相手と戦う場合は「エゾユキウサギ」が有効になる。
全てのバフの種類に対応していることから多種類のバフ効果を使用してくる敵に有効なほかにも、対象の敵の属性を問わないため相手の有利属性を取れなくてもバフ剥がしとしての役割は努めてくれる。
また、この効果は相手にデバフをかけるわけではなく、既にかかっているバフを剥がす効果であるため、デバフでは対応できないしょんぼりきぶん耐性を持つ相手にも有効だ。
ただし、バフ効果を剥がせるのが確立である点が唯一の懸念点で、けものミラクルでは中確率、得意技では低確率となっておりあまり期待できない。
あくまで剥がせればいいな感覚で使うのがちょうどよく、剥がせなかった場合の対処法は別で考えておく必要があるだろう。
ちからくらべならワンパンパーティで活躍
ちからくらべではより早く決着をつけられるパーティが好まれ、「麒麟」のキセキ特性でおかわりゲージを溜めて「みんなでアタック」を使い「ケロロ」の5回行動で一掃する方法や、同じくおかわりゲージで行動回数を増やして「ヒグマ」の得意技連打で相手パーティ全体を仕留めに行く方法などがよく使われる。
これらのパーティ類で1つ欠点を上げるなら、「ジャイアンペンギン」や「キンシコウ」などの回避に特化したパーティ相手だとワンターンキルできない可能性が高いことだ。
「ヒグマ」は全体攻撃であるため累計攻撃回数が多い以上どうしても攻撃を外す回数も増えやすくなり、「ケロロ」に至っては5回しか攻撃できないため1発でも攻撃が外れればワンターンキルは不可能になる。
そこで「エゾユキウサギ」をパーティに加えることによって、キセキ特性により相手全体の回避を下げることが可能だ。
弱体値はそこまで大きいとは言えないが、あるに越したことはなく、確実に「ヒグマ」や「ケロロ」の攻撃ミス回数を抑えることができる。
また、「ケロロ」も「ヒグマ」も「エゾユキウサギ」と同じアクティブ属性であるため、待機スキルや特性による味方への与ダメージバフが可能だ。
こちらは強化値がかなり高く、けものミラクル以外のバフ効果としては優秀な強化値と言えるだろう。
このバフにより「ケロロ」や「ヒグマ」の火力を上げることが出来れば、多少耐久が高い相手でも取りこぼしなく刈り取ることが可能になる。
さらに、キセキ特性で自身の命中率を大きく増加させるため、万が一攻撃が当たらない場合のピンチヒッターとしても活躍できそうだ。
アクティブ属性のアタッカーへの恩恵が大きい
前述した通り、「エゾユキウサギ」はちからくらべでの「ケロロ」や「ヒグマ」と組み合わせても相性が良いが、長期戦でも単純にアクティブ属性のアタッカーの火力面を大きくサポートしてくれる部分がある。
まず初めに、待機スキルと特性でアクティブ属性の味方の火力を上げられる点だ。
こちらは先ほども紹介したが、アクティブ属性であれば誰でもよいため、「ドラコケンタウロス」や「ヤマタノオロチ」「ディアトリマ」「ラーテル」などをアタッカーとして採用するのも十分にありだ。
また、待機スキルでは与ダメージ減少状態の解除を行えるため、強敵などがパーティ全体の与ダメージを弱体化してきても対処が可能で、アタッカーの攻撃力を温存しながら戦うことができる。
ただし、待機スキルは一度しか使えないため、アタッカーのけものミラクルを発動するときなど、ここぞという時に狙って使うのがオススメとなる。
そして、「エゾユキウサギ」はTryフラッグの質が優秀で黄色と赤を1枚ずつ持つ。
これにより、Tryフラッグによるプラズムバフは非常に期待が持て、隊長スキルの「もーっとプラズム」と組み合わせればより火力に拍車がかかる。
おまけに、「エゾユキウサギ」自身のプラズムは10と最低値であるため、アタッカーに振り分けられるプラズムバフがより多くなり、アタッカーの火力を上げるサポートとして非常に優秀と言えるあろう。
まとめ
「エゾユキウサギ」は相手のバフ効果を解除する効果を持ち、そのバフの種類も対象相手の属性も問わないため、バフ剥がしとしては非常に使い勝手が良いが、確率である部分はやや残念である。
そのため、確実に役割を担ってもらう場合は、「ケロロ」や「ヒグマ」のちからくらべワンターンキルパーティに加えたり、アクティブ属性のアタッカーの火力上げのサポーターとして活躍させた方が目に見えて貢献度は大きいと思われる。
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