けものフレンズ3の『セグロジャッカルしょうたい』にて、新フレンズ「セグロジャッカル」が登場した。
今回は同時に実装されたフォトはないので、「セグロジャッカル」のみについて評価、解説していくことにする。
セグロジャッカル
「セグロジャッカル」は属性のフレンズ。
ステータスは耐久寄りで、現時点でフレンドリー属性の中2番目に守りが高い。
NEXON版ではパークの平和を守っていることがバレたくないらしく単独行動を好む傾向にあるが、実際の動物では家族の集団行動はかなり大事にする。
ただし、上下関係はかなり厳しく親が絶対となる。
場持ちが良い
「セグロジャッカル」は高い耐久に加えて複数の体力回復を備えているため、長期戦を好みバトル終盤までギブアップせずに戦えるフレンズとなっている。
体力回復効果はけものミラクルと特性の2つ。
けものミラクルは回復量は低めだが、少ないMPでけものミラクルを発動できるのが魅力。
追加効果の与ダメージ減少効果により、疑似的に耐久を強化していることにもつながるのは評価できる。
一方、特性の体力回復効果は多少回復量が高い代わりに発動は1回きりの効果となっている。
体力が一定値以下まで減った時に発動する効果となっており、「セグロジャッカル」自身が高耐久で、待機スキルではヘイトを減少させることもできるので被弾率も低いことを考えれば発動する機会はバトル終盤の方になるだろう。
そのため、体力が減った緊急時に発動する体力回復効果として使用するのが一般的となり一時的に体制を立て直すのには有効な手段にはなるが、逆にこの効果が発動していしまうということはそれだけ追い詰められているという点は認識しておきたい。
そして、「セグロジャッカル」の耐久は被ダメージ減少よりも体力回復の方に偏っているため、からげんき状態には弱い。
よって、パーティには「ビャッコ」「カマイタチ・治」などのフレンズや、「はなまるだね!」「しょうぶのゆくえ」などのフォトでからげんき耐性を整えておきたいところである。
けものミラクルをどれだけ多く撃てるかがカギ
けものミラクルに必要なMPが70と少ないので、何度もけものミラクルを狙っていくことが基本的な戦い方となる。
けものミラクルが発動しやすい分ダメージ量はかなり控えめになっているが、与ダメージ減少デバフや体力回復などの付加効果を駆使していくことが重要だろう。
与ダメージ減少デバフは前述した通り疑似的に被ダメージを抑えられるので耐久寄りの「セグロジャッカル」とは相性が良い。
また、3ターンと継続単数が長いためうまく「セグロジャッカル」のMPを溜め続けられることが出来れば、デバフ効果が切れる前に次のけものミラクルを狙って継続的にデバフ効果を付与させることが可能だ。
体力回復効果も回復量はやや物足りないものの、けものミラクルを発動させやすいと考えれば妥当の回復量と思ってよいだろう。
さらに、体力回復することでキセキ特性の被ダメージ減少バフ効果が強まり、より自身の耐久度を強化することが可能だ。
これらの理由により、「セグロジャッカル」のけものミラクルは攻撃として使うだけでなく自身の耐久を間接的に上げるためにも有効であり、定期的に打ち続けることが重要となってくる。
そのため、なるべくけものミラクルをたくさん撃てるように長期戦で戦う場合は扱いやすい。
長期戦であれば「セグロジャッカル」自身の耐久の高さも相まって場持ちの良さがより発揮されるだろう。
盾役は別途用意が必要
耐久に優れた「セグロジャッカル」ではあるが、パーティの盾役になれるかというと不向きの傾向にある。
問題は待機スキルの効果で、自身のヘイトが2ターン減少するという盾役には相応しくない効果が付与されてしまう。
防御の硬さを活かして相手の攻撃を積極的に被弾し、くらうダメージ量を抑えるのが盾役の基本なので、ヘイトが下がってしまうのはもってのほか。
待機スキルなので発動させなければ問題はないが、その代わりに味方の与ダメージ増加バフを捨てなければならないと考えると、やや悩ましい選択ではある。
また、キセキ特性の効果は自身の体力が高ければより強いバフ効果を発揮する内容となっているため、できれば被弾は避けていきたいのが本音である。
そのため、「セグロジャッカル」はあくまで耐久は高いものの盾役には向かず、後ろからちまちまけものミラクルを狙ってダメージを稼いだり、相手にデバフを背負わせたりするのが基本的な戦術となるだろう。
よって、「セグロジャッカル」が被弾しないように盾役は別で用意しておくのが無難である。
まとめ
「セグロジャッカル」はステータスと自身の効果を活かして耐久に優れたフレンズと言えるだろう。
ただし、待機スキルによりヘイトが下がったり、体力が高い時に強さを発揮することから盾役には向かず、けものミラクルの回数でダメージ量を稼ぐのに向いていると言える。
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