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【けもフレ3】インフレンズ対策!「タイリクオオカミ」のMP4増加効果をどう活かす?

タイリクオオカミけものフレンズ3

ソシャゲにはゲームのインフレがつきものだ。

基本的に新しいキャラの方が魅力の高いステータスや効果で実装され、より強力なキャラとして誕生し、実装初期のキャラはどうしても劣後比較されてしまう。

それでもフレンズによって得意なことが違うなら、『けものフレンズ3』全てのフレンズもそれぞれ異なった役割があるはずであり、それはきっと実装初期のフレンズでも同じことが言えるはずだ。

そこで過去から実装されているフレンズたちをゲームのインフレに逆らい、現環境でどう活かすべきか、その解決策を「インフレンズ対策」というタグとして紹介していくことにする。

今回はリクエストにあった「タイリクオオカミ」について解説していきたい。

本記事での解説はあくまで活用例の一つです。必ずしも記載内容通りの運用が強いということはなく、バトルでの勝利を保証するものではありません。
参考程度に受け取っていただけますと幸いです。

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タイリクオオカミの概要

タイリクオオカミ

概要

「タイリクオオカミ」は2019年10月24日に開催されたイベント「セルリアン大掃除」で実装されたフレンドリー属性のフレンズである。

けものフレンズ3リリース後に実装された4番目のフレンズであり、かなり初期から存在する。

実装前には『わくわくどきどき探検レポート#01』でも紹介され、アニメ『けものフレンズ』やNEXON版でもそこそこ登場しているキャラクターだけあって認知度も高いことから、実装されるという発表がされた時は心躍らせたプレイヤーも多かっただろう。

ただ、「タイリクオオカミ」より前に実装された「ブラックジャガー」はイベント「ブラックジャガーパーク建設中!」にて、「シロナガスクジラ」はメインストーリー3章にて、「ヒグマ」は「体力測定 ヒグマ編」にてそれぞれストーリーが存在しており、「タイリクオオカミ」が実装されたときに開催されたイベント「セルリアン大掃除」ではストーリーが存在しなかったため、「タイリクオオカミ」のイベントストーリーを楽しみにしていたプレイヤーは少し残念な思いをしたかもしれない。

また、NEXON版のオオカミ連盟の馴染みかプロフィールには「オオカミ族のまとめ役をしている」と説明があり、他にも「コミュ力は結構高い方」「友達は多い」「社交的なのよ?」とほかのフレンズとの交流はある方の意思を示すが、後に実装された「ニホンオオカミ」や「アードウルフ」などそれなりに関わりがあるフレンズとの掛け合いセリフが無く、オオカミどころかほかのフレンズ誰一人とも掛け合いセリフが存在しないのは寂しい。

前述した「ブラックジャガー」「シロナガスクジラ」「ヒグマ」は掛け合いセリフがあるフレンズが存在するため、「タイリクオオカミ」はリリース後に実装されたフレンズの中で掛け合いセリフがない最古のフレンズとなる。

性能

野生大解放が実装されたフレンズであるため、実装初期のステータスよりは底上げが可能となっており、画像は野生大解放後のステータスである。

攻撃のステータスが高いのが特徴であり、与ダメージバフ効果も持っているため純粋にアタッカーとして扱えるフレンズとなっている。

味方のフレンドリー属性の与ダメージを上げたり、相手の被ダメージデバフ効果も持っていることからパーティ全体の火力上げにも貢献できる。

他に複雑な効果は持っておらず、初期のフレンズとしてシンプルで扱いやすいのも魅力と言えるだろう。

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タイリクオオカミの懸念点

けものミラクルのダメージ量の低さ

野生大解放が実装されたことにより、ステータスに関しては他のアタッカーフレンズに追いつけるようになったが、けものミラクルのダメージ量がの低さが目立つ。

現環境であればけものミラクルのダメージ量は700%は超えないと最大瞬間火力には期待できない。

代わりに、必要MPが少ない分けものミラクルの速効性や長期戦での乱用という活用方法はあるかもしれないが、火力を捨ててでもけものミラクルを素早く何度も発動していきたいというのであれば、より必要MPが少ない「セグロジャッカル」や、MP加速効果を持つ「サーバル」「アルパカ・スリ」の方が使い易い。

また、攻撃にステータスを振った分、耐久力が極端に低い「タイリクオオカミ」にとっては、長期戦でけものミラクルを何度も狙っていくという戦法も不向きとなっている。

MP増加効果が単体では機能しない

「タイリクオオカミ」は特性によりバトル開始時に味方のMPを4だけ加速させることができる。

対象属性が縛られているものの味方全体効果であるため、パーティ全員のけものミラクルの準備を早められるのはありがたい。

と言いたいところだが、残念ながらMP増加量が4というこの効果だけでは実質的に何も貢献できない。

というのも、ActionフラッグによるMP増加量は5の倍数で区切られており、各フレンズのけものミラクルの必要MP量も10の倍数で区切られている。

これにより、わずかにMPが足りないという状況が起きたとしても、その不足分の最低数値は5となる。

よって、MPが5足りないという状況が未来に発生しうるとしても、「タイリクオオカミ」の特性により増加するMPは4であるため、結局MPが1足りないことになる。

すなわち、「タイリクオオカミ」の特性のおかげで必要MPをちょうど満たせたということは無く、MPを4増加させたところでこの効果単体では何も機能してくれないことになる。

すやすや耐性が待機スキル

「タイリクオオカミ」の状態異常耐性にはすやすや耐性があり、これはフレンドリー属性の味方にも付与できる効果となっており、カバーできる範囲が広いのは優秀と言える。

ただし、このすやすや耐性効果は特性やキセキ特性による常時発動しているものではなく、待機スキルを発動することによって付与する効果になっている。

そのため、すやすや耐性効果を持っているから安全ということは無く、ちからくらべや戦う敵が初見の場合はどのタイミングですやすや攻撃してくるかが判断できず、相手のすやすや攻撃前に待機スキルを発動しておく必要があることを考えるとかなり扱いづらい。

待機スキルであるがゆえに、待機スキルの不発や待機スキルを封じる状態異常にも弱く、状態異常から守る効果なのに自身が状態異常で耐性効果を発動できず、味方の状態異常耐性も疎かになるという弱点も浮き彫りになっている。

さらに、すやすや耐性効果も継続ターン数が設けられており、元々継続ターン数2ターンから上方修正により4ターンまで延長されたが、やはり永続効果ではない点が懸念となる。

現在ではフレンドリー属性の味方にすやすや耐性を付与できるフレンズは「【みんなでジャスティス】ハクトウワシ」「キンイロジャッカル」が存在し、常時耐性効果を付与できるこれらのフレンズを活用したほうが早い。

また、仮想敵としてすやすや攻撃を使ってくる敵だとしても、前述のとおり耐久が低いため長期戦を強いられるような強敵が相手だった場合は不向きである。

ちからくらべにおいても苦手相性の「ヒツジ」のけものミラクルから守る手もあるが、都合が悪いことに「ヒツジ」はフレンドリー属性の相手のすやすや耐性を減少させる七色特性を持っており、完全にリアル動物との立場が逆転している。

よって、すやすや耐性のために「タイリクオオカミ」を使う意味はかなり薄いと言えるだろう。

プラズムの低さ

現在において、アタッカーは更なる火力の底上げを図れるようにプラズムの値が高い傾向にある。

例えば、フレンドリー属性の攻撃の高さTOP5の「ビャッコ」「ガチャピン」「ライジュウ」「タスマニアタイガー」「マカミ」は全員プラズムが50以上であり、シーサーバル道場にも使われる「シヴァテリウム」「ジェネット」も50以上となっており、まさに50という値が基準となりつつある。

しかし、同じくアタッカーである「タイリクオオカミ」のプラズムは20と非常に低く、Tryフラッグによるバフ効果の恩恵を得にくい。

プラズムによる火力の強化はパーティ内の他のフレンズのプラズム値やフラッグ構成にも依存するため、決して「タイリクオオカミ」の能力のせいというわけではないが、プラズムが低いという事実とそれによる高火力を出せる可能性をつぶされてしまっていることは認識しなければならない。

タイリクオオカミの活用方法

総じて「タイリクオオカミ」は…

  • けものミラクルのダメージ量が低い
  • MP増加効果が単体では機能しない
  • すやすや耐性が待機スキルで扱いづらい
  • アタッカーとしてはプラズムが低い

という懸念点を持ち、ゲームのインフレも相まってほかのフレンズとの力の差が開きつつある。

アタッカーとして活躍させたいのは山々だが、足枷となっている素点の低いけものミラクルを上げることは不可能なため別の使い道を考えたい。

そこで、恩恵が薄いMP増加効果をどうにか活かす方法と、プラズムの低さを逆手に取った活用法を考えていきたい。

MP加速効果を活かす

「タイリクオオカミ」のMP加速効果は増加量が4と5未満であるため、他のMP加速効果の端数と総計して有用に活用するしかない。

一番手っ取り早いのはフォトの「その手を握って」やメインストーリーで手に入る「幸運の流れ星」を装備させればMP5未満の端数問題は解決できる。

ただ、これだけならワイルドフォトを装備させた「【みんなでジャスティス】ハクトウワシ」で毎ターンMPを5加速させる方が優秀である。

そのため、「タイリクオオカミ」のバトル開始時にしか発動しないMP加速効果をより有効的に活用するには、速攻で味方のMPを溜めてけものミラクルで総攻撃を仕掛けて、ちからくらべで早期決着をつけるという運用方針で活用していきたい。

理想の形としては、ちからくらべでよく見かける「チンチラ」「ハクトウワシ」の様に全体けものミラクルによるワンキルを狙いつつ、倒しきれなかった相手を後続のフレンズのけものミラクルで倒す動きが望ましい。

「タイリクオオカミ」のけものミラクルは単体攻撃であるため、まず初めに全体攻撃のけものミラクルを持つフレンドリー属性のフレンズが必要になる。

その1人目の候補となるのが「ジャック・オー・ランタン」だ。

ジャック・オー・ランタン

ジャック・オー・ランタン_ステータス

「ジャック・オー・ランタン」は全体攻撃のけものミラクルを持ち、攻撃、けものミラクルのダメージ量、バフ効果を全て含めた火力(ワンキル想定のため待機スキルは含めない)は、「チンチラ」の火力も超すため決定率も高い優秀な全体アタッカーとして活躍できる。

また、「ジャック・オー・ランタン」はただの全体アタッカーだけでなく、「タイリクオオカミ」と組み合わせることでトリッキーな使い方をできる。

「ジャック・オー・ランタン」はキセキ特性により、ギブアップ時フレンズ戦なら相手全体をくらくら状態にさせることができる。

これが強力でちからくらべでは「大海を往く」「私が守る」などのヘイトを上げるフォトを装備させて優先的に「ジャック・オー・ランタン」をギブアップさせるようにし、くらくら状態付与を発動させるというのが流行している。

そのため、オートプレイではない有人戦の場合はこの効果を嫌って「ジャック・オー・ランタン」への攻撃を後回しにされる可能性が高い。

これを逆手にとって、アタッカーとして使われる「タイリクオオカミ」にターゲットが向けば、「タイリクオオカミ」をギブアップさせてキセキ特性によるバフ効果でさらに「ジャック・オー・ランタン」の火力を上げることが可能だ。

「ジャック・オー・ランタン」というアタッカーを守りつつ、「タイリクオオカミ」のバフ効果を利用できるので、まさに裏をかいた作戦と言えるだろう。

オート戦も考慮してなるべく「タイリクオオカミ」にターゲットが行くように「大海を往く」等のヘイト上昇フォトを持たせよう。

そして、問題は必要MPをバトル開始時にどうかき集めるかだ。

必要MPは100だが、「ジャック・オー・ランタン」の特性により15MPを加速できるため残りは85となる。

残りのMPはごり押しになってしまうが、課金限定フォトの「みんなでしゅっぱつ♪」「ゆきのきらきら」「雨と光と」のうち2枚を使う必要があり、他にMP加速可能なフレンズとして「シマリス」「ミミィサーバル」が欲しいところだ。

あとは、恒常フォトの「おいしい差し入れ」「つーん」「スタッフパス」と完凸後の「ときいろに染まる空」を装備させれば下記の通りMPを溜め切ることができる。

フレンズ/フォトMP増加量
ジャック・オー・ランタン15
タイリクオオカミ4
シマリス15
ミミィサーバル8
みんなでしゅっぱつ♪12
ゆきのきらきら12
おいしい差し入れ9
スタッフパス8
つーん8
ときいろに染まる空10
合計101

復刻が難しい「ミミィサーバル」を持っていない場合は、ワイルドフォトを持たせた「【みんなでジャスティス】ハクトウワシ」でもよいが、MPが2足りなくなるため「幸運の流れ星」「その手を握って」を誰かに装備させて補おう。

どうしてもMPを補填し切れない場合はワンキルを諦めて、「ジャック・オー・ランタン」の待機スキルでMPを加速させるのもありだ。

待機スキルによってMP以外に火力耐久を上げることもできるが、ヘイトが少し上昇する点には注意したい。

「ジャック・オー・ランタン」以外のアタッカーとして候補になるのが、「シヴァテリウム」である。

シヴァテリウム

シヴァテリウム_ステータス

「シヴァテリウム」のけものミラクルの場合は相手の数に応じて均等割のダメージとなるため、相手の数が多いほど1体当たりのダメージ量が少なくなる。

ちからくらべで使う際は相手が5人であることが基本であるうえに、Beatフラッグでないと火力が出ないという運要素もあり、「ジャック・オー・ランタン」ほど火力を出すのは難しい。

代わりに、「シヴァテリウム」はバトル開始時のMP加速が20と「ジャック・オー・ランタン」より5多いので、「ミミィサーバル」を「【みんなでジャスティス】ハクトウワシ」に換えたり、「トキ色に染まる空」を「森の声」などに換えることが可能で、フレンズやフォトの選択肢が少しだけ広くなる。

けものミラクルで倒せなかった場合でも相手全体をびりびり状態にすることができ、相手の動きを大きく妨害することできる。

また、けものミラクルのダメージ量を上げたいのであれば、「タイリクオオカミ」にも「おいしい差し入れ」等のMPを加速するフォトをガン積みさせることで初ターンにけものミラクルを撃てるので、「タイリクオオカミ」のけものミラクルを先に撃って敵の数を減らし、疑似的に「シヴァテリウム」のけものミラクルのダメージ量を上げることが可能だ。

ただし、その際は「タイリクオオカミ」のフォト枠に空きがなくなるので、「ジャック・オー・ランタン」と組ませたときの様に「大海を往く」等のフォトでヘイトを上げることが出来ず、優先的にギブアップさせるという作戦は使えなくなる点は注意しよう。

低プラズムで味方のバフに回る

最近のフレンズはアタッカーであればプラズムも高くなりがちだが、「タイリクオオカミ」の20というプラズム値はお世辞にも高いとは言えない。

プラズム値が低ければTryフラッグによるバフ効果の恩恵が薄くなるため、自身の火力は増しにくいのが懸念となる。

ただ、プラズム値が低いということは逆に考えれば、自身へのバフ効果が薄い代わりに味方へのTryフラッグによるバフ効果の恩恵は大きくなりやすい。

そこで、「タイリクオオカミ」はバッファーとして起用し、メインアタッカーはプラズム値が高い別のフレンズを用意して戦うという策は使えるかもしれない。

前述した「ジャック・オー・ランタン」も「シヴァテリウム」もプラズム値は高いが、あちらはちからくらべのワンキル用として選抜したため、Tryフラッグの恩恵を得る機会は基本ないと考えたい。

そこで候補となるのが、プラズムが高くTryに特化したフレンドリーアタッカーの「ヒクイドリ」がいいだろう。

ヒクイドリ

ヒクイドリ_ステータス

「ヒクイドリ」は自身や味方が劣勢に追い詰められるほど火力が増加する、まさにチキンレースの様な運用ができるアタッカーだ。

プラズムは50と高く、Tryフラッグの質も高く、さらにけものミラクルに対応するフラッグもTryであり、Tryフラッグに特化されたフレンズと言えるだろう。

よりプラズムによるバフ効果を活かすためには、フォト「やっとあえたね」「せいくらべ」などを使ってプラズムチャージ効果を追加したり、隊長スキルの「もーっと、ぷらずむ」を使って火力を傘増しさせたいところだ。

「タイリクオオカミ」と「ヒクイドリ」の相性の良さはプラズムの高低差以外にもいくつか存在する。

まずは「タイリクオオカミ」のワイルドフォトだ。

「タイリクオオカミ」のワイルドフォトは味方のTryフラッグによる与ダメージを増加させることができ、Tryフラッグで基本的に攻めていきたい今回のパーティの方針としてはこのバフ効果はありがたいものになる。

そのためにも、より多くのTryフラッグを引けるように「【みんなでジャスティス】ハクトウワシ」など、Tryフラッグを多く保有しているフレンズを採用したいところだ。

また、「【みんなでジャスティス】ハクトウワシ」なら毎ターン味方のMPも加速できるため、Actionフラッグが少なくなりやすい今回のパーティ方針としてはありがたいMP補給要員となる。

そして、前にも述べた通り、「タイリクオオカミ」はギブアップすることによって味方にバフをかけられる。

さらに、「ヒクイドリ」は味方のギブアップに反応して火力を上げるので、二重でバフをかけることができる。

「タイリクオオカミ」のギブアップを自身の効果だけでなく、「ヒクイドリ」の効果にも利用できる点はまさに噛み合った効果と言えるだろう。

ちなみに、同じくプラズムが高い「ガチャピン」でもアタッカーは勿論務まるが、「ガチャピン」が復刻の難しいフレンズであることや、「ガチャピン」は「ヒクイドリ」と反対で味方が多い方が安定感を生む効果を持っているので、「タイリクオオカミ」とはやや噛み合わない部分がある。

まとめ

「タイリクオオカミ」は本来アタッカーとして活躍するフレンズだが、けものミラクルのダメージ量の低さから、現環境のトップクラスのアタッカーと肩を並べるのは難しくなってきた。

そこで、考え方を一転して自身の効果やプラズムによるバフで味方をサポートすることで、ワンキルの可能性を高めたり、プラズムメインで戦うアタッカーのバッファーとして活用していけるだろう。



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