けものフレンズ3の『夏全開！スマッシュで突き抜けろ！しょうたい』にて、新フレンズ「カモノハシ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「ここからが本番！」、星3フォト「あつくて、ちょっぴりすずしい」も並べて解説していくことにする。
カモノハシ
「カモノハシ」はファニー属性のフレンズ。
Beatフラッグ3枚持ちの攻撃に特化したステータスが特徴で、攻撃ステータスはファニー属性のフレンズで3番目の高さを誇る。
リアル動物では視覚、聴覚、嗅覚はいずれも優れていないが、くちばしで生態電流を感知することができ、これを利用して獲物を捕る。
歯が生えておらず、理由としては感知した生態電流を脳に伝えるための神経が発達したことにより、歯が生える空間が奪われてしまったのではと考えられている。
単発火力より手数で攻める
「カモノハシ」は攻撃が高くアタッカー向けのフレンズということが一目で分かるだろう。
それに加えて、自身の与ダメージ増加効果を豊富に備えていることや、プラズム値が60と非常に高くTryフラッグによるプラズムバフの恩恵が大きくなることから、火力の底上げ面に関しても期待が出来る。
ただし、一番の懸念点ははけものミラクルのダメージ量の低さで、600％にも満たないダメージ量では今の環境トップを走るフレンズと張り合うのは難しい。
代わりにけものミラクルに必要なMPが80と低いため、けものミラクルを何度も撃ってダメージ量を稼ぐという戦法が向いている。
また、けものミラクルには自身の与ダメージバフ効果が3ターン付与されるため、うまくMPを溜め続けることが出来れば、自分のけものミラクルにバフ効果を適用させることができ、火力の上乗せが可能となる。
さらに、中確率で相手をくらくら状態にする得意技は魅力で、相手の戦法やリズムを崩すのに適している。
相手の属性にも依存しないため、ちからくらべでも重宝するだろう。
したがって、「カモノハシ」は単発でダメージ量を稼ぐシーサーバル道場よりは、長期戦でけものミラクルを乱発する高難度クエスト向きのフレンズと言えるだろう。
体力管理が超重要
特性により自身の残り体力の多さによって火力が上がるため、基本的に高体力を維持しながら戦うことになる。
待機スキルやキセキ特性でも自身の体力を回復する手段はあるが、長期戦として扱うなら限界があるため、フォトやほかのフレンズで体力を回復する術は備えておいた方がいいだろう。
「リョコウバト」や「エトピリカ」なら体力回復をしつつ、「カモノハシ」の火力上げにも貢献できるのでオススメとなる。
フォトなら与ダメージ増加と体力回復が行える「花を追いかける」「カリスマ美容師アルパカ・スリ」辺りがいいだろう。
また、回復を妨害するからげんき状態や、体力を奪うどくやズキンズキン状態は「カモノハシ」自身の待機スキルでも解除できるのは優秀である。
おまけに、けものミラクル封じと継続ダメージを持つばてばてヒリヒリ状態に対しては耐性を持っており、体力管理を妨害してくる状態異常は万全に対策できている点は評価できる。
MP加速手段を備えること
体力回復手段に備えることも大切だが、けものミラクルを何度も狙っていくバトルスタイルをとるなら、MPを加速する手段を考えておく必要がある。
待機スキルではMPを10補填できるが、発動回数に限りがあるため、別の手段が必要となる。
直近登場したフォト「ひんやりクリーミー」ならMPと体力回復を同時に行えるので優れものだ。
「ひんやりクリーミー」については下記記事を参考にしてほしい。
他にも、体力低下時に体力回復効果に変わり防御へ回れる「しあわせのうたごえ」や、火力も上げられる「だいすきなぬいぐるみ」、単純にMP増加量が高い「わたしたちとあそぼ♡」など相性の良いフォトは多く存在する。
フレンズなら「ムック」「ゴシンギュウサマ」などがオススメとなる。
ここからが本番！
画像は完凸後の効果であり、それぞれの与ダメージ増加効果が5％となる。
勘違いしやすいが最初の与ダメージ増加効果の条件は相手が3人以上の時で、後ろの与ダメージ増加効果の条件は味方が2人以上の時となっており微妙に内容が違う点には注意しよう。
後半の効果は比較的条件を満たしやすいが、前半は相手が複数でないと発動できないため、使う場面は限られてくる。
相手が複数体の可能性が高いちからくらべでは優秀な一方、単体敵の場合が多い高難度クエストやシーサーバル道場では汎用性が低い。
一応、3人以上敵が登場する場合もあるため必ずしも活躍できないことは無い。
ただし多段攻撃の場合、最初の攻撃で相手を倒して相手の数が3人未満になってしまった際は、その後の攻撃に与ダメージバフ効果が乗らない可能性があるため、アタッカーのけものミラクルや得意技が多段攻撃ではないか確認しておくべきだろう。
あつくて、ちょっぴりすずしい
完凸前は、与ダメージ増加効果、体力回復効果がともに3％となる。
体力が高い時は攻撃に特化し、体力が低い時は守りに転じることが可能で、攻守両方の側面を兼ね備えているのが強みとなっている。
そのため、「カモノハシ」「イリオモテヤマネコ」などとは相性が良く、体力を高く保ち易い運用が可能となる。
ただし、扱いやすさに関しては発動条件を持たない「川のせせらぎ」「やさしくお手入れ」の方が上のため、こちらを使う目的はやや薄れる。
与ダメージ増加効果と毎ターン体力回復効果を持つフォトは青タイプのフォト(ワイルドフォトを除く)ではこれが初となる。
まとめ
「カモノハシ」はアタッカーとして優れた攻撃性能を持っているが、どちらかというと火力ではなく手数で攻めるフレンズであるため、長期戦で強みを発揮できるだろう。
体力管理は大事だが、手数を活かすためのMP加速の手段も忘れないことが大事になりそうだ。
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