ポケモンカード拡張パック『ロストアビス』に「キュレムVMAX」が収録されることが決定した。
今回はこのカードについて相性の良いカードや詳しく考察をしていきたい。
キュレムVMAX
特性によりエネルギー加速をサポート
特性「はくぎんのせかい」は、デッキの一番上のカードをトラッシュして、水エネルギーであれば自分のポケモンに付けることができる効果を持つ。
運要素になってしまうが、毎ターン使えるのである程度のエネルギー加速手段として役立つ。
「キュレムVMAX」の技「ダイフロスト」でも、大量の水エネルギーが必要になってくるので、相性が良い特性と言える。
運要素になってしまう部分は、「スマホロトム」や「ヤレユータン」の特性「さるぢえ」を使ってデッキトップを入れ替えれば、運用を消して確実にエネルギー加速を行うことができる。
大量の水エネルギーで火力を上げる「ダイフロスト」
技の「ダイフロスト」は、水エネルギーを好きなだけトラッシュし、トラッシュした枚数×50ダメージ追加できる。
「ミュウツーVSTAR」の「サイコパージ」と似ているが、「ダイフロスト」はエネルギーをトラッシュしなくても120ダメージの素点があり、「サイコパージ」は「ミュウツーVSTAR」以外のポケモンに付いているエネルギーもトラッシュ対象に選べることでき、それぞれメリットがあり差別化が図られている。
3枚エネルギーをトラッシュすれば270ダメージ、余分に1枚水エネルギーを付けて4枚トラッシュすれば320ダメージまで上がる。
また、「こだわりベルト」をつければ、3枚トラッシュでポケモンVSTARを、4枚トラッシュでポケモンVMAXをワンパンで倒せるので、「こだわりベルト」による火力上げは是非行っておきたい。
水エネルギーの加速手段
「ダイフロスト」はいくら素点があるとはいえ、120ダメージだけでは流石に火力不足になるため、積極的に水エネルギーを消費し、火力を上げていくことが求められる。
そこで必要になってくるのは、水エネルギーの加速手段だ。
ここからは、「キュレムVMAX」に水エネルギーを加速させるための相性の良いカードを紹介していくことにする。
キュレムV
「キュレムVMAX」の進化前である「キュレムV」は技「きゅうげきれいとう」は手札から好きなだけ水エネルギーを加速することができる。
「たっぷりバケツ」等を用いて水エネルギーを手札に持ってくれば、大量のエネルギー加速を行うことができる。
「キュレムVSTAR」に進化してしまうと、この技は使えなくなってしまうので、「メモリーカプセル」でいつでも使うようにするのもありだが、その場合は「こだわりベルト」を付けられなくなってしまうので、選択が求められる。
モスノウ
「モスノウ」の特性「ひょうせつのまい」を使うことでも手札からの水エネルギー加速を行うことができる。
「キュレムV」の「きゅうげきれいとう」とは違い、こちらは特性なのでベンチからサポートすることができる。
進化前の「ユキハミ」も含めHPが90以下であるため、「レベルボール」に対応しており、ベンチに立てるのも然程難しくない点も魅力だ。
メロン
「メロン」はトラッシュから水エネルギーを1枚だけ加速し、手札も補充できるサポートカードだ。
毎ターンのサポート使用枠を消費してしまうものの、「キュレムVMAX」の「ダイフロスト」で消費した水エネルギーを再利用できる点は評価できる。
4枚採用せずとも、少なくとも1枚はデッキに入れておきたいカードだ。
オリジンパルキアVSTAR
「オリジンパルキアVSTAR」は言わずと知れた現環境で猛威を振るうカードだ。
VSTARパワーの「スターポータル」でトラッシュから水エネルギーを3枚と大量に加速することができる優秀な効果を持っている。
VSTARパワーなので1度しか使えないが、使用後もアタッカーとしても十分役割を果たせるので腐ることが無い。
カメックス
「カメックス」の特性「かつりょくせん」はデッキからエネルギーを6枚まで選び、自分のポケモンに好きなように付けることができる。
6枚という枚数は異常な加速量で、「キュレムVMAX」の「ダイフロスト」270ダメージを2回分撃てる量をこの特性1回で補うことができる。
最悪の場合、このカードに水エネルギーを付ければサブアタッカーとしても機能してくれる。
課題はこのカードが2進化ポケモンであることと、この特性を使用した時点でターンが終了してしまうことである。
どちらも時間をロスしてしまうというデメリットを持っているため、いかに早くこのカードをベンチに立てられるかがカギとなってくる。
まとめ
「キュレムVMAX」の「ダイフロスト」は水エネルギーの消費量によって火力を無限大に挙げることができ、「こだわりベルト」を付ければポケモンVSTARやポケモンVMAXもワンパンで倒すことができる。
この技を継続的に撃つにはエネルギー加速手段が必須で、様々な手段が用意されているので、いろんなカードを試して自分に合ったデッキを組んでほしいところだ。
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