ポケモンカード拡張パック『ロストアビス』に「ミミッキュ」が収録されることが決定した。
今回はこのカードについて相性の良いカードや詳しく考察をしていきたい。
ミミッキュ
特徴的なのは2つ目の技の「ワーストギフト」だ。
相手の場にあるダメカンの数×10ダメージとなっており、使い方次第でダメージ量を大きく稼げそうな内容となっている。
相手のポケモンを倒さないことが重要
「ワーストギフト」で火力を上げていくには、以下に相手のポケモンに多くのダメカンをばら撒くことができるかが重要だ。
技の一発が高火力のポケモンを使ったとしても、それで相手ポケモンが気絶してしまうのではダメカンを相手の場に残すことができないので、「ミミッキュ」の「ワーストギフト」の威力は上がらないままだ。
例え、HPぎりぎりで耐えたとしても、その相手ポケモンが次の攻撃で倒れてしまっては、「ワーストギフト」の高火力を維持し続けるのは難しい。
そのため、相手のバトルポケモンではなく、相手のベンチポケモンにより多くのダメカンをばら撒くことができるかが重要になってくる。
「ワーストギフト」と相性の良いカード
上記の内容考慮したうえで、ここからは相性の良いカードを挙げていくことにする。
ミュウツーVSTAR
「ミュウツーVSTAR」の「スターレイド」とは非常に相性が良く、相手のポケモンV1体につき、12個のダメカンをばら撒くことができる。
例えば、相手の場にポケモンVが3体いれば36個のダメカンをばら撒けるので、「ミミッキュ」の「ワーストギフト」は360ダメージとなり、ポケモンVMAXでさえもワンパンで倒すことが可能になる。
VSTARパワーであるため一度しか使えないが、ここぞというところで使うことができれば、その効果は絶大となものとなるだろう。
ミミッキュVMAX
「ミミッキュVMAX」の「オカルトナンバー」はダメカンを4個、「アセロラの予感」を使っていれば13個ばら撒くことができる。
ダメカンは好きなように置くことができるので、相手のバトルポケモンに負荷をかけずにダメカンをばら撒けるのが優秀だ。
より多くのダメカンを巻いていきたいので、「アセロラの予感」は必須になるだろう。
ドラパルトVMAX
「ドラパルトVMAX」の「ダイファントム」はダメカンを5個だけばら撒くことができる。
相手バトルポケモンにも130ダメージ与えることができるので、合計18個のダメカンをばら撒くことができるが、130ダメージで相手のバトルポケモンが気絶しないように配慮する必要はある。
相手のバトルポケモンがポケモンVくらいのHPがあるならば、然程心配はいらないだろう。
イオルブVMAX
「イオルブVMAX」の特性「かいこうせん」は相手ポケモン全員にダメカン1個を置けるので、毎ターン最大6個のダメカンをばら撒くことができる。
特性であるため効果を使って番を終了することが無いのが優秀だが、バトル場に出さないと使えない特性となっている点が痒いところに手が届かない。
れんげきウーラオスVMAX
「れんげきウーラオスVMAX」の「キョダイレンゲキ」であれば、相手のバトルポケモンを傷つけずにダメカンを合計24個もばら撒くことができ、非常に優秀である。
ただし、「ミミッキュ」とタイプが異なり、技を使うエネルギーも重めなので、デッキ事故が起こらないような構築と運用が求められる。
最悪の場合、「れんげきウーラオスVMAX」をメインアタッカーとして運用したほうが良いかもしれない。
アローララッタ
例えば、相手バトルポケモンのHPが300の場合、「アローララッタ」の「いかりのまえば」を使えば29個のダメカンを乗せることができるので、数を稼ぐにはうってつけである。
ただし、ダメカンを乗せられるのは相手のバトルポケモンとなり、瀕死直前の状態に追い込むことになってしまう。
今回は「ミミッキュ」の「ワーストギフト」の威力を上げつつ、その火力を維持したいので、ベンチポケモンにダメカンをばら撒くことができるかを主体として見ているので、「アローララッタ」は今回のコンセプトからは大きく外れてしまう。
それでも、「ボスの指令」等で相手のポケモンを確実に入れ替える手段を確保できるのであれば、採用の価値はあるだろう。
ムウマージ
「ムウマージ」は技の「ぶきみなうたごえ」でダメカンをばら撒くことができ、最大で12個稼ぐことが可能だ。
さらに、特性の「うらみのまじない」によって、HP満タンの状態から倒されれば、追加で8個のダメカンを稼ぐことができる。
特性でばら撒くダメカンは、相手のバトルポケモンとなってしまうが、ダメカン8個で気絶する可能性の低さを考えれば、然程問題はないだろう。
「ムウマージ」の詳細については下記記事を参考にしてほしい。
かがやくゲッコウガ
「かがやくゲッコウガ」は「げっこうしゅりけん」によって、ベンチのポケモンに合計18個のダメカンをばら撒ける。
ダメカンの量も多く、たねポケモンであるため非常に扱いやすいが、「ミミッキュ」とタイプが異なるり、技を使うたびにエネルギーを消費することから、タイプ混同やエネルギーの採用枚数においてデッキの構築の仕方にそれなりに難がある。
また、かがやくポケモンである以上、採用枚数が1枚になってしまうので、「かがやくゲッコウガ」だけでダメカン稼ぎを頼るのは、さすがに無理があるだろう。
大口の沼
相手がベンチにポケモンを展開するたびに、ダメカンを2個稼げぐ事ができる。
相手依存にはなってしまうものの、現環境ではベンチに多くのポケモンを展開していくデッキは多数存在するので、大きな効果を期待できるだろう。
いにしえの墓地
超タイプのポケも煮貝であることが求められるが、毎ターン相手がエネルギーを手張りするだけで、ダメカンを2個稼ぐことができるので、ダメカン稼ぎには役立つ。
特に、手札からエネルギー加速をするデッキを相手にする場合は非常に効果的だ。
「ミミッキュ」自身は超タイプなので、このカードの効果を受けない点も評価できる。
まとめ
今回紹介したダメカンを稼ぐカード以外にも、もしかしたら「ミミッキュ」の「ワーストギフト」と相性の良いカードが存在するかもしれない。
デッキのコンセプトに合わせて使うカードを検討し、自分だけの「ミミッキュ」デッキを考えるのは面白そうだ。
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