6/4(土)発売の『メガロードパック』に「お母さんの嵐」と「アゲアゲイン」が収録されることが決定された。
このカードについて触れて詳しく解説していきたい。
お母さんの嵐
魔法カード
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル8以上/水族)がいる場合、手札のモンスター(水族)1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで破壊する。この効果でモンスター(機械族)を破壊した場合、さらに相手フィールドのモンスターを全て破壊できる。
遊戯王OCGで登場した「酸の嵐」をかけたリメイクカードといったところか。
効果も機械族に関与する効果を持っているので間違いはないだろう。
効果は「美☆魔女狩り」とほぼ同じで、機械族を破壊した場合に相手モンスターを全破壊することが可能となる。
発動条件として水族のレベル8モンスターの他に、もう1体別の水族モンスターが必要だが、「アッシーホース」や「肩電娘々」の効果で水族モンスターをサルベージしていけば、極端に難しい条件ではないだろう。
とはいえ、いつでも気軽に発動できるカードではないので、採用枚数は控えめにしたい。
また、「美☆魔女狩り」の採用も考慮しているのであれば、このカードとどちらを採用するかは検討したほうがいいだろう。
アゲアゲイン
罠カード
【条件】自分の表側表示モンスター(水族)が攻撃を受ける相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】[攻撃してきたモンスターの攻撃力]だけ自分のLPを回復する。
相手の攻撃モンスターの攻撃力分LPを回復できるので、その攻撃によってLPが尽きることはなくなる。
しかし、LPを回復するだけでそのモンスターを戦闘守ることはできず、戦闘ダメージも発生する。
また、直接攻撃に至っては発動条件すら満たすことができないので、痒いところに手が届かない効果となっている。
いくらか発動条件は異なるが、「楽姫の独演」の攻撃を無効にできる効果の方が圧倒的に使いやすい。
状況次第ではあるが、自分のモンスターをすべて守備表示にして、LP回復効果も見込める「オールナイトフィーバー」とどっこいどっこいだろう。
使うのであれば、「バブリーマン・ショック!」で受けたダメージの足しに使うくらいがちょうどいいのかもしれない。
まとめ
「お母さんの嵐」は機械族のデッキの相手に刺さる効果を持っており、「アゲアゲイン」は痒いところに手が届かないが、水族に親和性のあるLPを回復する効果を持っている。
採用するかはデッキ構築次第になるが、水族デッキなら「お母さんの嵐」の方は採用しても面白いかもしれない。
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