6/25(土)発売の『ストラクチャーデッキ 宝玉の伝説』に、「宝玉の加護」「宝玉の祝福」「宝玉の奇跡」が収録されることが決定された。
これらのカードについて触れて解説していきたい。
宝玉の加護
通常魔法
https://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%CA%F5%B6%CC%A4%CE%B2%C3%B8%EE%A1%D5&word=%CA%F5%B6%CC%A4%CE%B2%C3%B8%EE
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「宝玉獣」モンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、そのカードの元々の種族・属性・レベル・攻撃力・守備力を持つ「宝玉獣トークン」1体を自分フィールドに特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分の魔法&罠ゾーンに「宝玉獣」カードが置かれた場合、
このカードを除外して発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
自分の魔法&罠ゾーンの「宝玉獣」モンスターカード1枚を選んで特殊召喚する。
破壊する『宝玉獣』はモンスターであれば、魔法&罠ゾーンにいるカードでも問題ないので、選択幅は広い。
モンスターゾーンの『宝玉獣』を破壊すればボードアドバンテージを得られ、魔法&罠ゾーンの『宝玉獣』を破壊すればフィールドのモンスターを増やすことに繋がる。
シンクロやリンク召喚も併用する『宝玉獣』デッキであれば、後者を利用してシンクロ召喚やリンク召喚に繋げやすい。
そのほかには魔法&罠ゾーンの「究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン」を破壊するのも面白いだろう。
トークンという扱いで、攻撃力3000のモンスターを特殊召喚したことになる。
2つ目の効果は、墓地のこのカードを除外して、魔法&罠ゾーンの『宝玉獣』モンスターを場に出すことができる。
先程と同じく、魔法&罠ゾーンの「究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン」利用すれば、攻撃力3000を簡単に場に出すことができ、「宝玉獣 ルビー・カーバンクル」を呼び出せば、魔法&罠ゾーンの『宝玉獣』モンスターを大量展開できる。
宝玉の祝福
通常罠
https://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%CA%F5%B6%CC%A4%CE%BD%CB%CA%A1%A1%D5
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の魔法&罠ゾーンの「宝玉獣」モンスターカードを2枚まで選んで特殊召喚し、
その元々の攻撃力の合計分だけ自分のLPを回復する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分の魔法&罠ゾーンに「宝玉獣」カードが置かれた場合、
このカードを除外して発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
自分のデッキの一番上のカードをめくり、それが「宝玉獣」モンスターだった場合、
そのモンスターを手札に加えるか特殊召喚する。
違った場合、そのカードを墓地へ送る。
1つ目の効果で展開すべきモンスターは「宝玉獣 ルビー・カーバンクル」や「究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン」だろう。
「宝玉獣 ルビー・カーバンクル」は特殊召喚されると、魔法&罠ゾーンの『宝玉獣』を呼び出せるので、2枚だけでとどまらず、全員展開することができる。
「究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン」は単純にアタッカーとして有力な候補になる。
また、攻撃力も高いので3000以上のライフを回復できるのは大きい。
運要素となる2つ目の効果は「宝玉獣 コバルト・イーグル」の効果で予め『宝玉獣』モンスターをデッキトップに戻しておけば、そのカードを確実に手札化フィールドに持ってくることができる。
また、運に懸けて万が一外した場合でも損失は小さいうえに、このカードや「宝玉の加護」など、墓地で発動できるカードが引ければ、ほとんど損失無く効果を処理できる。
ちなみに、このカードは罠カードであるため2つ目の効果は相手ターンでも使えるが、「宝玉の加護」は通常魔法カードなので、自分のターンのみの発動となる。
宝玉の奇跡
カウンター罠
https://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%CA%F5%B6%CC%A4%CE%B4%F1%C0%D7%A1%D5
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
自分フィールドの「宝玉獣」カード1枚を選んで破壊し、その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分の魔法&罠ゾーンに「宝玉獣」カードが置かれた場合、
このカードを除外して発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
自分の手札・デッキ・墓地から「宝玉獣」モンスター1体を選び、
永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
モンスターゾーンの『宝玉獣』カードを破壊すればボードアドバンテージを維持でき、魔法&罠ゾーンの『宝玉獣』カードを破壊すれば、戦線を維持できる。
どちらを選択しするにせよ、損失をある程度抑えたうえで、相手のカードの発動を無効にできるのは非常に大きい。
モンスターの効果、魔法、罠のいずれも対応できるが、既に存在する永続魔法、永続罠の効果発動を無効にすることはできないので注意だ。
2つ目の効果は、発動条件は「宝玉の加護」「宝玉の祝福」と同じで、手札、デッキ、墓地から『宝玉獣』モンスターを魔法&罠ゾーンに置くことが空出来る。
選択場所は除外ゾーン以外のすべてから選べるので、非常に扱いやすい。
状況に応じて出すべき『宝玉獣』を選ぶべきだが、もし何を出せばいいか悩む場合は「究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン」を出しておけば、自身の効果でレベル4以下の『宝玉獣』モンスターをリクルートできるので、判断を後回しにできる。
まとめ
今回の『宝玉獣』魔法、罠カードの登場で、展開力と制圧力を増すことができたように思える。
自分も昔構築した『宝玉獣』デッキがあるので、これを機に再構築してみたい。
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