けものフレンズ3の『ヒヤヒヤ！？真夏のバカンスしょうたい』にて、新フレンズ「ブチハイエナ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「ゆったりパーク巡り」も並べて解説していくことにする。
ブチハイエナ
「ブチハイエナ」はフレンドリー属性のフレンズだ。
高いダメージ量を狙える単体攻撃のけものミラクルの他に、与ダメージ増加効果も複数持っているため、アタッカー役として活躍することができる。
また、くたくた状態に関する効果を多く持つのが特徴である。
くたくた状態を活かす
「ブチハイエナ」はけものミラクルで相手をくたくた状態にできるほか、くたくた状態の相手に対してダメージ量が上がる得意技や、味方の与ダメージが増加する待機スキルや、キセキ特性を備えている。
けものミラクルでくたくた状態にできるのであれば、これを利用するほかない。
「ブチハイエナ」の他にくたくた状態にできるフレンズを挙げるなら、同じフレンドリー属性の「サーバル」が存在し、必要MPも「ブチハイエナ」比べて少ないので、「サーバル」のけものミラクルを頼るのも良い。
安定はしないが、他属性の「シロヘラコウモリ」の得意技でも中確率でくたくた状態を狙うことが可能だ。
ただ、残念なことに「ブチハイエナ」の全てのバフ効果を利用しても、フレンドリー属性のアタッカーとして優秀な「ビャッコ」「マカミ」「ガチャピン」にダメージ量は及ばない。
そして、これらのフレンズは与ダメージ増加効果の発動条件が然程難しくないの対して、「ブチハイエナ」はキセキ特性の一部のバフ効果がステージの時間に依存し、若干不安定でもある。
単なるアタッカーとして採用するのであれば、「ブチハイエナ」を採用する目的を明確化したいところだ。
味方との連携が重要
「ブチハイエナ」が持って得いる効果で特徴的なのは、自身以外にも味方のフレンドリー属性の与ダメージも底上げできる点だ。
待機スキルではくたくた状態の相手に与ダメージを15%上昇し、キセキ特性ではステージの時間に依存するものの、くたくた状態の相手に自身以外の味方が10%上昇させることができる。
また、ステージの時間が夜であれば、自身の与ダメージ増加も見込めるため、むしろステージの時間に関するキセキ特性は無理矢理でも活かしていきたいところだ。
このように味方の与ダメージを上げる効果を複数持つ「ブチハイエナ」に対して、味方に対してサポートする効果をほとんど持たない「ビャッコ」「マカミ」「ガチャピン」は多少差別化を図れると言える。
この点から、「ブチハイエナ」は味方の与ダメージの底上げをサポートできるため、「ブチハイエナ」以外にもフレンドリー属性のアタッカーをパーティに採用するのが好ましい。
特に、先程挙げた「サーバル」とは相性が良く、けものミラクルでくたくた状態にできるほか、相手の被ダメージも増加させることができるため、強敵相手のセルリアン戦には非常に有効だ。
また、与ダメージを考慮せず、くたくた状態にさせるということに注目するなら、「ブチハイエナ」のけものミラクルで2ターン、溜めこみ上手が発動している「サーバル」けものミラクルで1ターン×2回を合計して、最大4ターンの間、相手の必殺技を止めることが可能だ。
「サーバル」の得意技で相手のMP減少も狙えるので、うまくいけば相手の必殺技を長時間封じることができる。
フレンズ戦では他属性の「シロヘラコウモリ」と相性が良いだろう。
フレンズ戦で攻撃系のけものミラクルを使うと、その技で相手を撃破してしまう可能性が高いので、くたくた状態によるバフ効果の恩恵を得られにくい。
そのため、「シロヘラコウモリ」の得意技で簡易的にくたくた状態を付与させられるのが好ましい。
「ブチハイエナ」や「サーバル」が苦手とするファニー属性に対しても「シロヘラコウモリ」でカバーできるので、相性的にもバランスが良い。
「もーっとプラズム」より「みんなでアタック」がおすすめ
Tryフラッグのけもコーラスを狙い、次のターンでバフ効果を大量に上げることができる隊長スキル「もーっとプラズム」は魅力的だが、「ブチハイエナ」を始め、「サーバル」も「シロヘラコウモリ」もTryフラッグは1つしか所有しておらず、Tryフラッグのけもコーラスを狙いにくいため推奨はできない。
また、アタッカーである「ブチハイエナ」も「サーバル」もプラズムの値は低いため、そもそもTryフラッグによるバフ効果の恩恵が小さくなっている。
それであれば、安定的に火力を増加できる「みんなでアタック」を採用する方が効率が良いと言えるだろう。
勿論、ダメージ以外の点に重視していることがあるのであれば、これら以外の隊長スキルを採用するのも十分ありだ。
フォト「ゆったりパーク巡り」
画像は完凸後の効果であり、完凸前は効果発動条件が体力50％以下の時になる。
自身の与ダメージを上げながら、味方の被ダメージを軽減できるため、アタッカーに持たせて自身も味方もサポートすることができる一石二鳥な効果を持っている。
パーティ全体を満遍なく強化でき汎用性が高い反面、これといい特化された効果が無いため、フォトに求めている効果が他にあるのであれば、このフォトが採用される優先度は低くなりやすい。
パーティ全員に持たせれば被ダメージ軽減効果が重なって、より強固なパーティを作ることは可能だ。
パーティ全体の被ダメージ軽減フォトといえば、初期から存在する「隊長さーん！」の方が上位互換ではあるが、フォトタイプがあちらと異なるため、フォトタイプの制限で「隊長さーん！」が採用できない代替え案としてこちらを採用するのは一理ありかもしれない。
まとめ
「ブチハイエナ」はくたくた状態を活かして戦うフレンドリー属性のアタッカーである。
味方に対しても与ダメージ増加効果を複数持っているため、ステージの時間依存をどうにかクリアして「サーバル」や「シロヘラコウモリ」と一緒に採用したいところだ。
フォトの「ゆったりパーク巡り」は特化した強みは無いが、汎用性がある効果ではあるので、どのフォトを装備すればいいか迷った時の選択肢としてなら十分価値はあるだろう。
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