けものフレンズ3の『教えて!悪魔の先輩!?ぷしょうたい』にて、新フレンズ「エダハヘラオヤモリ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「ひっそり?どっきり!」、星3フォト「なでなでご利益♪」も並べて解説していくことにする。
エダハヘラオヤモリ
「エダハヘラオヤモリ」はラブリー属性のフレンズ。
ステータスはやや守りが高めのバランス型。
相手のデバフ効果を豊富に持つのが特徴的となっている。
デバフの小技でサポート
「エダハヘラオヤモリ」は得意技、待機スキル、キセキ特性にデバフ効果を持ち、その内容も様々である。
そして、いずれも相手の属性に影響受けない点や、待機スキルとキセキ特性は相手全体に及ぶ点が魅力である。
与ダメージ減少効果は得意技で高確率で付与させることができるので、Beatフラッグを引いた場合は相手のアタッカーを中心に攻撃して相手の火力を弱めていきたい。
相手のパーティが全員アタッカーで定めをつけづらい場合でも、キセキ特性さえ開放していれば常時相手の火力を10%弱められるのである程度対策は可能であり、全体に刺さる分貢献度も大きい。
相手の被ダメージ増加効果は、キセキ特性で常時10%、待機スキルで2ターンの間10%増加させられるので、待機スキルを2回連続で発動させられれば、単純な計算で自分パーティの火力を約1.33倍高めることができる。
ただし、待機スキルの効果は然程長くないので、味方の攻撃系けものミラクルが使えるタイミングで狙って発動させていきたい。
そしてこちらの効果も相手全体に及ぶデバフ効果になっているため、こちらのけものミラクルが全体攻撃であれば、より効率的に相手にダメージを与えることが可能だ。
場持ちが良い
待機スキルと特性に自身のヘイトを下げる効果を持っているため、なかなか敵の攻撃が被弾しにくい性能をしている。
被弾が重なり、万が一体力が50%切ったとしても、特性で体力を大きく回復する効果も持っていることもあり、かなりギブアップはしにくいほうだろう。
このおかげで、相手にデバフをかけて嫌がらせで攻める戦法も長期的に行うことができる。
ただし、耐久力は決して高いわけではないため、狙われた場合の攻撃を受ける術までは備えておらず、単体攻撃系のけものミラクルを被弾した場合は耐えられない可能性が高い。
ほかにも全体攻撃に対してはヘイト減少は無価値なので、多少はフォトで耐久力を上げておくが良いだろう。
アタッカーでもないので、火力を上げるフォトも積ませる必要はなく、フォト枠も厳しくなることはないはずだ。
役割を明確にして運用したい
相手全体に対するデバフ効果や、けものミラクルにちぐはぐリズム状態付与があること、wave数が少ないことでキセキ特性の与ダメージ減少デメリットを受けづらいことから、若干ちからくらべでの採用が有利になるが、通常のクエストのバトルでも十分戦える性能は備わっている。
そのため、「エダハヘラオヤモリ」はどんなバトルで優位に戦えるかというよりは、どういう運用でバトルの勝利に貢献できるかを重要視したほうが良い。
デバフ効果を多く持つ強みはあるが、そのデバフ効果をうまく生かせなければ「エダハヘラオヤモリ」を運用する意味は薄い。
逆にあれもこれも良かれと思って全てのデバフを生かすとなると、運用難易度は高くなり貢献度も中途半端になりやすい。
なので、与ダメージ減少効果に注目して強敵の火力を弱めて長期戦に持っていく戦略をとったり、被ダメージ増加効果に注目して相手パーティの耐久を下げてこちらの全体攻撃主体のフレンズで攻め落とす戦略をとったり、回避デバフに注目して回避タンクキラーを担ったりと何かしらの役目を決めておく必要がある。
戦略を固め、「エダハヘラオヤモリ」の役目を決めたうえで、ほかの採用フレンズを決めていけば、より目的が明確化したパーティを組むことができ、「エダハヘラオヤモリ」も十分に活躍させることが可能だろう。
ひっそり?どっきり!
画像は完凸孫の効果であり、完凸前は与ダメージ増加が5%となり、相手の与ダメージ減少効果は自身の体力が50%以下という条件が加わる。
高めの攻撃と与ダメージ増加バフを持つため、アタッカーの火力上げには貢献できるが、単純な火力上げであれば、このフォトを上回る上位互換は多く存在する。
そのため、相手全体を弱体化させられる効果に着目して採用したいフォトである。
敵の数が多ければ多いほど貢献度は高くなるので、ちからくらべで扱いやすく、特に全体攻撃主軸のパーティ等のアタッカーが多い相手に刺さりやすい。
ただし、「レディー・アフター」「応援の歌」等、類似の効果を持つフォトは多くライバルは多いので選択は迫られる。
また、相手の弱体化効果を着目して使用するのであれば、完凸前の発動条件はやや重いため、なるべく完凸はさせておきたい。
なでなでご利益♪
完凸前の効果は、味方全体の与ダメージ増加が8%となる。
「ゴシンギュウサマ」の特性と似た効果を持ち、すやすや状態になることでパーティ全体の火力を上げることが可能になる。
強化値が高く、味方全体にも付与されるため、複数のフレンズに同じフォトを持たせればアタッカーの火力を大きく上げることが可能だ。
すやすや状態になるには体力を50%以下にする必要があるため、複数のフレンズにこのフォトを装備させる場合は、リスクがやや高く、体力管理もかなり面倒だ。
また、すやすや状態になったとしても、次に被弾した場合すやすや状態が解除されてしまうため、ヘイトを高くして積極的に被弾し、早く体力を減らすという策もあまり有効性はない。
そのため、基本的に全体、前列すやすや攻撃を持つ強敵相手に採用するのが一般的であり、完全に相手への依存度が高いフォトとなる。
複数体をすやすや状態にする攻撃を持つ強敵は、偶にシーサーバル道場でも登場するため、該当する敵が登場したシーズンではこのフォトの活躍の見込みも高いだろう。
ただし、すやすや状態であるということはもちろんそれ相応のリスクがあり、このフォトをバッファーに持たせるのであれば、バッファーのWバフが狙いにくい、待機スキルによるバフ効果が狙えない、BeatやTryフラッグのけもコーラスが狙いにくい等、火力底上げの妨げの要因にもなるので、リスクをとっても味方の火力10%を上げる魅力があるのかはよく考慮したいところだ。
まとめ
「エダハヘラオヤモリ」は相手へのデバフ付与を得意とした戦術を得意とし、範囲や対象も広いため柔軟に戦ってパーティをサポートすることが可能だ。
ただし、役割を明確化しておかないと活躍の兆しは薄いため、パーティの戦略や「エダハヘラオヤモリ」を採用する目的はしっかり定めておきたい。
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