けものフレンズ3の『ダイトウオオコウモリすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「ダイトウオオコウモリ」が登場した。
今回は同時に実装されたフォトはないので、「ダイトウオオコウモリ」のみについて評価、解説していくことにする。
ダイトウオオコウモリ
「ダイトウオオコウモリ」はファニー属性のフレンズ。
バランスの取れたステータスで、回避が高いのが特徴。
ゲームでは『けものフレンズフェスティバル』で初登場し、『けものフレンズ3』でも「フルーツみーつけた!」のイラストや「ごろぴか、どどーん!」のフォト解説に登場している。
回避デバフが得意
「ダイトウオオコウモリ」はけものミラクルとキセキ特性に回避デバフ効果を持つ。
これにより、「キンシコウ」や「アイアイ」など、素で回避が高い相手にそこそこ対抗する力を持っている。
特にキセキ特性は相手全体に及び、効果も常時発動するため非常に使いやすい。
回避の高いパーティで固めている相手とちからくらべで戦うときはそれなりに有効だろう。
けものミラクルは単体攻撃であり、ダメージも与えてしまうため、場合によっては回避デバフを付与する前に相手を倒してしまう可能性がある。
とはいえ、けものミラクルであることから攻撃が必中のため、回避が高い相手にも有効であり、「スカイフィッシュ」等の苦手属性に対してけものミラクルを撃って万が一生き残ったとしても、回避デバフが大きく刺さるのでそのあとの戦闘はかなり有利に戦える。
MPが80と低いため、「ムック」などを採用してMPが溜まりやすいパーティ構成にすれば、ちからくらべのような短期決戦でもけものミラクルの発動を狙っていくことができる。
貴重なちぐはぐリズム耐性
ファニー属性で味方全体にちぐはぐリズム耐性を付与するフレンズは、現時点で「ダイトウオオコウモリ」のほかに「スザク」しかおらず、かなり貴重な効果を得たと言える。
基本的にちぐはぐリズム攻撃を仕掛けてくる強敵セルリアンに有効な効果と言えるが、ちからくらべの場合は「ディアトリマ」「ボブキャット」に対抗できるようになる。
また、待機スキルによってけもコーラスに参加することができる「ホワイトサーバル」「バンドウイルカ」はファニー属性のフレンズのため、この効果の恩恵を得られる。
よって、ちぐはぐリズム状態に邪魔されず、待機スキルによるけもコーラスを気軽に発動でき、こちらの攻撃の手数を増やすことが可能だ。
特に「ホワイトサーバル」はこの待機スキルを無限に発動できるため、ちぐはぐリズムにならないという効果はかなり強力な助っ人となってくれるだろう。
長期戦の場合は味方の耐久強化も可能
けものミラクルの必要MPが少なく発動機会を増やせること、待機スキルの発動回数に制限がないこと、味方へのMP増加と体力回復が毎ターンであることを踏まえると、「ダイトウオオコウモリ」はバトルが長引けば長引くほど、有利に戦うことができる。
即ち、高難度クエストなどの強敵相手と戦う場合にふさわしいフレンズと言えるだろう。
お得意の回避デバフに関しては、相手が回避増加バフや命中率減少デバフを使ってこないと役割を果たせないため、相手に依存する可能性はある。
ただ、けものミラクルによる相手の与ダメージ減少や、待機スキルによる味方被ダメージ減少効果を利用することで、パーティ全体の耐久を高めることができる。
これを利用して、「ダイトウオオコウモリ」のMPを溜めて、相手の大技の前のターンにけものミラクルを撃ち、相手の大技と同じターンで待機スキルを発動すれば、相手の大技のダメージを大幅にカットすることが可能だ。
タイミングはやや重要になってくるため運用スキルは問われるが、うまく回すことが出来ればこちらの被害を最小限に抑えて安全に戦うことができる。
まとめ
ちからくらべで使う場合は回避の高い相手と戦う時に、高難度クエストで使う場合は攻撃力が高い敵と戦う時に「ダイトウオオコウモリ」は有利に立ち回ることができる。
ちぐはぐリズム耐性や味方へのバフなどサポート効果もそれなりに優れているため、あまり状況を問わずに扱える柔軟さを持ち合わせているのも「ダイトウオオコウモリ」の強みと言えるだろう。
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