ポケモンカード強化拡張パック『Pokemon GO』に「フシギダネ」「フシギソウ」「フシギバナ」「ヒトカゲ」「リザード」「リザードン」「ゼニガメ」「カメール」「カメックス」が収録されることが決定した。
今回はこれら御三家の最終進化の「フシギバナ」「リザードン」「カメックス」取り上げてを紹介することにする。
また、この3匹はかがやくポケモンとしても収録が決定しており、「かがやくフシギバナ」「かがやくリザードン」「かがやくカメックス」については下記記事を参考にしてほしい。
フシギダネ、フシギソウ、フシギバナ
「フシギバナ」の注目すべき点はやはり特性の「クラクラキャッチャー」だろう。
コイントスの運にはなるが、当たれば「ボスの指令」と同様の効果を得られるほか、バトル場に呼び出したポケモンを毒とねむり状態にすることができる。
とどめを刺したい相手を呼ぶときはもちろん、逃げるコストが重い相手ポケモンを呼び出し眠り状態にさせて時間稼ぎとして使うこともできる。
これが毎ターン使えるということだから驚きだ。
複数の状態異常にできるので「エンニュート」の「なぶりやき」や「ヒスイオオニューラV」の「フェイタルクロー」でもダメージを稼ぐことはできるが、コイントスの運要素を考えると安定性は欠ける。
使い切りにはなってしまうが「バタフリー」の「さんしょくりんぷん」の方が確実性もあり、状態異常の種類が多いので、ダメージ量も大きい。
他の使い方としては、毒状態にできるので、「メタモン」と「ヌケニン」を利用した「いのちをしぼる」や、同じパックで登場する「アローララッタ」の「いかりのまえば」で相手のHPを残り10にして、ポケモンチェック時の毒ダメージで倒すという方法がある。
「メタモン」と「ヌケニン」のコンボや「アローララッタ」の使い方については下記記事を参考にしてほしい。
相手ポケモンを毒状態にできるポケモンは「フシギバナ」以外にも存在するが、この特性なら相手の確実に倒したいポケモンを呼べるので差別化は図れている。
技「ソーラービーム」は草エネルギー2個、無色エネルギー2個で効果なしの130ダメージとなっている。
必要エネルギーが多い割に火力は低めで、少し扱いづらい。
アタッカーとして使うには少し難しいところがあるので、主に特性メインで運用することになるだろう。
ヒトカゲ、リザード、リザードン
「リザードン」の特性「もえさかる」は基本炎エネルギーを2個分として扱うことができる。
そのため、技「フレアドライブ」は炎エネルギー2個で使えるようになるので、少ないエネルギーで高火力の技を打つことができる。
さらに、この効果は自身だけでなく、自分のポケモンすべてに適用される。
超大ダメージの技を使える「リザードンVMAX」や「リザードンVSTAR」はそのダメージ量の大きさがゆえに必要な炎エネルギーが多いので、この特性を使って節約するのが良いだろう。
技によってトラッシュしたエネルギーは「マグマの滝壺」を使えば再利用でき、ダメカンを乗っけることができるので、「リザードンVSTAR」の「ばくれつファイヤー」とも相性が良い。
また、「マルヤクデVMAX」の「キョダイヒャッカ」もついている炎エネルギーの数だけダメージ量が上がるので、炎エネルギーの数を倍にできるこの特性と非常に噛み合っている。
ちなみに、基本炎エネルギーのみ2個分として扱うので、「ヒート炎エネルギー」や「オーロラエネルギー」では2個分として扱われない。
なお、この特性を持つ「リザードン」が複数体いても効果は重複しないので注意すること。
ゼニガメ、カメール、カメックス
「カメックス」の特性「かつりょくせん」は山札からエネルギーを6枚まで選び、自分のポケモンにつけることができる。
付けられる枚数が6枚と非常に多いので、加速力がとても高い。
さらに、付けられるエネルギーは種類を問わないため、水エネルギー以外だろうが、特殊エネルギーだろうが何でも構わない。
このポケモンに水エネルギーを4枚付ければ、技の「ハイドロポンプ」で210ダメージを出すことができ、6枚全部つけるものなら270まで火力が上がる。
強力がゆえに使うと自分の番を終えてしまうが、バトル場だけでなく、後続のポケモンを一気に育てることができるので、試合の序中盤で積極的に使っていきたいところだ。
まとめ
各御三家最終進化がそれぞれの特性を持ち合わせており、どれをとっても強力な特性であると言っても過言ではない。
どれも戦略の幅が広がる特性なので、これらを軸としたデッキを考えてみるのもありだろう。
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