けものフレンズ3の『しょうたい』にて、新フレンズ「【自然の音とリズムにのせて】オオミミギツネ」が登場した。
同時に実装されたフォトはないので、「【自然の音とリズムにのせて】オオミミギツネ」のみについて評価、解説していくことにする。
【自然の音とリズムにのせて】オオミミギツネ
「【自然の音とリズムにのせて】オオミミギツネ」(以下、「オオミミギツネ」と記載。)は、フレンドリー属性のフレンズ。
サブ属性にファニー属性を持つ。
耐久寄りのステータスで守りは特に高く、現時点でフレンドリー属性の中で2番目の高さを誇る。
体力が高いこともあり、けもステータスに至ってはフレンドリー属性で1番高い。
攻守両方のバフを持つけものミラクル
けものミラクルは味方の火力バフがメインとなり、バフ効果は3ターン継続する。
また、味方が5人であればフレンドリー属性さらに火力バフ効果がかかるようになっており、アタッカーであればかなりの与ダメージを期待できるだろう。
ただし、必要MPが140と非常に重いため、シーサーバル道場ではWバフに不向きであり、結果的にほかのWバッファーの方がもっと大きなバフをかけることができる。
さらに、けものミラクル以外の味方への火力バフ効果はいくつかあるものの、強化値はそこまで大きくない。
プラズムも30と少し高くアタッカーへのプラズム配分を阻害してしまう点もあり、トータルで見た場合環境トップで活躍する火力バッファーと比較するにはやや厳しい部分がある。
代わりに、「オオミミギツネ」は火力と合わせて耐久を強化するバフ効果も持っており、攻守の両面を強化することができる強みを持つ。
耐久バフを付与できる効果はけものミラクルの他にキセキ特性で備えているほか、得意技では相手の与ダメージを減少させることができるので実質味方の耐久強化になっている。
また、得意技で相手をくたくた状態にできれば、特性で自身のくたくた状態から受けるダメージを減少させられるので、ここでも得意技が疑似的に耐久バフへと繋がる。
そして、けものミラクルはルンルンきぶん状態も味方に付与できるため、これにより強化した攻守の両方をデバフから守ることができるのはありがたい。
味方をギブアップさせないことが重要
「オオミミギツネ」自身のステータスは非常に耐久が高く、壁役として運用することは可能だが、耐久の高さのメインはステータス依存であるため、被ダメージ減少効果や体力回復効果など場持ちをよくするにはフォトで補う必要がある。
あとは「大海を往く」等のフォトでヘイトを上げておけば、完全にタンク役として立ち回れるだろう。
そして、「オオミミギツネ」がタンク役に回り味方を守ることは、遠回しに自身や味方を強化することにも繋がっている。
それは、「オオミミギツネ」が味方のギブアップしていない人数に応じてバフの強化値が大きくなる効果をいくつか持っているためである。
特性は相手がくたくた状態であることが前提だが自身の被ダメージを減少させる強化値が、キセキ特性は味方の与ダメージを増加させる強化値が生存している味方1人につき大きくなる。
けものミラクルに至っては、味方1人でも欠けてしまうとフレンドリー属性に付与される攻守のバフ効果が発動しなくなってしまう。
よって、この効果を活かすためにもパーティは5人運用が必然で、誰一人ギブアップさせない運用が重要になってくるだろう。
その際、「オオミミギツネ」を壁役にして味方を守る運用は決して問題はないが、全体攻撃などは対処できないのでこの点は認識しておきたい。
相手の大技を永続で止められる?
相手の属性に依存するが、相手がリラックス属性、フレンドリー属性の場合、相手を高確率でくたくた状態にすることができる。
即ち、シーサーバル道場等の強敵1体と戦う際、「オオミミギツネ」が毎ターンBeatフラッグで攻撃出来れば永続的に相手の大技を封じることが可能だ。
毎ターンくたくた状態にできなくても、シーサーバル道場なら相手の大技ずらしてほかの面倒な状態異常攻撃を上書きするというテクニックにも使えるため、高確率でくたくた状態にできるのはかなり優秀である。
勿論これは運要素が絡み安定して狙えるものではないが、Beatフラッグを多く持つ「ゴリラ」「シヴァテリウム」等のフレンズと組めば、Beatフラッグを引く確率も上げられる。
また、得意技で高確率でくたくたにできるフレンズが「タテガミオオカミ」に続く2人目のフレンズとなるため希少性も高く、使い方次第では今後活躍させる機会があるかもしれない。
まとめ
「オオミミギツネ」は自身の耐久の高さで味方を守りつつ、味方のバフサポートを行えるフレンズとなっている。
味方の生存数に依存する効果を多く持つため、運用する場合は誰もギブアップさせないつもりでバトルに挑むようにするべきだろう。
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