けものフレンズ3の『ギンカクすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「ギンカク」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「かえるとあめのうた」も並べて解説していくことにする。
ギンカク
「ギンカク」はリラックス属性のフレンズ。
体力ステータスが非常に高く、現時点でリラックス属性の中で一番の高さを誇る。
「銀閣」は『西遊記』に登場する魔王で、老君の5つの法宝を持ち出し、下界に降りて妖怪となった。
「金閣」という兄がおり、「三蔵法師」を亡き者にしてその死体を喰らって不老不死を得ようと試みたこともあり、山を自在に操り「孫悟空」を封じ込めた実力も持つ。
相手の状態異常の数だけデバフを追わせられる
けものミラクルの効果が特殊で、複数の状態異常を狙うことができ、さらに状態異常の数だけ対象の被ダメージ増加効果を付与することができる。
けものミラクルだけで3種類の状態異常を狙えるので、これだけで最大被ダメージ21%増加(乗算なら22.5%)が狙える。
相手がファニー属性ならキセキ特性により状態異常耐性を減少させられるので、けものミラクルのしょんぼりきぶん状態とばてばてヒリヒリ状態はより高い確率で狙っていけるだろう。
一応得意技ではズキンズキン状態を狙えるが、デバフ効果が2ターンしか続かないため、継続ターン中にBeatフラッグを引けるかは運任せになる。
デバフ効果を最大限に生かすためにも、パーティに採用するフレンズは複数の状態異常を狙えるフレンズを選択するのが良い。
候補となるフレンズも多く、「カマイタチ・治」「ヌエ」「麒麟」をはじめとし、様々なフレンズが存在するので選択の幅が広いのがありがたい。
アタッカーよりもバッファー寄り
けものミラクルは相手にダメージを与える攻撃系のものだが、そもそもの攻撃のステータスやけものミラクルのダメージ量はそこまで高くないため、瞬間火力は期待できない。
したがって、被ダメージデバフを活かしたバッファーに回った方がいいだろう。
相手を状態異常にさせることが出来たら、キセキ特性でもリラックス属性の味方に与ダメージバフが乗るためバッファーに相応しい効果も備えている。
プラズムも10と低く、Tryフラッグによる火力アップは期待できない代わりに、味方のアタッカーのプラズムによる火力アップを阻害させない点はバッファーとして優秀である。
特に相性が良いアタッカーは「【天才博士が通りますよ】アフリカオオコノハズク」で、キセキ特性で状態異常の種類を問わず相手が状態異常であれば火力が上がる効果を持つので、「ギンカク」戦い方と非常によくかみ合っている。
耐性持ち相手だと難しい
状態異常に特化した戦術であるため、勿論のこと状態異常耐性持ちの相手と戦う際はかなり不利になる。
特に、ちからくらべなどのフレンズ戦となると、最近は状態異常耐性を持つフレンズが「ギュウマオウ」「山本五郎左衛門」と増えてきている。
「ギンカク」自身がキセキ特性にて相手の耐性を減少させる効果を持っているが、その対象はファニー属性と範囲が狭く、「ピーチパンサー」や「黒龍」のように端から状態異常にならない相手の場合は意味をなさない。
フレンズ以外にも、「はなまるだね!」「てるてるのおまじない」「まよなかぴかぴか」など複数の状態異常耐性を持つフォトを装備している相手と戦う際も、こちらの作戦がかなり狭まれてしまうだろう。
このように、複数耐性を持つフレンズやフォトは存在し、対策手段は徐々に増えてきていることから、この点は「ギンカク」にとって逆風になるかもしれない。
かえるとあめのうた
画像は完凸後の効果であり、完凸前は発動条件が体力80%以上となり、与ダメージ増加が4%、体力回復が2%となる。
自身以外の味方の火力を上げることができ、強化値も高いためアタッカーのフォト枠を消費せずに火力を上げることができる点は魅力である。
ただ、発動条件として体力に依存するのがややネックであり、完凸前だとより厳しい体力を求められるので、採用する場合は完凸させておきたいところ。
フォトタイプが青タイプであるため、多少競合はしにくいが火力アップに関してはより強力で使い易い「えがおまんてん!」があり、ライバルが存在しないわけではない。
みずべ地形にて自身の体力回復効果を持つため、採用するのであればこの回復効果に何かしらの意味を持たせて差別化を図りたいところだ。
まとめ
「ギンカク」は相手に状態異常を追わせて疑似的に味方の与ダメージを増加させる状態異常に特化したフレンズである。
あくまで立ち位置はバッファーであり、味方には状態異常の相手に火力が上がるアタッカーや複数の状態異常を付与できるフレンズで固めることが重要になるだろう。
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