けものフレンズ3の『ホバクせよ!消えた交番のナゾしょうたい』にて、新フレンズ「ボアコンストリクター」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「お姉ちゃんにまかせて♪」、星3フォト「理想のフサフサ!」も並べて解説していくことにする。
ボアコンストリクター
「ボアコンストリクター」はアクティブ属性のフレンズ。
守りのステータスが高く、現時点アクティブ属性のフレンズの中で3番目の高さを誇る。
熱帯雨林やサバンナなどに生息する大型のボアで、子供の頃は木の上で生活するが、成長するにつれて地表で生活するようになる。
名前の「コンストラクター」は「絞め殺す者」という意味で、胴による締め付ける力が非常に強い。
また、太い胴は締め付け以外にも素早く獲物に飛びついて噛みつくという行動にも一役買っている。
びりびりとズキンズキン状態を軸にして戦う
けものミラクルは相手にダメージを与えつつ、相手がセルリアンであればこれにズキンズキン状態とびりびり状態を追加で付与できる。
特に相手の行動パターンをずらしたり遅延させられるびりびり状態を高確率で狙えるのは優秀である。
相手をびりびり状態にできれば、キセキ特性でアクティブ属性の味方の火力を大きく上げることができ、けものミラクル後に後続のアタッカーで追撃が可能だ。
ただし、びりびり状態を狙う術はけものミラクルしか持ち合わせていないため、他のフレンズでびりびり状態にできる機会を増やしておくのが良いだろう。
アクティブ属性のフレンズなら得意技でびりびり状態が狙える「ディアトリマ」がいる。
これだけでは物足りない場合は、「ちびくまモン」「ライリュウ」「ライジュウ」など他属性のフレンズを使ってでもびりびり状態にする術を確保しておいた方が良い。
「エメラルドツリーボア」はけものミラクルで同様にびりびり状態を狙える。
得意技ではない分手軽さはないが、同じアクティブ属性であり、「ボアコンストリクター」と同じくキセキ特性でびりびり状態の相手に火力を上げる効果を持っている点は相性が良い。
けものミラクル前は待機スキルを忘れずに
相手が状態異常耐性を持っていて、けものミラクルによる状態異常付与が安定しない場合は待機スキルの存在が重要になってくる。
待機スキルでは相手のズキンズキン、びりびり耐性を弱体化できるので、けものミラクルを狙う前ターンはなるべく待機スキルを発動させておきたい。
たとえ耐性を持っていなかったとしても、けものミラクル前の待機スキルは重要で、待機スキルには相手のルンルンきぶんを解除する効果もある。
これにより、けものミラクルの与ダメージデバフ効果が確実に通るようになり、相手に攻撃において大きな負荷をかけることが可能だ。
また、けものミラクルでズキンズキン状態にすれば、キセキ特性で更なる味方の被ダメージ減少効果を追加できる。
相手の大技の直前にけものミラクルを発動できれば、大技の威力も大きく削ぎ落とすことができるので、パーティの耐久を一時的に大きく高めるという面でも活躍してくれるだろう。
プラズムによるバフはあまり期待できない
プラズムが50と高めになっているため、Tryフラッグによるけもコーラスが決まった場合は次のターンに大きなバフを得ることができる。
ただ、「ボアコンストリクター」自身の攻撃のステータスやけものミラクルのダメージ量は他のアタッカーと比べてそこまで高くなく、せいぜいサブアタッカーの立ち位置となる。
その結果、プラズムが高くても総合火力はそこまで期待できない。
逆に、メインアタッカーに割り振られるはずのプラズムが「ボアコンストリクター」に奪われてしまうため、メインアタッカーの足を引っ張ることになってしまう。
また、「ボアコンストリクター」のTryフラッグは1枚と少なく質も低いので、他のフレンズでよりTryフラッグの枚数が多く、且つ質が高くしない限り、プラズムのバフも得にくくなっている点も期待できない一つの要因となっているだろう。
お姉ちゃんにまかせて♪
画像は完凸後の効果であり、完凸前はすやすや耐性が中、被ダメージ減少が5%となる。
すやすやの高耐性を付与できるフォトとしてはこれが初となる。
ただし、迷宮ルートを開放していけば確実に入手でき、すやすや状態を完全無効にできる「はなまるだね!」の存在が大きく、すやすや耐性しか付与できないこのフォトの立場は薄い。
一応、被ダメージ減少を付与できるため、耐久を固めることができる点では多少差別化を図れる。
使うとしてもすやすや耐性の付与が一番の目的となると思われるので、「はなまるだね!」の2枚目として扱うのがちょうどいい立ち位置だろうか。
理想のフサフサ!
完凸前は毒状態に与えるダメージ増加が4%となる。
どく状態の相手に対して火力を強化できる効果を持ち、星3フォトではほかに「ほわほわるーてぃん」が存在する。
あちらは常時発動する与ダメージ増加効果も持つため、強化値の高さとしてはあちらが上だが、攻撃のステータスは「理想のフサフサ!」が勝る。
耐久のステータスは「ほわほわるーてぃん」の方が高いが、「理想のフサフサ!」はヘイトを下げる効果を持つため被弾しにくい点を考慮すれば場持ちの良さは貢献してくれている。
したがって、どちらもほとんど性能に差はつきにくいと言えるだろう。
ヘイトを下げる効果をもっとうまく活かす方法があれば、「理想のフサフサ!」の強さをもっと引き出せるかもしれない。
まとめ
「ボアコンストリクター」はびりびりとズキンズキン状態を活かして戦うアタッカー寄りのフレンズとなっている。
ただし、メインアタッカーとして扱う場合はやや火力不足のため、サブアタッカーとして運用し、びりびり状態を駆使して兼バッファーとして扱うのが良いだろう。
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