けものフレンズ3の『すぺしゃるWピックアップしょうたい』にて、「セイウチ」が登場した。
今回はこのフレンズについて、評価、解説していくことにする。
セイウチ
セイウチはマイペース属性のフレンズ。
特徴は体力の高さで、マイペース属性の中で1番、全フレンズの中でも3番目の高さを誇る。
ひやひや状態にさせるけものミラクルを持っており、マイペース属性の味方の与ダメージ増加と被ダメージ減少の両方に貢献できる。
圧倒的な耐久力
耐久の高さは圧倒的な体力の高さだけではない。
待機スキルでは安定性に欠けるものの、発動回数に制限が無い体力回復効果を持ち、キセキ特性では被ダメージ軽減効果を持っている。
また、けものミラクルで被ダメージ減少効果をさらに上げることができ、相手をひやひや状態にさせることができるので、それと同時に特性の効果と相まって被ダメージ軽減効果を極限まで上げることができる。
けものミラクルに頼らずとも、「ホッキョクグマ」や「ホッキョクオオカミ」の得意技で中確率でひやひや状態を狙うことができるので、特性の被ダメージ軽減効果を常時発動し続けることもできなくはない。
体力回復効果は、待機スキルで回復できるものの物足りなさがあるので、フォトで強化しておきたいところだ。
状態異常耐性の広さ
「セイウチ」は耐久力意外にも、状態異常耐性をカバーできる範囲が広いのも優秀な点である。
特性により、くらくら、ひやひや状態をカバーできるほか、キセキ特性ではマイペース属性の味方に対してもばてばてひりひり状態の耐性を付与することができる。
この3つの耐性効果により、すやすや以外のけものミラクルを封印する状態異常はカバーできることになる。
ただし、バフ効果を無効にされるしょんぼりきぶん状態は苦手としており、けものミラクルによるバフ効果はおろか、待機スキルや特性、キセキ特性のほとんどにおいて被ダメージ軽減のバフ効果に影響が出てくるため、鉄壁の防御力が一瞬にして脆くなってしまう。
そのため、「セイリュウ」等でしょんぼりきぶん耐性はなるべく対策しておきたい。
各戦闘での役目
難易度「むちゃ」等の強敵相手では盾役
体力測定の「むちゃ」くらい長期戦になる相手と戦う場合は、「セイウチ」の耐久力は大きな盾となってくるれるだろう。
勿論、相手との属性の相性にも依存するが、体力回復をできるフレンズやフォトを使ってあげれば、場持ちは非常に良くなる。
ただし、強敵のセルリアンとなってくれば、全体攻撃の1つや2つくらい持っているのが当たり前になってくるため、ヘイトをいくら上げたとしても味方を必ずしもカバーできるわけではないので、過信は禁物だ。
また、状態異常耐性の範囲の広さも自身にのみ対する効果がほとんどなので、相手の全体攻撃による状態異常までは対策することはできない。
もしもの時のためにも、味方の耐久力もある程度考慮しておくべきだろう。
ちからくらべ等のフレンズ戦では妨害役
フレンズ戦でも長期戦と同様に盾役として立ち回るのが一般的となってくるだろう。
ただし、盾役として守るだけでなく、より早くMPを溜めることができるようにフォト等を構成したほうが良いだろう。
フレンズ戦では全体攻撃系のけものミラクル1つで、一気にパーティが壊滅に追い込まれることも少なくない。
特に、全体攻撃を持ちながらMP加速効果も併せ持つ「チンチラ」や「ハクトウワシ」、味方のMPの加速を得意とさせる「ウィッチ」、「マーモット」、「アフリカオニネズミ」の存在は厄介で、何かしら対策を取らないと痛い目を見ることになる。
「セイウチ」のけものミラクルなら、相手全体をひやひや状態にできるので、少しの間けものミラクルを止めることが可能になる。
けものミラクルを止めている間にどうにか倒すことができれば、これらの脅威から脱すことは可能になるだろう。
また、得意技でひやひや状態を狙える「ホッキョクグマ」や「ホッキョクオオカミ」を組み合わせれば、より長くけものミラクルを封じることが出来る。
さらに、ひやひや状態はけものミラクルだけでなく、待機スキルも封じることができるので、待機スキルで味方のMPを加速させる「ムック」や、おかわりゲージやダメージ量を稼ぐことができる「ホワイトサーバル」、「アオツラカツオドリ」のけもコーラス参加を封じることができるのは大きなメリット言えるだろう。
シーサーバル道場ではサポート役
シーサーバル道場ではダメージ量を稼ぐことが一番の目的となるため、盾役が主となる「セイウチ」は活躍しにくい。
一応、味方の与ダメージを増加させる効果は持っているが、待機スキルは発動率が50%と低く、キセキ特性は地形依存のため安定して狙うことができない。
状態異常耐性の広さも、味方をカバーする力はないため、大きな強みは無い。
採用するのであれば、けものミラクルでひやひや状態にできるので、ひやひや状態の相手に与ダメージを増加できる「ホッキョクグマ」と「ホッキョクオオカミ」の採用は必須になってくる。
「セイウチ」自身のひやひや状態の相手に与ダメージが増加する効果も相まって、それなりの火力を上げることはできるだろう。
まとめ
マイペース属性の中で一番高い体力を持つ「セイウチ」は、その豊富な被ダメージ軽減効果や状態異常耐性から盾役として重宝されるだろう。
また、高難易度のクエストやフレンズ戦など、戦況に応じて役目が多少変わってくるため、その時にあったパーティやフォト構成が必要となってくるだろう。
コメント