けものフレンズ3の『9月体力測定しょうたい』にて、新フレンズ「ニホンノウサギ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「どんぐり大きくなーれ!」も並べて解説していくことにする。
ニホンノウサギ
「ニホンノウサギ」はラブリー属性で、攻撃が高いアタッカーフレンズだ。
Tryフラッグに重点を置いたステータスとなっているため、Tryフラッグを中心として戦っていくのを得意としている。
攻撃以外にも高い回避が魅力となっており、相手の攻撃を比較的避けやすい点を活かせば面白い立ち回りをできるかもしれない。
被ダメ減少効果を貫くタンクキラー
「ニホンノウサギ」は高い攻撃以外にも、高いプラズムや与ダメージバフ効果を持つため、この点からもアタッカーとして活躍させるための大きな強みを持っていると言える。
プラズムは50と非常に高く、与ダメージバフ効果も3種類持ち合わせており、バフ値もそこそこ高く申し分ない内容だ。
そして、得意技では中確率になるが被ダメージ増加効果を相手に与えることが出来るため、間接的な火力増加につなげることが出来る。
さらに、けものミラクルではアクティ属性の相手の被ダメージ減少効果を解除させるため、被ダメージ減少効果を付与してタンク役をこなす「マーゲイ」や「パラケラテリウム」相手に強く出ることが出来、タンク役の性能を完全に潰すことが可能だ。
このけものミラクルがあることにより、「ニホンノウサギ」は攻撃やプラズムが高いからだけではなく、相手がタンク役だからこそアタッカーの強さを最大限に発揮することができる。
回避タンク役としても立ち回れる
「ニホンノウサギ」はただでさえ高い回避ステータスを持つうえに、待機スキルやキセキ特性でも回避を増加させることが出来るので、相手の攻撃を比較的回避しやすい。
特に待機スキルは発動確率が70%と安定性は多少かけるものの、発動回数に制限が無いのは大きな魅力だ。
そして、特性により自身以外のラブリー属性の味方が狙われにくくなることから、ラブリー属性統一のパーティであれば結果的に自身が攻撃をもらいやすくなるため、高い回避を活かして相手の攻撃を避け続けるタンク役として扱うことも可能だ。
ただ、注意しなければならないのは、回避が挙がって相手の攻撃を避けやすくなるだけで自身の耐久力が上がる訳ではないということだ。
被弾する回数などすべてを含めて計算すれば、相対的な場持ちの良さは耐久力の高い盾役と同じくらい良いものかもしれないが、相手の攻撃を回避できるかはどうかは確率の問題なので、安定して相手の攻撃を受け流せるという過信は禁物だ。
戦型によってパーティ構成が大きく変わる
上記で述べてきた通り、「ニホンノウサギ」はアタッカーとして扱う方法と、回避特化のタンクとして扱う方法の2通りが存在する。
これにより「ニホンノウサギ」が立ち回る戦型によって、パーティ構成も大きく変わることになる。
例えば、アタッカーとして扱う場合は火力を上げたいので、与ダメージバフ効果を持つ特性とキセキ特性は原則発動させておきたい。
そうなると、キセキ特性のバフ効果の条件である「体力80%以上、または体力30%以下」を安定的に保つことが求められる。
「ニホンノウサギ」の特性により、常時味方のラブリー属性のフレンズのヘイトが下がる以上、必然的に自分が狙われやすくなるため、被ダメージ減少や体力回復効果を持たない「ニホンノウサギ」では体力80%以上を安定的に保つのは難しくなってくる。
30%以下でも与ダメージ増加効果は発動するが、耐久力のない「ニホンノウサギ」で体力30%以下の運用は現実的ではないだろう。
この点から、味方のヘイト減少効果を発動させないためにもラブリー属性のフレンズを採用しないパーティが求められ、ラブリー属性以外のフレンズでヘイトが上昇するタンク役を用意し、「ニホンノウサギ」は毎ターン体力回復フォトを持たせて体力を維持しつつ、攻撃に専念するようにしたい。
回避特化のタンク役として扱う場合は、先程とは逆にラブリー属性統一のパーティで組ませるのが最適だろう。
タンク役であれば相手の攻撃を引き受けることが重要となってくるので、ラブリー属性の味方のフレンズのヘイトを下げて、間接的に自身のヘイトを上げる効果は必須となってくる。
アタッカーとして活用しない時点で与ダメージバフ効果も然程必要ないため、キセキ特性の難しい体力条件も気にする必要もない。
耐久力は無いので、フォトで被ダメージ減少や毎ターン体力回復効果を付与させても良いが、完全に運に任せるのであればさらに回避を上げるフォトを採用しても良いだろう。
「おっお宝だーっ!」や「今日の宿題は2倍ですわ!」なら、回避と被ダメージ減少効果を持っているので、回避と耐久の両方を上げることが出来る。
「シマハイイロギツネ」や「コウノトリ」なら、「ニホンノウサギ」の耐久面を上げるほか、回避も上げられるので攻撃がなかなか通らないいやらしいタンク役として成立する。
さらに、「コウノトリ」は自身をサポートできないうえでヘイトを上昇させる効果持っているため、このヘイト上昇効果が唯一の弱点となっていたが、「ニホンノウサギ」の味方ヘイト減少効果で相殺できる点は非常に評価できるポイントだ。
どんぐり大きくなーれ!
画像は完凸時の効果で、完凸前は与ダメージ増加効果と命中率増加効果の発動条件が体力40%以上となる。
似ている効果を持つフォトとして「てさぐりニュースタイル」がある。
「てさぐりニュースタイル」は命中率ではなく回避率が5%上昇する点でこちらとは異なっているが、くらくら耐性は小しか増加しないため、「どんぐり大きくなーれ!」の方が軍配が上がると言っても良いだろう。
ただ、くらくら状態から守りたいのであれば「はなまるだね!」が存在し、他にも「てんてんハンティング」で耐性高を付与できる。
さらに「てんてんハンティング」は与ダメージ増加効果もあり、強化値は9%なので「どんぐり大きくなーれ!」よりも高く、このフォトを採用する意味がかなり薄くなってしまうのが残念だ。
まとめ
「ニホンノウサギ」は攻撃特化にするか、回避特化にするかの2通りの戦型から選ぶことができる。
攻撃特化であればアクティブ属性のタンク役を封殺でき、回避特化として扱うのであればラブリー属性統一パーティでタンク役として立ち回ることが可能だ。
ただ、どちらの戦型を選ぶかでパーティの構成が大きく変わることになるので、よく考慮してパーティを編成したいところである。
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