けものフレンズ3の『【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズクすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「フルーツみーつけた!」、星3フォト「私が守る」も並べて解説していくことにする。
【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク
「【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク」(以下、「ワシミミズク」)は、マイペース属性のフレンズで、サブ属性にリラックス属性を持っている。
体力はかなり高いとは言えないものの、現時点ではマイペース属性で3番目の高さを誇り、守りも4番目の高さと高耐久のステータスを持つ。
味方を様々な形で支援する効果を多く持つため、サポート寄りの役目が適していると言えるだろう。
頻繁にけものミラクルを使える
注目点はけものミラクルに必要なMP量だ。
必要MP量は60と非常に低く、「アードウルフ」と同じになる。
けものミラクルの効果は、味方全体の与ダメージ19%増加と、MP14の増加となっており、けものミラクルの技としてはインパクトに欠ける。
即ち、少ないMP量で発動できる点を活かして、頻繁にけものミラクルを発動させていくことが前提となる。
与ダメージバフ効果も4ターンと長めのため、なるべく連続してけものミラクルを撃つことで効果を重ね掛けすることが可能だ。
高頻度でけものミラクルを狙っていくとなると運用が難しそうには思えるが、そもそも「ワシミミズク」のけものミラクルにMP増加効果があるため、それを考慮すれば次のけものミラクルは実質46という低さで撃つことが出来る。
フラッグもActionフラッグが3枚構成となっており、数値も20と優秀であるため非常にMPを溜めやすい構成となっている。
フレンズ戦で活躍させやすい
高い頻度でけものミラクルを狙っていけるということは、短期戦が求められるフレンズ戦でそこそこ扱いやすいのが魅力となる。
先程挙げた「アードウルフ」だが、あちらのけものミラクルも与ダメージ増加とMP増加となっており、「ワシミミズク」とほぼほぼ同じ効果となっている。
2人のけものミラクルを使えば、パーティ全体の火力を大きく強化できるほか、「ワシミミズク」のけものミラクルで「アードウルフ」のMPを溜め、「アードウルフ」のけものミラクルで「ワシミミズク」のMPを溜めることが出来るので、単体で使うよりもよりけものミラクルの連打を狙うことが出来る点は評価できる。
「アードウルフ」自身がフレンズ戦で特化される効果を持っているため、非常に起用しやすい。
そして、「ワシミミズク」には特性で状態異常の相手に攻撃する際に味方全体の与ダメージバフ効果を持っている。
「ワシミミズク」の得意技で様々な状態異常は狙えるのでこの特性を活かすことは可能だが、安定感はあまりなく、単体しか狙えないのも微妙ではある。
「ジャック・オー・ランタン」や「ノドグロミツオシエ」のギブアップ時に与える状態異常効果を使うか、けものミラクルで相手全体を状態異常にできるフレンズを採用して状態異常を狙えば、相手の誰を攻撃してもバフ効果がかかるため、あとは得意技で全体攻撃持ちの「ヒグマ」「カタカケフウチョウ」などを使えば効率よくダメージを稼げるだろう。
おまけ程度ではあるが、状態異常を狙う際に相手の多種の状態異常の耐性を下げられる「ワシミミズク」のキセキ特性も優秀である。
シーサーバル道場では不向き?
けものミラクルによる与ダメージバフのターン数が長いことや、必要MPが少ないことから、Wバフを狙う前提でシーサーバル道場で活躍させやすいという考えもあるが、それはやや難しいと考えている。
「ワシミミズク」はけものミラクルを狙いやすい分、バフ効果の強さは19%とかなり控えめに設定されている。
そのため、Wバフに成功したとして「ワシミミズク」の全てのバフ効果を換算しても、約1.70倍にしか及ばない。
同じマイペース属性のバッファーには「アゴヒゲアザラシ」の待機スキル無しWバフで約2.07倍、「シーサー・ライト」なら単発バフでも約1.87倍、「タテゴトアザラシ」なら単発バフのすやすや状態による被ダメージ増加込みで約2.03倍の火力アップが見込める。
「ワシミミズク」をこの水準に持って行くのであれば少なくともTバフ(トリプルバフ)を狙っていく必要があるだろう。
また、状態異常による与ダメージバフを活かす場合は、状態異常の付与を基本的に他のフレンズに頼ることになるので、そのフレンズ枠も必要であることは認識しなければならない。
けものミラクルを阻止する状態異常には非常に弱い
「ワシミミズク」は状態異常の相手には強く出れるが、逆に自身の状態異常の耐性は脆い。
特に、「ワシミミズク」はけものミラクルを多用する運用となるため、ぼんやりうっかり状態や、くたくた状態等のけものミラクルを止められる状態異常は非常に弱い。
中でもぼんやりうっかり状態を駆使する「ダイアウルフ」「ツクヨミノシンシ」は天敵と言っても良いだろう。
ぼんやりうっかり状態をカバーするには、「カマイタチ・切」「アゴヒゲアザラシ」「インドオオカミ」辺りが候補となってくるだろう。
「カマイタチ・切」なら優秀なアタッカーとなってくれるため、「ワシミミズク」の与ダメージバフ効果の恩恵を大いに受けられる。
くたくた状態を対策したい場合は、「ホッキョクグマ」「コウテイペンギン」「オオウミガラス」が扱いやすい。
フルーツみーつけた!
画像は完凸後の効果で、完凸前は全ての状態異常耐性が低となる。
様々な状態異常耐性を持つフォトで、似た効果を持つ「しっぴつかつどう」や「はなまるだね!」と比較してびりびり耐性を持っている点で差別化を図っている。
ただし、全ての状態異常中耐性を持つ「まよなかぴかぴか」には劣り、攻撃面もステータスとバフ効果の両方の面で負けている。
そのため、使う場合は「まよなかぴかぴか」の二番煎じという扱いになるだろう。
かなり限定的にはなるが、複数の状態異常攻撃を持つ「カマイタチ・切」や「ちびくまモン」の攻撃はこれ1枚である程度対策することが可能だ。
特に「ちびくまモン」はちからくらべでよく採用されるフレンズとなるため、多少は心強い存在となってくれるだろう。
私が守る
画像は完凸後の効果で、完凸前は被ダメージ減少効果が7%となる。
☆3フォトで[少し狙われやすくなる]効果は多くあったものの、それより高くヘイトが上昇する[狙われやすくなる]効果を持つフォトとして優秀と言える。
他の☆3フォトで[狙われやすくなる]効果を持つフォトは「にらめっこ」が存在するが、あちらは体力50%以上ん時でないと発動しないため、扱いやすさもこちらの方が勝る。
また、被ダメージ減少効果も高く、万が一他のフレンズに攻撃が被弾しても被害を抑えることが可能だ。
ただし、被ダメージ減少効果は自身がギブアップしていない時でないと発動しない。
このフォトを装備している以上自身のヘイトが上昇しており、一番最初にギブアップしやすいことになるので、この点はやや効果がかみ合っていないことがネックとなる。
まとめ
「ワシミミズク」は低いMPでけものミラクルを使うことが出来、何度もけものミラクルを狙っていくスタイルを得意とするフレンズである。
主にちからくらべでは活躍させやすく、似た効果を持つ「アードウルフ」と組み合わせることで、より早くMPを溜めることが可能になるだろう。
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