けものフレンズ3の『隊長をたずねてニャン千里?しょうたい』にて、新フレンズ「オセロット」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「ゲーム日和」、星3フォト「ゆったり、の~んびり」も並べて解説していくことにする。
オセロット
「オセロット」はフレンドリー属性のフレンズ。
守りのステータスが高く、現時点でフレンドリー属性の中で3番目の高さを誇る。
味方の与ダメージを上げるサポートも可能だが、自身のバフ効果も多く持っており、攻撃系のけものミラクルであるため、攻めとしても扱うことが可能だ。
自身の状態異常を解除して火力を上げる
得意技は自身が状態異常でない時に15%追加でダメージを与えられる。
この効果を利用し、状態異常にならないよう注意しながら得意技を繰り出していくのが基本的な戦術となるだろう。
一応、特性によりぼんやりうっかり状態を回避でき、この点でも少しだけ得意技に対して恩恵をもたらしていると言える。
そして、けものミラクルは全ての状態異常を解除できるので、こちらの効果を使って自身の得意技のダメージ量を確保していくのが良いだろう。
ただし、いかなる状態異常を解除できるとは言え、けものミラクルが使えなくなるくたくた、ひやひや、くらくら、ばてばてヒリヒリ状態等になってしまった場合は成す術がないため、状態異常の解除方法をけものミラクルだけに依存させるのはやや危険である。
そのため、「麒麟」のけものミラクルや「タテゴトアザラシ」の待機スキルを利用すれば幅広い状態異常をカバーできるので、「オセロット」のけものミラクルが使えない時の状態異常解除手段として優秀である。
異なる属性のフレンズを採用したくない場合は「はなまるだね!」「まよなかぴかぴか」等の状態異常耐性を上げるフォトでも代用可能である。
すやすや状態は味方の火力が上がる
状態異常でない時に得意技の火力が上がる「オセロット」であるが、すやすや状態になると攻めから一変してサポートに回ることが出来る。
それがキセキ特性の効果で、自身がすやすや状態の時味方の与ダメージと命中率を30%上げる効果を持つ。
強化値がとにかく高く、味方フレンズの属性に依存せずに全フレンズの与ダメージを強化できる点は非常に魅力だ。
問題はどうやってすやすや状態になるかだ。
特性の効果を使えば体力が50%を切った時にほぼ確実に発動させられるが、一度きりしか使えない点や、体力依存なので使いたい時に狙って使えないという不便さが残るのが難点である。
そして、現時点で味方のフレンズをすやすや状態にするフレンズが存在しないため、特性以外ですやすや状態になるには完全に相手依存になってしまう。
けものミラクル、得意技、待機スキル含めて、すやすや状態にできるフレンズはまだまだ少ないのでちからくらべでも扱いづらく、高難度クエストやシーサーバル道場では相手がすやすや攻撃持ちでないと完全にすやすや状態時のバフ効果は腐ることになる。
仮にすやすや攻撃を持っていた場合は、相手からのすやすや攻撃をもらいやすくするために「大海を往く」等のフォトでヘイトを上げておくべきである。
しかし、ヘイトが上がると勿論のことすやすや時の被弾率も上がるため、簡単に起こされやすく味方を継続的にサポートすることが難しい。
特性を使ったり、ヘイトを上げずして偶々運よくすやすや状態になれたとしても、全体攻撃をくらえばヘイト関係なく一発でたたき起こされてしまうので、すやすや状態になるだけでなく、いかにすやすや状態を継続させられるかという考え方も重要になってくる。
このキセキ特性を活かすにはかなりバトル内容に依存してくるため、予め相手の戦術を把握しておくことが必要になるだろう。
採用するフレンズやフォトによっても大きく影響を受ける
「オセロット」のキセキ特性のすやすや時は味方を大きく支援できる点から魅力ではあるが、やはり癖が強くかなり難があるうえに、味方のフレンズや装備するフォトによっても運用のしやすさが大きく変わる点には注意しておかなければならない。
例えば、得意技で攻めていく場合は、前述した「はなまるだね!」等の状態異常から守るフォトなどと相性は良いが、すやすや状態にもなれないためキセキ特性が活かせない欠点が出てくる。
逆に特性やキセキ特性で味方のフレンドリー属性の与ダメージをサポートしたい場合は、パーティをなるべくフレンドリー属性で固めておきたいが、サポートさせたいフレンズにすやすや耐性を強化させてしまう「タイリクオオカミ」や「【みんなでジャスティス】ハクトウワシ」、七色特性を解放した「タヌキ」がいるとすやすや状態になることが出来ず、同じフレンドリー属性であるにもかかわらず相性が悪さが浮き彫りになる。
そのため、魅力を捨てることにはなるがキセキ特性を無視してアタッカーとして割り切っても良いだろう。
初めからすやすや状態になるつもりがないという方針で行けば、「はなまるだね!」等のフォトもすやすや状態を防げるというプラスの点として捉えることもでき、特性のすやすやも無効化できる。
「オセロット」自身も得意技の他に、待機スキルや特性で与ダメージを上げることが出来るため、アタッカーオンリーとして利用する場合でもそこそこ活躍はしてくれるだろう。
ゲーム日和
画像は完凸後の効果であり、完凸前は与ダメージ増加が10%、回避増加は無しとなる。
アクティブ属性に対して火力が上がるフォトとしては他に「ゆきみちさんさく」「こっちにおいで」「試作品プラモ type-SC」が存在する。
このフォト自身も与ダメージ増加の強化値は高いが、火力の面だけで比較するのであれば、攻撃ステータスも強化値もこのフォトより高い「試作品プラモ type-SC」方が優秀である。
体力条件もあちらが体力30%以上と扱いやすいうえ、「ゲーム日和」が下位互換であることが否めない。
回避増加効果を活かして、アタッカー兼回避タンクを担える「ニホンノウサギ」に装備すれば、攻撃と回避の両方の長所を伸ばすという使い方はありと言えるだろう。
ゆったり、の~んびり
画像は完凸後の効果であり、完凸前は毎ターン体力が3%回復、MPは毎ターン2増加となる。
体力回復量や守りの高さから耐久面に関しては、ストーリーを進めれば手に入れられる「ジャパリミュージアム」より優れている。
ただ、地形がジャングルの時にMP増加効果を持っていることから、どうせなら地形がジャングルの時に発動する効果を持つフレンズに持たせたいところだ。
「ヒメアリクイ」の場合は毎ターン体力を4%回復することが出来るため、このフォトと組み合わせれば毎ターン9%という大きな回復量を見込める。
「アマゾンツリーボア」「コンゴウインコ」は毎ターンMP増加効果を持っており、このフォトを装備させれば毎ターン8のMPを加速でき、けものミラクルを早めに撃つことが出来、特に「コンゴウインコ」は必要MPが低いため、かなりの高い頻度でけものミラクルを回していくことが可能だ。
「ルリコンゴウインコ」はジャングル地形時に発動する効果はないものの、ワイルドフォトでジャングル地形時にマイペース属性の味方のMPを4加速させられ、このフォトを使えば自身は毎ターン7加速できる。
また、「ルリコンゴウインコ」も「コンゴウインコ」同様にけものミラクルの必要MPが低いため、高頻度でけものミラクルを狙うことが出来るようなるのは評価できるポイントだ。
さらに、「ルリコンゴウインコ」は体力80%以上でマイペース属性の与ダメージを強化できる効果も持つため、80%以上の体力を維持するという面においても「ゆったり、の~んびり」の毎ターン体力回復効果と非常に相性が良い。
まとめ
「オセロット」はすやすや状態時に味方の火力を大きく上げることが出来る魅力的な効果を持つフレンズだ。
しかし、現状ではすやすや状態になる術が薄いため、どうやって継続してすやすや状態維持していくかが問われ、その運用次第で戦況が大きく左右されることになるだろう。
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