けものフレンズ3の『ジメジメ?梅雨のちゃぷちゃぷ大騒動!しょうたい(前半)』にて、新フレンズ「アフリカンゴールデンウルフ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「その手を握って」、星3フォト「ふしぎなうた」も並べて解説していくことにする。
アフリカンゴールデンウルフ
「アフリカンゴールデンウルフ」はアクティブ属性のフレンズ。
攻撃は高い方だが、攻撃が高いフレンズが集まるアクティブ属性の中ではやや見劣り感じてしまう。
ルンルンきぶん状態付与としょんぼりきぶん状態解除の両方を持ち合わせている点が特徴的。
攻撃よりサポート向き
攻撃の高さや、複数の与ダメージバフ効果を持つことから、単純にアタッカーとして使いたいところだが、けものミラクルのダメージ量が然程高いとは言えないため、瞬間火力に関してはあまり期待できない。
また、ただでさえアクティブ属性には優秀なアタッカーがたくさん存在するため、この激戦区に入って競うのは相当厳しいだろう。
そこで、「アフリカンゴールデンウルフ」は味方に対しての支援効果を多く持つため、サポート役として扱うほうが都合が良いだろう。
例えば、待機スキルの味方体力回復とMP加速効果は優秀で、盾役兼体力回復効果のけものミラクルを持つフレンズに非常に適している。
そして、待機スキルの発動率が100%なうえに、発動回数にも制限がないので扱いやすい点が評価できる。
キセキ特性では味方の生存数に応じて5%の与ダメージバフが入り、最大で約1.28倍のバフ効果が働く。
味方の生存数に依存し、「コヨーテ」等の味方が多ければ多い程有利に効果が働く効果を持つフレンズと併用すれば、よりパーティの一体感を感じられるだろう。
ワイルドフォトも味方依存数に関わるため、採用する場合はやはり味方を生存させて運用したいところだ。
「ケロロ」と好相性
前述の通り、味方支援が得意な「アフリカンゴールデンウルフ」は中でも、与ダメージバフとMP加速効果が優秀である。
これを利用すれば、同じアクティブ属性の「ケロロ」とは好相性と言える。
例えば、火力が非常に高いアタッカーの「ケロロ」は、より火力を上げるために味方のサポート効果が必須となる。
「アフリカンゴールデンウルフ」のキセキ特性により、最大約1.28倍の火力を上げることが出来るため、「ケロロ」の攻撃のダメージ量を大きく上げることが出来る。
また、「ケロロ」自身も生存しているフレンズ1人につき与ダメージやMPが上がり、全員ギブアップ中でなければプラズムチャージ効果を追加で受けられる。
これにより、フレンズをなるべくギブアップさせずに戦うという方針も一致しているため、運用も容易になりやすい。
さらに、「アフリカンゴールデンウルフ」のキセキ特性と待機スキルによるMP加速により、「ケロロ」のけものミラクルを狙いやすくなる。
「ケロロ」自身がためこみ上手を持っているため、MPがあふれるという心配もほぼほぼなく無駄にならない。
耐久性はやや低め
サポート向けのフレンズは主に耐久性が高い傾向を持つが、「アフリカンゴールデンウルフ」は体力と守りのステータスが低く、耐久には向かない。
一応、待機スキルや特性で被ダメージ減少や体力回復効果は持つが、体力回復に関しては数値が低めだったり発動回数が制限されている。
そのため、パーティの盾役は別で用意したほうが安全だろう。
それでも「アフリカンゴールデンウルフ」を盾役にする場合は、フォト等で耐久を固めておくのが良いいだろう。
また、「アフリカンゴールデンウルフ」自身は長期戦向けとは言い難い。
毎ターンMP加速効果や、体力50%以下の時に発動する体力リカバリー効果は長期戦でこそ役に立つ効果ではあるが、味方の生存数に応じて効果が強力になるスキルを持ち合わせている以上、フレンズが生存しているうちに決着をつけておきたいのが本音である。
その点からも「アフリカンゴールデンウルフ」を耐久役にまわすのはあまりお勧めできない。
その手を握って
画像は完凸後の効果であり、完凸前は与ダメージ増加が7%となり、毎ターンMP増加効果がなくなる。
攻撃が高めで、与ダメージ強化値も高いため、単純にアタッカーに採用させたいフォトとなる。
ただし、属性やフラッグに縛りがあり使いにくさが残る点が懸念となる。
扱いやすさなら属性に縛りが無く、対応フラッグの幅も広い「お空にむかって」の方が優秀になる。
また、Beatフラッグに対応する攻撃型けものミラクルを持つフレンズや、Beatフラッグに特化されている「マカミ」「シヴァテリウム」などのフレンズにおいては相性が悪い。
そのため、採用するならActionフラッグよりに固めたパーティで、Actionフラッグに対応するけものミラクルを持つフレンズに持たせたい。
ふしぎなうた
完凸前の効果は、攻撃命中率増加効果がなくなる。
自身のヘイトを大きく上昇できる効果を持ち、体力回復効果も持つため、盾役に持たせる場合にかなり役立つフォトで、☆3フォトのなかでも非常に優秀である。
さらに、完凸させなくてもヘイト効果と体力回復効果が劣ることが無い点も評価できる。
ただ、同じくヘイト効果を持ちステータスが全く同じである「私が守る」や、ヘイト効果は劣るが耐久ステータスが高い「ジャパリ団参上!」などライバルが多い。
体力回復効果か被ダメージ減少効果か回避増加か、得たい効果を選んで採用するフォトを選ぶのが良いだろう。
まとめ
「アフリカンゴールデンウルフ」はMP加速や与ダメージ増加効果を持つサポート向けのフレンズとなっている。
ただし、味方の生存数に依存して効果が強力になるので、長期戦ではやや不向きであることを認識しておきたい。
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