けもフレンズ3のショップにて『梅雨の晴れ間パック』が登場し、その中身として新規フォト「雨と光と」が収録されている。
今回はこの「雨と光と」について紹介し、『梅雨の晴れ間パック』を獲得しておくべきかについて解説する。
梅雨の晴れ間パック
『梅雨の晴れ間パック』は新規で登場したフォト「雨と光と」と、フォト強化系のアイテム等が収録されている課金パックとなる。
購入は1人1度までの購入となっている。
内容は下記のとおりである。
内容物
・キラキラ(有償) ×37個
・☆4フォト「雨と光と」 ×1
・輝きの欠片フォト☆4 ×4
・ジャパまんフォト☆3 ×30
価格
3000円
販売期間
2023年6月26日(月) 0:00 ~ 2023年7月3日(月) 23:59
雨と光と
画像は完凸後の効果であり、完凸前はMP増加が13、与ダメージ増加が6%となる。
味方のMPを大きく加速できる
「雨と光と」は、味方全体のMPをバトル開始時加速できる貴重で強い効果を持っている。
バトル開始時ということ以外は発動条件を持たないため非常に扱いやすく、確実に発動することが分かっていることからその後の作戦も立てやすい。
MPのスタートダッシュが出来るので、MPを早く溜めてけものミラクルを決めて早期で決着に持っていきたいちからくらべでは有効なフォトとなってくれるだろう。
シーサーバル道場なら、予めバトル序盤でMP加速できれば、MP減少攻撃やぼんやりうっかり状態によるMP事故に対しても多少の防御策となってくれる可能性が高い。
MP減少攻撃もぼんやりうっかり状態もMPを溜め切っているフレンズには何も影響を及ぼさないため、このフォトを使って攻撃を食らう前にMPを溜め切ってしまえば、被害も最小限に抑えられる。
「ゆきのきらきら」と似た効果を持つ
似た効果を持つフォトとして、同じく有料パック限定のフォト「ゆきのきらきら」が存在し、あちらはMP増加量が12、与ダメージ増加が5%であるため、強化値に関してはこちらが勝っている。
攻撃ステータスが高い点も生かし、アタッカーに装備させて最大火力を高めたい場合は「雨と光と」の方が優秀だ。
ただし、「ゆきのきらきら」は与ダメージ増加効果も味方全体に付与され、おまけで毎ターン体力回復効果もついているので、パーティ全体をサポートするならあちらの方が優れていると言えるだろう。
また、「ゆきのきらきら」は耐久面のステータスで見れば「雨と光と」より高いため、サポートやタンク役のフレンズに装備させるのが好ましい。
アタッカー以外のフレンズに装備させても、与ダメージ増加効果は味方全体に働くため、アタッカーのフォト枠を消費せずにアタッカーの火力を強化できる点は魅力と言える。
『梅雨の晴れ間パック』はこんな人にオススメ
ちからくらべでは短期決戦に持っていきたい
前述した通り、完凸後ならバトル開始時に味方のMPを15加速できるため、ちからくらべで早めにけものミラクルを撃って勝負を決めてしまいたいという戦略で攻めるパーティにはオススメと言えるだろう。
フレンズやフォトの構成次第では1ターン目からけものミラクルを狙うといったことも可能だ。
例えば、「アフリカオニネズミ」「リカオン」等のフレンズ、「雨と光と」「ゆきのきらきら」のフォトで味方のMP加速を図り、「月光のきらめき」「紅葉狩」「おいしい差し入れ」「つーん」等を「ハクトウワシ」に装備させれば、バトル開始時に80以上のMPが確保されるので、1ターン目から「ハクトウワシ」のけものミラクルを撃つことができる。
また、「ハクトウワシ」のけものミラクルは全体攻撃であるため、「ハクトウワシ」自身の火力を高めておくことが出来れば、相手のパーティを一気に壊滅状態に持って行くことが可能だ。
ちからくらべでは少ないターン数で勝利できれば、その分ボーナスでくんれんメダルを多くもらえるので、少ないターン数で勝つことができるのであれば、早く勝ちに行くことに越したことはないだろう。
シーサーバル道場で有利属性以外のフレンズのけものミラクルを狙いたい
味方のMPを加速できる点はシーサーバル道場でも有効で、前述した通りMP減少攻撃やぼんやりうっかり攻撃の対策にもなる。
ただ、それ以上に上級者向けとして扱うのであれば、シーサーバル道場で有利属性以外のフレンズを採用してけものミラクルを狙う場合には優れたフォトと言えるだろう。
最近の道場では、ファニー属性の「ムック」が火曜日以外にも使用しているプレイヤーが多い。
これは、「ムック」のけものミラクルが味方の属性に問わないMP加速や与ダメージバフ効果を持っており、これを利用することで他の曜日でWバフ、Tバフを狙うことが可能になったためである。
勿論のこと、自身の有利属性以外の曜日で使うということは、毎ターン大きなMP減少ギミックを受けることになるため、簡単にMPを溜めるのは難しい。
しかし、「ムック」はキセキ特性でバトル開始時にMPが30増加するという大きなMP加速効果を持っている。
これに加えて、先ほどの力比べと同様に、味方に「雨と光と」「ゆきのきらきら」を持たせ、「ムック」に「紅葉狩」「おいしい差し入れ」「つーん」を持たせれば、これでMPは82を確保できたことになる。
1ターン目で必要MP100を溜めるのは難しいが、82も確保できればあとはActionフラッグ20以上を引くか、Beatフラッグ2回引ければ必要なMPは溜めることができる。
1ターン目でMPを溜め切ってしまえば、毎ターンのMP減少ギミックの影響も受けない。
Actionフラッグが豊富なパーティで、82のMP確保もいらないというのであれば、もう少しほかのフォトに入れ替えても問題ないだろう。
このように、MP加速特化の構成にすれば別属性のフレンズでも初ターンにMPを確保することが可能だ。
「雨と光と」はこの戦略を成功させる可能性を高めることに大いに貢献してくれるだろう。
ただし、フラッグ運もあるので100%成功するわけではない点は認識しておこう。
また、別属性である以上、相手の攻撃によるダメージはほかの有利属性のフレンズよりも大きいものになるので、けものミラクルを撃つ前にギブアップしてしまうといった事故が起きないように、運用スキルは求められることになる。
「輝きの欠片フォト☆4」が枯渇している
そもそも「雨と光と」は必要ないという人でも、「輝きの欠片フォト☆4」が欲しいという人にもオススメである。
「輝きの欠片フォト☆4」はイベント報酬等の無課金要素内でゲットできず、基本的に課金でしか入手する術がない。
また、入手できる個数も月に数枚とかなり限られている貴重なアイテムとなる。
『梅雨の晴れ間パック』には「輝きの欠片フォト☆4」が4枚収録されており、他のものを全て除いたとしても1枚あたり750円で買うことが出来る。
月1で販売している『すごい!!すぺしゃるパック』はいろんなアイテムが収録されているものの、「輝きの欠片フォト☆4」だけを目当てで買うのであれば、2枚で5200円とかなり割高になる。
偶に販売している期間限定の『フォト強化応援パック』でも、「輝きの欠片フォト☆4」は収録しているが、2枚収録で2000円となり『梅雨の晴れ間パック』よりは割高になる。
フォトを完凸させるにはフォトがガチャに登場した際に5枚引くか、フォト交換所等のショップで販売されたタイミングを狙って集めるか、「輝きの欠片フォト」を使うしかない。
そのため、「輝きの欠片フォト☆4」はフォトを強化する上でかなり貴重なアイテムになるため、このようなお得にゲットできるタイミングを狙って確保しておくのも賢い判断と言えるだろう。
逆にオススメできない人…
少しでもアタッカーの瞬間火力を高めたい
「雨と光と」は、与ダメージ増加効果のほかに滝攻撃を持つことからアタッカーにふさわしいフォトと言えるが、このフォト以外にもより火力を出せるフォトは多く存在する。
特に火力を求められるシーサーバル道場でなら、特に発動条件もなく高い火力を見込める「みゃみゃみゃミラクル!」「誰よりも速く!」を使えば、発動条件もなくより高いダメージを出せる。
また、フォトタイプが競合の多い足跡タイプであるため、ライバルのフォトが多くより採用されにくい。
そのため、火力アップ目的だけでこのフォトを採用するのはおススメできない。
「ゆきのきらきら」で事足りている
以前、同じ優良パックで販売された「ゆきのきらきら」を獲得している場合は、あちらと併用することでより高いMP加速を見込めるが、そもそもそんなにMP加速を必要としておらず、「ゆきのきらきら」だけで十分間に合っている場合は「雨と光と」を使う目的はかなり薄くなるだろう。
「雨と光と」の方がMP増加量は高いが、それでも差はわずか3にしか及ばず、MP増加に関しては五十歩百歩の内容に近い。
さらに、与ダメージ増加効果が味方にも付与されるのは「ゆきのきらきら」の方だけであり、「ゆきのきらきら」自身の攻撃面の性能が低くても味方に装備してしまえば、アタッカーのフォト枠を消費せずに火力アップを図れる点はやはり大きい。
以上の理由から、「ゆきのきらきら」さえ所持していれば、「雨と光と」に頼る場面は然程ないように思われる。
まとめ
「雨と光と」は味方のMPを大きく加速する効果を持っており、ちからくらべやシーサーバル道場で大きく貢献してくれるフォトになるだろう。
ただし、似た効果を持つ「ゆきのきらきら」を既に所持しているのであれば、「ゆきのきらきら」を差し置いて「雨と光と」を採用する、あるいは「ゆきのきらきら」と併用する目的は明確にしておいたほうが良い。
コメント