「【大きな瞳の美人顔】サーバル」(以下、「サーバル」と記す)の登場により、フレンドリー属性に新たなバッファー役のフレンズが増えた。
「サーバル」は味方全体を蘇生するけものミラクルが一番の特徴だが、味方の与ダメージバフ効果も無視できないほど強力な内容となっている。
強力なのであればさっそく使っては行きたいところだが、現環境においてフレンドリー属性のバッファーは数多く存在し、その中から選択するだけでも様々な点から検討する必要があり一苦労である。
そこで、今回は「サーバル」に加え、シーサーバル道場でよく利用されているフレンドリー属性のバッファー「オオフウチョウ」「ホルスタイン」「イエイヌ(雑種)」「【みんなでジャスティス】ハクトウワシ」(以下、「ハクトウワシ」と記す)「ヒメアルマジロ」と比較して、シーサーバル道場で利用した場合の考察をしていくことにする。
【大きな瞳の美人顔】サーバル
プラズムは30、フラッグ構成はBeat、Action20、Action20、Action30、Try青。
2023年8月17日に開催されたコラボイベント「のんほい☆サーバルとお家づくり」で登場したフレンズで、味方全体蘇生効果を持つけものミラクルが強力。
与ダメージバフ強化値
強化値 | 備考 | |
けものミラクル | 1.4倍 | 効果は3ターン |
得意技 | なし | |
待機スキル | 1.1倍 | 効果は3ターン |
特性 | なし | |
キセキ特性 | 1.2倍 | ギブアップではない味方が5人の時 |
合計 | 1.85倍 |
「サーバル」の与ダメージバフの合計強化値は約1.85倍。
けものミラクルの必要MPは重いが、MPさえ溜められればほかは比較的安易な条件で高いバフ効果を得られる。
「サーバル」の説明については下記記事を参考にしてほしい。
味方全体のびりびり耐性
フレンドリー属性で味方全体にびりびり耐性を付与できるかなり珍しいフレンズで、これを成し遂げるフレンズは現時点で「サーバル」除くと「ライジュウ」しかいない。
シーサーバル道場でのびりびり状態はアタッカーにとってもバッファーにとっても厄介で、行動できなくなることでこちらのプラン大きく崩れるため、基本的に被弾したくない状態異常である。
単体耐性なら「ガチャピン」や「オーロックス」でも対策可能だが、バッファーも被弾は避けたいため、単体耐性だけではどうにもならない。
フォトに関してもびりびり状態の高耐性を付与するフォトは現時点で存在しないため、「サーバル」の味方全体びりびり耐性はかなり貴重な存在となってくるだろう。
バランスの取れた安定と強化
けものミラクルのMPは重いものの、それ以外においては難しい運用を求められることもなく、そこそこ高い与ダメージバフ効果を持つことから、安定感と高い強化値を兼ね備えたフレンズと言えるだろう。
万が一、味方のフレンズが倒れてキセキ特性の発動条件を満たせなくなったとしても、「サーバル」のけものミラクルで蘇生させられるので、大きな問題ではない。
また、単発のけものミラクルにおける強化値合計は、今回紹介するほかのフレンズの誰よりも高い点は評価できる。
そのため、シーサーバル道場でWバフを狙わない運用で戦うのであれば、「サーバル」はかなり有力な候補になる。
しかし、安定と強化のバランスがとれているということは、ずば抜けた強化一択の内容にはなっていないので、より強力なバフ効果を求める人にはやや不向きな性能となっている。
特にシーサーバル道場でWバフの運用が当たり前なのであれば、「オオフウチョウ」や「ホルスタイン」「イエイヌ(雑種)」を使うことが主流であり、Wバフまで考慮されるとさすがに「サーバル」の単発けものミラクルだけでは到底及ばない。
勿論、「サーバル」自身がWバフを成功させれば強化値は上回るが、必要MPの重さから2ターン以内で140のMPを稼ぎ出すのはかなり厳しいだろう。
さらに、「サーバル」はプラズム値が30となっており、今回の6人の中では一番高い数値である。
プラズム値が高いとTryフラッグで得たプラズムが自身に多く分配されてしまうため、結果的にアタッカーに分配されるプラズム量が減り、火力の底上げを阻害してしまう。
僅かな差と思えてしまうが、隊長スキルで「もーっとプラズム」を指定している場合はその影響もより大きくなってしまう。
そもそもプラズムは、アタッカーのけものミラクル直前のターンにどれだけTryフラッグを引けるかという運も絡んでくるため、フレンズのプラズムが低ければ必ずしも高い火力を保証できるわけではないが、シーサーバル道場のランキング上位を目指していくのであればこのような細かい点も意識して考えなければならない。
こういう人におススメ
- 単発バフでも高いバフ力が欲しい。
- Wバフは考慮していない。
- パーティの耐久力に自信がない。途中でギブアップするフレンズが出てきてしまう。
オオフウチョウ
プラズムは20、フラッグ構成はBeat、Beat、Action15、Action15、Try黄。
必要MPが低く、バフの効果も3ターン続くためWバフに向いているフレンズである。
与ダメージバフ強化値
強化値(括弧はWバフ時) | 備考 | |
けものミラクル | 1.44倍(2.07倍) | 効果は3ターン |
得意技 | なし | |
待機スキル | 1.1倍(なし) | 効果は1ターンのため、 Wバフ時は発動する余裕がないと想定 |
特性 | なし | |
キセキ特性 | なし | |
合計 | 1.58倍(2.07倍) |
「オオフウチョウ」の与ダメージバフ合計値は約1.58倍で、Wバフ成功時は約2.07倍となる。
単発のバフだったとしても「サーバル」とそこまで変わらないバフ力を持つが、待機スキルは効果が短く、アタッカーのけものミラクルを撃つタイミングと同時でなければならない。
これにより、Beatフラッグによるけもコーラスのために「オオフウチョウ」が行動する場合は待機スキルを発動できず、ほかのフレンズが2回行動した場合も待機スキルの発動率が半減してしまうため、待機スキルのバフ効果は運要素に大きく左右される。
その結果、待機スキルが発動しなかった場合の単発バフは約1.44倍で留まる。
比較的Wバフが狙いやすい
けものミラクルの必要MPは今回の6人の中で2番けに低く、バフ持続ターンも長いため、Wバフのやりやすさに関しては一番難易度が易しい。
勿論フラッグ運にも左右されるため、Wバフを必ず保証できるわけではないが、Wバフへの挑戦が始めたての人は「オオフウチョウ」を使って狙っていくことをお勧めする。
ただ、Actionフラッグの質は少し乏しいので、「しあわせのうたごえ」「だいすきなぬいぐるみ」を装備させたり、2023年9月2日まで期間限定で発売している『夏の渚パック』の「わたしたちとあそぼ♡」でMPを補填してあげよう。
「わたしたちとあそぼ♡」については下記記事を参考にしてほしい。
相手の攻撃の妨害を狙える
待機スキルにはバフ効果以外にも、ヘイトを上げて回避を大きく上昇させる効果を持つ。
これをうまく利用すれば、味方に被弾してほしくない攻撃を代わりにもらいに行くことができる。
例えば、「オオフウチョウ」は特性にすやすや耐性を持っているため、相手が単体すやすや攻撃を撃ってくるタイミングで待機スキルを発動すれば、「オオフウチョウ」が身代わりとなり、誰もすやすや状態ならずに済む。
すやすや以外の状態異常単体攻撃だとしても、回避が30%上昇していることで、相手の攻撃をかわせる期待も大きい。
さらに、「オオフウチョウ」は得意技の効果も優秀で、相手の命中率を高確率で10%下げられる。
これも併用すれば、待機スキルと合わさって相手の攻撃を回避できる確率はさらに高まる。
また、大技を除く状態異常全体攻撃、前列攻撃にも有効で、得意技で相手の命中率を下げておけばパーティ全員が相手の全体攻撃を被弾する確率は下げられる。
これにより、相手の攻撃を避けたフレンズは状態異常も回避したことになるので、パーティへの負担も軽減させることが可能だ。
こういう人におススメ
- Wバフが苦手で練習をしたい。
- Wバフを狙って火力を大きく底上げしたいが、難易度はなるべく上げたくない。
ホルスタイン
プラズムは10、フラッグ構成はBeat、Action15、Action20、Try青、Try赤。
与ダメージバフ効果はけものミラクルの1つのみとなっている。
与ダメージバフ強化値
強化値(括弧はWバフ時) | 備考 | |
けものミラクル | 1.4倍(1.96倍) | 効果は3ターン |
得意技 | なし | |
待機スキル | なし | |
特性 | なし | |
キセキ特性 | なし | |
合計 | 1.4倍(1.96倍) |
「ホルスタイン」の与ダメージバフ強化値合計は、単発バフの場合は1.4倍、Wバフ成功時の場合は1.96倍となる。
バフ効果がけものミラクルしかなく、バッファーとしてはさすがに物足りなさを感じる。
また、必要MPは100で、Wバフを成功したとしても1.96倍の強化値にとどまるため、「オオフウチョウ」よりもWバフが難しいうえに、強化値は「オオフウチョウ」の下位互換という性能となってしまっている。
ただ、バッファー以外に別の役割を持てるため、完全な劣化というわけではない。
ヒーラー役として優秀
味方を含めた体力回復能力においては非常に優秀である。
というよりは他5人が味方の体力回復する術があまりに乏しすぎるため、体力管理が必要な場合は「ホルスタイン」の回復能力に頼らざるを得ない。
「サーバル」のけものミラクルとも相性が良く、蘇生後に「ホルスタイン」のけものミラクルを発動すれば、蘇生したフレンズの体力を大きく回復できるため、蘇生後に相手の大技ですぐギブアップするという事故も防ぎやすい。
ヒーラーがいなくてもギブアップするほどではないくらいの耐久があったとしても、「スマトラトラ」や「オフショット」「もっと高く!」「予測不可能」等の体力が一定以上の時でないとバフ効果が働かない効果を持つフレンズやフォトとは相性が良いため、間接的に火力を上げる要因にもなってくれる点はありがたい。
相手の大技をずらしやすい
「ホルスタイン」の得意技は相手のMPを削ることができる。
これにより、相手の大技の発動タイミングを遅らせることができるので、うまく狙うことが出来れば、少しだけ優位に立ちまわることが可能だ。
大技を遅らせる一番の使い道は、相手の技の上書きをさせるために使うことである。
基本的に敵は決まった行動パターンを周期的に繰り返しており、大技を発動した際、その時に行われる行動は上書きされ、スキップされる仕様となっている。
そのため、次のターンの相手の最初の行動で苦手な攻撃が飛んでくると分かっていれば、「ホルスタイン」の得意技でMPを削り、相手の大技を次のターンで発動させることで技の上書きが完成する。
得意技を発動するだけで高確率で相手のMPを削れるので、比較的簡単に大技をずらせるのはメリットと言えるだろう。
プラズムに関しては優秀な方
Tryフラッグの構成においては極めて優秀というわけではないが、Try赤フラッグ持っている点は良い。
自身のプラズムも10と最低値であるため、Tryフラッグによりアタッカーに分配されるプラズムを大きくできる点も優秀である。
この点をより活かしていくには、Tryフラッグによるけもコーラスも狙っていきたいため、同じくプラズムが10であり、Tryフラッグが3枚構成である「ハクトウワシ」と併用していきたいところだ。
言うまでもないが、その場合の隊長スキルは勿論のこと「もーっとプラズム」にしておくべきだろう。
こういう人におススメ
- パーティの耐久力に自信がない。
- 相手の厄介な行動はなるべく避けたい。
- プラズムによる火力上げをやや重視している。
イエイヌ(雑種)
プラズムは20、フラッグ構成はBeat、Beat、Action20、Try黄、Try赤。
味方の与ダメージバフのほかに、相手の被ダメージ増加デバフを併用することで、アタッカーの火力の底上げを狙うフレンズとなっている。
与ダメージバフ強化値
強化値(括弧はWバフ時) | 備考 | |
けものミラクル | 1.44倍(2.07倍) | 効果は3ターン。 被ダメージ増加デバフは味方の与ダメージ増加バフとして計算。 |
得意技 | 1.05倍 | 効果は2ターン。 被ダメージ増加デバフは味方の与ダメージ増加バフとして計算。 得意技による攻撃は1回と想定。 |
待機スキル | 1.03倍(なし) | 効果は3ターン。 単発バフ時は1回発動、 Wバフ時は発動する余裕がないと想定。 |
特性 | なし | |
キセキ特性 | なし | |
合計 | 1.56倍(2.18倍) |
「イエイヌ(雑種)」の与ダメージバフ強化値合計は、単発バフの場合は約1.56倍、Wバフ成功時の場合は約2.18倍となる。
Wバフ成功時の強化値はかなり高いが、必要MPが100とやや重く、Actionフラッグも1枚構成で、自身のMPを加速させる効果も持ち合わせていないので、ほかのフレンズやフォトでMPを溜めやすくしてあげないとWバフの難易度はやや難しい。
バフの優先順位を決めること
Wバフ、得意技、待機スキルと様々な手段でアタッカーの火力を上げる効果を持つことから、運が相当よくないと全てのバフを狙っていくのはなかなか難しいだろう。
そのため、いずれかのバフがうまくいかなかった場合の最善のリカバリー策を考慮しながら臨機応変に戦う判断力は身につけておいたほうが良い。
例えば、「イエイヌ(雑種)」けものミラクルの1回目発動時に、パーティにActionフラッグがあまり配られなかった場合は、潔くWバフは諦めて待機スキルを優先的に発動するように心がければ多少のカバーは可能である。
他にも、アタッカーのけものミラクルを発動する前ターンに「イエイヌ(雑種)」がBeatフラッグで何度も行動できたとしても、Tryフラッグのけもコーラスが狙える場合はそちらを狙った方がより強力なバフを狙える。
このように、「イエイヌ(雑種)」のバフ効果の種類が多いからと言って全てを狙っていくと、却って悲惨なバフにしかならない場合もあるので、どのバフを優先して発動すべきかは戦いながら判断する必要がある。
ルンルンきぶん使い相手には不向き
シーサーバル道場でスコアを伸ばしにくくする厄介なルンルンきぶん状態は、バッファーの中で唯一「イエイヌ(雑種)」だけが苦手とする相手である。
他のバッファーは基本的に味方の与ダメージをあげる効果が主流であり、アタッカーも相手のルンルンきぶんが切れるタイミングを見計らって攻撃すれば問題ないので、ルンルンきぶんを大きく恐れる必要はない。
ただし、「イエイヌ(雑種)」の場合はけものミラクルや得意技で相手の被ダメージを増加させて火力を稼ぐバッファーなので、被ダメージ増加デバフを無効にされるルンルンきぶん状態相手には太刀打ちできない。
よって、相手のルンルンきぶん状態が切れたタイミングで、アタッカーと同じターンにけものミラクルを発動なければならないため、少なくともWバフは狙えない。
どうしてもWバフを狙う場合は、ルンルンきぶんを解除できるフレンズが必要で、「フォークランドカラカラ」や「ニホンザル」にフレンズ枠を割くことになる。
「イエイヌ(雑種)」のWバフのためだけにこれらのフレンズを採用するとなると、シーサーバル道場の趣旨とかけ離れてしまうため、やや本末転倒になってしまう。
こういう人におススメ
- リスクは高くてもより高いバフ力を求めている。
- その時の状況に応じて、最善の策を探るのが得意。
- プラズムによる火力上げをやや重視している。
【みんなでジャスティス】ハクトウワシ
プラズムは10、フラッグ構成はBeat、Action20、Try青、Try黄、Try黄。
単発のけものミラクルによるバフ効果は6人の中で最高だが、MPの重さと効果継続ターン数からWバフは絶望的。
味方の生存数に依存する効果を複数持つのが特徴的。
与ダメージバフ強化値
強化値(括弧はWバフ時) | 備考 | |
けものミラクル | 1.54倍 | 効果は2ターン。 ギブアップではない味方が5人以上の場合。 端数の関係上、本来の強化値はこれよりもう少しだけ高い。 |
得意技 | なし | |
待機スキル | なし | |
特性 | なし | |
キセキ特性 | 1.15倍 | |
合計 | 1.77倍 |
「ハクトウワシ」の与ダメージバフ合計強化値は約1.77倍(けものミラクルレベルによる端数の関係上、正確な数値の計算まで含めると約1.8倍)となる。
単発バフでの合計強化値は申し分ない数値で、「サーバル」の次に高い。
基本的にギブアップは許されない
けものミラクルによるバフも、キセキ特性によるバフも、味方の生存数に依存する効果であり、けものミラクルにおいては5人誰一人かけてはいけないため、基本的に誰もギブアップさせてはならない。
そのため、盾役だけでなく、味方全体の耐久力はそこそこ上げておく必要があり、パーティの体力管理を担える「ホルスタイン」とは間接的に相性がいい部分がある。
一応、「サーバル」と併用すれば、けものミラクルにより全体蘇生は狙える。
「ハクトウワシ」も「サーバル」も必要MPが高いが、後述の「ハクトウワシ」の効果を利用すればMP枯渇の心配も薄れる。
パーティ全体のMPを補填できる
「ハクトウワシ」はキセキ特性によるバフ効果も強力ではあるが、味方全体のMPを毎ターン3加速させる効果を持っており、これも非常に有用な効果である。
毎ターン3加速できるということは、シーサーバル道場が10ターン制であるため各フレンズのMP30は確保できたことと同義になる。
さらに、「ハクトウワシ」のワイルドフォトが味方全体のMPを毎ターン2加速できるため、これと併用すれば「ハクトウワシ」自身は実質MP60で、「サーバル」なら実質MP90でけものミラクルを撃てる。
他にも「ジェネット」のようにためこみ上手のフレンズにも有効に機能するので、MPを多く必要とするフレンズにとってはありがたい効果となっている。
Wバフを狙うフレンズに対しても恩恵はあり、わずかではあるがMPを補填できるので、Wバフの成功率を高めることにも貢献してくれる。
こういう人におススメ
- パーティの耐久力には自信がある。
- 単発バフでも高いバフ力が欲しい。
- もっとMPを簡単に溜めたい。
- 比較的必要MPが多いフレンズを多く採用している。
- プラズムによる火力上げをやや重視している。
ヒメアルマジロ
プラズムは10、フラッグ構成はBeat、Action15、Action25、Action30、Try青。
必要MPは一番少ないが、残念ながらバフ効果は2ターンしか続かないためWバフの難易度は高め。
全然関係ないが、お寿司食べたい🍣
与ダメージバフ強化値
強化値(括弧はWバフ時) | 備考 | |
けものミラクル | 1.3倍(1.69倍) | 効果は2ターン。 |
得意技 | なし | |
待機スキル | なし | |
特性 | 1.1倍 | |
キセキ特性 | 1.1倍 | |
ワイルドフォト | 1.07倍 | 完凸後の効果。 |
合計 | 1.68倍(2.19倍) |
「ヒメアルマジロ」の与ダメージバフ合計強化値は単発バフ時で約1.68倍、Wバフ時は約2.19倍となる。
けものミラクル単発のバフはやや控えめではあるが、特性、キセキ特性、ワイルドフォトにより「オオフウチョウ」「ホルスタイン」「イエイヌ(雑種)」の単発バフよりは火力を上げることができる。
Wバフを狙う場合は、必要MPの軽さとActionフラッグが3枚構成である点を生かし、あとはフラッグ運に祈ってどうにか1ターンでMPを80溜める手段をバトル中に編み出そう。
相手の行動パターンをずらしやすい
相手の大技をずらして、相手の厄介な攻撃を大技と上書きしてしまうという方法は「ホルスタイン」で可能という旨を記載したが、似たようなことは「ヒメアルマジロ」でも可能である。
「ヒメアルマジロ」は得意技で相手をくらくら状態にさせることができるので、くらくら状態にさせられれば、相手の行動を封じつつ大技ゲージを溜められる。
くらくら状態で行動できなかった場合は、その際に行られるはずだった行動はスキップされるわけではないが、くらくら状態でターンを稼いだ分こちらの攻撃により相手の大技ゲージはより多く上昇しているはずである。
これを利用して相手の厄介な攻撃に合わせて、大技の発動タイミングを狙っていくことができる。
さらに、「ヒメアルマジロ」は待機スキルではねかえし状態が付与される。
これにより、相手ターン開始時の最初の攻撃で「ヒメアルマジロ」を攻撃し、はねかえししダメージでうまく敵が倒せれば、相手の2回目の行動は次のターンの最初の行動にスキップされることができる。
そこに相手の大技の発動タイミングを合わせられれば、「ホルスタイン」では不可能だった相手の2回目の行動の攻撃を大技で上書きできるという唯一の術を持っている。
ただし、「ヒメアルマジロ」の得意技によるくらくら状態はあくまで確率であり、これを狙いすぎてActionフラッグによるMP稼ぎがおろそかになるのは避けたい。
他にも、はねかえしによるダメージで倒す場合は相手の体力や被ダメージなどの細かい点も計算しなければならないため、難易度は非常に高いと思った方が良いだろう。
Wバフを考慮しないなら扱いやすいが…
単発バフでも全ての合計強化値から見ればそこそこ高い値ではあるので、Wバフを狙わない場合は扱いやす上に強化値の性能も良い優秀なフレンズではある。
ただし、Wバフを狙わないとなると途端にほかの役割がなくなり、けものミラクル撃つまでただそこにいるだけの存在になりやすい。
前述した相手の行動パターンずらしをするのであれば勿論意味はあるが、これもシーサーバル道場のシーズンの敵によっては必要性の有無は変わってくる。
なので、余裕があるのであれば望みは薄くてもいいからWバフを狙っていきたいところではある。
それで運よくWバフを達成できれば、かなりの儲けものと言えるだろう。
こういう人におススメ
- 綿密に相手の行動パターンをずらして、相手の厄介な行動を避けたい。
- 単発バフでも火力はある程度ほしい
- Wバフはできればでいいと考えている
- Actionフラッグの構成を多めにしたい
まとめ
結論として、バフの強化値は高い順に下記の通りとなる。
順位 | フレンズ | バフ回数 | 合計強化値 |
1 | ヒメアルマジロ | Wバフ | 2.19倍 |
2 | イエイヌ(雑種) | Wバフ | 2.18倍 |
3 | オオフウチョウ | Wバフ | 2.07倍 |
4 | ホルスタイン | Wバフ | 1.96倍 |
5 | サーバル | 単発バフ | 1.85倍 |
6 | ハクトウワシ | 単発バフ | 1.77倍(1.8倍) |
7 | ヒメアルマジロ | 単発バフ | 1.68倍 |
8 | オオフウチョウ | 単発バフ | 1.58倍 |
9 | イエイヌ(雑種) | 単発バフ | 1.56倍 |
10 | ホルスタイン | 単発バフ | 1.4倍 |
単純にWバフを狙った方がより大きな火力を出せることが分かる。
各フレンズのWバフと単発バフとの差が激しいので、Wバフを失敗したときのリスクはやや大きいが、より高いスコアを狙っていく場合は初めに「オオフウチョウ」あたりからWバフを積極的に狙えるように練習し、Wバフに慣れていくようにしよう。
シーズンによっては敵の行動パターン次第でこちらのパーティも都度対策していく必要があるため、「オオフウチョウ」をパーティに入れられない場面もあるかもしれない。
そのためにも、どんな状況でもどんなバッファーフレンズでもWバフが狙えるように練習の回数を重ねていくことが重要だろう。
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