けものフレンズ3の『グリズリーすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「グリズリー」が登場した。
今回は同時に実装されたフォトはないので、「グリズリー」のみについて評価、解説していくことにする。
グリズリー
「グリズリー」はファニー属性のフレンズ。
セルリアン戦に特化した攻撃型のステータスが特徴だ。
NEXON版では「ハイイログマ」として登場し、クマ科フレンズの先輩的な立ち位置に当たる。
「巨大起き上がり小法師」を作ったりして同じクマのフレンズを強くさせることに奮闘するも、なかなかうまくいかない模様。
セルリアン戦のアタッカーとして強みを発揮する
けものミラクルでは単体に672%のダメージ量を与えられるのに加えて、セルリアン戦であれば追加で84%のダメージ量が稼げる。
通常だと600%台にとどまってしまい火力が物足りないため、セルリアン戦で使うのが無難になるだろう。
また、「グリズリー」は自身に対する与ダメージ増加バフ効果が豊富で、いずれも強化値が高く設定されている。
いくつかにおいては発動条件があるものの、比較手に条件なしで発動できるものも多いため容易に火力上げさせやすいのは強みと言えるだろう。
得意技も相手の被ダメージを増加させられるため、疑似的な火力向上に貢献してくれる。
さらに、特性による与ダメージ分に応じて体力を回復する効果は相性が良く、自身の火力の高さから大きくダメージを稼げれば、体力回復量も大きな期待を見込める。
そしてキセキ特性では体力80%以上で火力バフがかかる効果も持っているため、体力回復効果を持つ特性とも非常にかみ合っている点は評価できる。
戦況に応じて待機スキルで柔軟に対応できる
「グリズリー」は待機スキルは自身の与ダメージバフを上げるために使うのが一般的になりそうだ。
そのため、決められたターン以内でダメージ量を求められるシーサーバル道場では、この待機スキルが大きく貢献してくれることになるだろう。
ただし、待機スキルにはもう一つ効果があり、味方が4人以下の場合は与ダメージバフではなく、ギブアップした味方を蘇生させることができる。
これにより、高難度クエストのような長期戦でも活躍させることが可能で、長丁場のバトルで倒された盾役のフレンズを蘇生させて戦況を立て直すこともできる。
「カワウ」や「カコミスル」などギブアップでない味方が多い時に効果を発揮できるフレンズと組み合わせたいところだ。
また、ファニー属性には「ホワイトサーバル」「火の鳥」「ツノサイチョウ」のように味方を蘇生させる効果を持つフレンズがそこそこおり、これらのフレンズを採用すれば倒れてもゾンビのよう復活させる戦闘も可能となる。
特に「ホワイトサーバル」はセルリアン戦で活躍するため「グリズリー」と方針があっており、「ツノサイチョウ」であればけものミラクルで味方の火力を大きく上げることができるので、アタッカーの「グリズリー」と相性が良い。
このように、シーサーバル道場なら火力を上げるために、高難度クエストなら戦線を維持するためにと目的によって待機スキルの使い方を変えられるため、幅広い戦況に対応できる独特な強みを持っていると言える。
他のフレンズの力を借りて状態異常バフを狙う
「グリズリー」のキセキ特性には相手がズキンズキンかばてばてヒリヒリ状態のときに火力が上がる効果を持っているため、可能ならこれも狙っていきたいところ。
ただし、「グリズリー」自身ではこれらの状態異常を狙えないため、ほかのフレンズの力を借りることになる。
候補となるのは「アマゾンツリーボア」「トラ」になるだろう。
「アマゾンツリーボア」と「トラ」は得意技でズキンズキン状態を狙えるため、比較的に状態異常を狙いやすい。
さらに、キセキ特性にはズキンズキン状態の相手に火力バフがかかるため一石二鳥の効果を備えている。
ちなみに、前述した「ホワイトサーバル」や「火の鳥」でもズキンズキン状態を狙えるので、余裕があるならこちらを使ってみるのもありだろう。
ばてばてヒリヒリ状態を狙っていく場合は「スザク」が必要となる。
「スザク」も「アマゾンツリーボア」と同様にけものミラクルと得意技で該当の状態異常を狙うことが可能で、キセキ特性に状態異常火力バフを持っている点はありがたい。
まとめ
「グリズリー」はセルリアン戦に特化したアタッカーとして起用できるフレンズである。
待機スキルを使ったり、ズキンズキンやばてばてヒリヒリ状態を狙って火力を上げる戦法が一般的となるが、個人的には待機スキルの蘇生効果を使って何かしらトリッキーなパーティも組んでみたいところだ。
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