けものフレンズ3の『ちょちょいと大江戸じゃぱりハロウィンしょうたい』にて、新フレンズ「マネキネコ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「ちょいっと♪福よおいでませ！」、星3フォト「はっぴーらいふ、しよ♪」も並べて解説していくことにする。
マネキネコ
「マネキネコ」はラブリー属性のフレンズ。
商売繁盛の縁起物として扱われる招き猫だが、発祥の由来は複数説がある。
「貧しい老婆が手放した愛猫が夢に現れ、その猫のお告げ通りに愛猫の人形を作ったら評判になった。」という話や、「通りかかった寺にいた猫が寺へ手招くような仕草し、連れられて寺に入ったら直後に来た雷雨を凌ぐことができた。」という話など内容は様々。
「着物の裾をしつこく嚙んで離さない悪戯猫を殺したが、本当は着物に忍び込んでいた大蛇を噛み殺して守っていてくれていた。」という悲しい話も存在する。
パーティの攻守両方を強化できる
けものミラクルでは味方全体の与ダメージ増加と被ダメージ減少のバフをかけることができ、強化値も31%と高く、3ターンと長めに継続するのが魅力となっている。
また、確率で与ダメージ増加バフは24%、被ダメージ減少バフは15%追加で強化され、運次第でかなり大きいバフが可能になっている。
さらに、ルンルンきぶんも備わっているため、けものミラクルで大きく強化されたバフ効果を相手のデバフ効果で剥がされることがないのはとてもありがたい。
けものミラクル以外にも常時発動するバフ効果を備えており、与ダメージ増加は特性で、被ダメージ減少はキセキ特性で恩恵を得られる。
ただし、バフ効果はけものミラクルに集中しているため、特性やキセキ特性で得られる効果はやや控えめ。
味方の攻守の両方を強化できるのは大きな強みだが、けものミラクルを使って初めて強みが活かされるので、重い必要MPをいかに早く溜められるかが重要になってくるだろう。
MPの溜める手段が豊富
「マネキネコ」のけものミラクルに必要なMPは140と非常に重いが、MPを溜める手段は非常に豊富なため、シーサーバル道場でもMP溜めの苦労は比較的少ない方だろう。
Actionフラッグが3枚構成であることをはじめ、Beatフラッグでも得意技の効果でわずかにMPを溜めることが可能だ。
また、得意技以外にも待機スキル、特性、キセキ特性の全てでMPを加速することができ、けものミラクルを発動するタイミングにもよるが、10ターンで41のMPは保証されることになる。
Wバフはさすがに厳しいが、MP事故でけものミラクルが不発で終わる可能性は低いと言える。
なお、シーサーバル道場以上に長期戦になるなら必要MP140でもけものミラクルを複数回狙えるチャンスは増えるので、高難度クエストで採用してみるのもありだろう。
前述のとおり、けものミラクルは味方の火力以外に耐久も強化できるので相手の大技に合わせてけものミラクルを使用すれば被害を最小限に抑えられる。
運要素が強く安定感はない
けものミラクルによる与ダメージバフの高さは魅力ではあるが、やはり懸念点としては運要素が絡むところであり、結局は自分で運を招き寄せるしかない。。
シーサーバル道場なら火力が最も求められる要素であり、確率が外れてしまえば単なる31%のバフ効果にしかならず、これを超えるバッファーは他にも多数存在する。
また、残念なことに確率を運よく当てたとしても、全てのバフ効果を考慮すれば「イエウサギ」のバフ値を超えられなかったり、運用は難しいが「ウミネコ」のWバフも超えることができない。
さらに、「イエウサギ」も「ウミネコ」も味方の火力を強化しつつMPを加速することができるという「マネキネコ」と似たような運用が可能であるため、バフ値がこの2人に届かず役割も同じとなるとかなり差別化が難しい。
ただ勿論のこと、「イエウサギ」はフラッグ運に左右され状態異常付与が必要であり、「ウミネコ」はWバフが難しく水辺のステージでしか活かせない点を見れば2人にも懸念点はある。
できるだけ何も運用を考えずに本当に運任せだけで大きな火力を生み出したいというのであれば、シーサーバル道場でも採用する価値はあるかもしれない。
ちょいっと♪福よおいでませ！
画像は完凸後の効果であり、完凸前は命中率増加、与えるダメージ増加がともに6%となる。
状態異常の相手に与えるダメージが強化されるため、パーティに何人か得意技などで状態異常を簡単に付与できるフレンズを用意しておくのが良いだろう。
ちからくらべなら「ジャック・オー・ランタン」と相性が良く、ギブアップ時に相手全体をくらくら状態にできるため、くらくら耐性を持っていない相手ならどのフレンズを攻撃しても火力バフが入るのは強い。
状態異常の相手に対して火力が上がるフォトは他に「セカイをもっとカザって」「たまには、ね」がある。
「たまには、ね」は装備するだけバフ効果が自身以外の味方全体にバフ効果が及ぶため汎用性ではあちらに劣ることになるが、強化値の高さは「ちょいっと♪福よおいでませ！」の方が勝る。
「セカイをもっとカザって」と比較した場合は完敗だが、あちらは有料パック限定フォトであるためその分強いのは仕方ないと認識したほうがいいだろう。
はっぴーらいふ、しよ♪
完凸前は与ダメージ増加が5%、命中率が3%となる。
体力が50%以下の時に火力が上がる効果を持っているため、体力50%以下の時に火力が上がる「リュウキュウイノシシ」や、体力が減るごとに火力が上がる「ユキウサギ」などに装備させるがいいだろう。
星3フォトで与ダメージと攻撃命中率の両方が上がるフォトは複数存在するが、大半は体力○%以上という発動条件が多く、体力○%以下という発動条件はこのフォトの他に「おひるのサイレン」がある。
効果も強化値も非常に似たりよったりなので、どちらを選んでも大差はないが、より火力を求めたいのであれば攻撃ステータスと与ダメージ増加が高い「はっぴーらいふ、しよ♪」の方が勝る。
まとめ
「マネキネコ」は味方全体の攻守を強化することができ、けものミラクルに必要となるMPが重いのが気になるが、MPは比較的溜めやすい性能であるためMP事故に困る可能性は少ない方だろう。
ただし、けものミラクル頼りの運用であることや、そのけものミラクル自身も運要素の効果を持つため、安定した強化値を得るのは難しく、神頼みで運を招きながら戦う必要があるのは難しいところだろう。
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