ポケモンカード拡張パック『ロストアビス』に「カメテテ」「ガメノデス」が収録されることが決定した。
今回は「ガメノデス」について相性の良いカードや詳しく考察をしていきたい。
カメテテ
ガメノデス
サイドは手札に加えずロストゾーンへ
「ガメノデス」の特性「ロストブロック」は場に存在するだけで、相手がサイドを取る時は手札に加えられず、ロストゾーンに置かれるようになる。
サイドそのものが減っているので、勝利に近づいていることに変わりはないが、ポケモンを倒したことによるアドバンテージを得られないのは、大きな妨害と言えるだろう。
特に気絶時にサイドを3枚取れるポケモンVMAXを倒すと、3枚ロスしたかとになり大きな痛手となる。
他にも、狙うことは難しいが、かがやくポケモンをロストさせれば、相手はその対戦中かがやくポケモンが使えなくなるので、戦術がかなり狭まれる。
現状不明なルール
特性「ロストブロック」の登場により、「○○の場合はどうなるの?」という疑問が多く投げかけられている。
現在このカードはまだ発売されていない為、公式のルールでどう取り扱われるかは不明だが、現時点で不明とされているルールについて取り上げていきたい。
※以下に記載されている内容は、筆者の個人的な考察が含まれています。
必ずしも正しい情報であることは保証できません。
ヒスイのヘビーボール
「ヒスイのヘビーボール」自分のサイドにあるたねポケモンと「ヒスイのヘビーボール」を入れ替えるカードだ。
特性「ロストブロック」が発動されている場合は、手札に加えるたねポケモンはロストゾーンへ行くのかという疑問だ。
「サイドを手札に加える」と「サイドを取る」は違う行為なので、「ロストブロック」の効果は影響ないのではという意見が多く飛び交っている。
もし、「ヒスイのヘビーボール」でもロストゾーンへ置かれてしまうのであれば、サイドに行ったかがやくポケモンの回収は不可能に近いほど嫌らしい妨害となるだろう。
シャクヤ
「シャクヤ」はサイドを3枚まで手札に加え、手札に加えた枚数分だけ手札からカードを選らび、サイドカードとして置くサポートカードである。
「ヒスイのヘビーボール」同様に、「サイドを手札に加える」行為が「サイドを取る」と同様なのであれば、サイドから取ったカードはロストゾーンへ置かれることになる。
即ち、手札が0枚の時に「シャクヤ」を使った場合は、サイドを3枚ロストゾーンに置くだけとなり、サイドを3枚減らすという驚異的なカードとなってしまう。
さすがに効果として強すぎるので考えにくいが、裁定の意見を待ちたいところである。
もくもくスモーク
「もくもくスモーク」はポケモンの道具で、このカードを付けているポケモンが気絶した場合、相手が取るサイドカードはトラッシュするという効果である。
このカードを「ガメノデス」につけて、「ガメノデス」が気絶した場合トラッシュに行くのか、ロストゾーンに行くのかという疑問が挙がっている。
現状有力な説として、ポケモンが気絶した時点でそのポケモンは存在しないという扱いになるので、「ガメノデス」の「ロストブロック」の効果が消え、「もくもくスモーク」の効果が優先されてトラッシュされるという意見が多い。
こちらも公式の裁定を待ちたいところだ。
筆者の思い
ここで個人的な思いを言うと、サイドを手札に加えることができずロストゾーンに置かれる「ロストブロック」の妨害効果は確かに強いと言えるかもしれないが、ぶっちゃけ最初からこの効果が対戦中のルールとして適用されてもおかしくないと私は思っている。
相手ポケモンを倒してご褒美として取ることができるサイドカードだが、倒された側は何もメリットが無い。
ただでさえ、ポケモンを倒されたことで劣勢に追い詰められているのに、相手の手札が増えるだけでより戦況に差が生まれやすくなってしまう。
一度劣勢になったら逆転の仕様が無いゲームは優勢側も劣勢側もあまり面白みがない。
逆転しやすいゲーム性であるからこそ、お互いに最後まで勝敗が分からず白熱しやすいゲームになり、面白さが出てくるのだと私は思っている。
ポケモンを倒してサイドカードを取るというルールは今に始まったことではないし、決して文句があるわけではないのだが、逆転がし辛いポケモンカードゲームにおいて、何かしら劣勢時にプラスになる仕様があればいいなと思う今日この頃である。
まとめ
「ガメノデス」の「ロストブロック」により、相手のサイドカードを手札に加えさせない強い妨害効果を持っている。
かがやくポケモンなどに刺されば強いが、他のカードと組み合わせた場合どうなるかルールが分からない部分もあるので、実際の公式の情報を待ちたいところだ。
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