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【ポケカ】ポケモンVの特性を消す「プテラVSTAR」と相性の良いカードは?

プテラVSTARポケモンカード

ポケモンカード拡張パック『ロストアビス』には新たなポケモンVSTAR「プテラVSTAR」が登場することが決定している。

「プテラVSTAR」のVSTTARパワー「エンシェントスター」が強力で、このポケモンが場を離れない限り、相手の場のポケモンVが持つ特性をすべて消すことができる。

今回は、このカードをより活躍させるために、どのようなカードと相性が良いかを紹介していくことにする。

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プテラVSTAR

プテラVSTAR

「プテラVSTAR」の「エンシェントスター」は相手のポケモンVの特性を消す強力な妨害効果を持っている。

これにより、「ネオラントV」の特性「ルミナスサイン」「クロバットV」の「ナイトアセット」、「ミュウVMAX」デッキで活躍する「ゲノセクトV」の「フュージョンシステム」を止めることができ、「アルセウスVSTAR」の「スターバース」や、「オリジンパルキアVSTAR」の「スターポータル」など、VSTARパワーの特性さえもかき消すことが可能だ。

特性は自分の戦況を有利にしていき、勝負の勝ちへと繋げるものがほとんどなため、その特性を使えなくするということで、相手に大きな抑制をかけることができる。

そして、1つ目の技の「ロストダイブ」が攻撃技となり、攻めの要になる。

ダメージ量は240とそれなりに高いが、効果によりデッキトップ3枚がロストゾーンに置かれる。

ロストゾーンにカードが送られてしまうのは、何もコンボを考えていないのであれば欠点にしかなり得ないので、ロストゾーンにカードを溜めることにより使えるコンボはいくつか用意しておきたい。

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「頂への雪道」との違い

「プテラVSTAR」の「エンシェントスター」と似ている効果を持つカードとして、「頂への雪道」がある。

ここでは、「頂への雪道」と比較して、どのような違いがあるかを見ていくことにする。

適用範囲

まず1つ目に、「エンシェントスター」と「頂への雪道」では、効果の適用範囲が異なる。

「エンシェントスター」はポケモンV、ポケモンVSTAR、ポケモンVMAX、ポケモンV-unionに影響を及ぼすが、「頂への雪道」はそれに加えてかがやくポケモンの特性も打ち消すことができる。

これだけ見れば、多くの範囲に影響を及ぼす「頂への雪道」の方が強いように思われるが、「頂への雪道」はお互いの場に影響を及ぼすのに対して、「エンシェントスター」は相手の場にのみ適用される。

「エンシェントスター」の方が対象は狭まるが、妨害効果を自分が受ける必要は無いというのは大きなメリットと言えるだろう。

奇襲性

「頂への雪道」はスタジアムカードなので、手札にさえ来てしまえばすぐ使うことができる。

そのため、相手にいつ発動されるか予想されずに不意を突いて妨害することが可能だ。

比べて「エンシェントスター」は「プテラV」を出して、「プテラVSTAR」に進化し、エネルギーを付けてバトル場に出して技を使ってからようやく効果を得ることができる。

「エンシェントスター」を使うまでにある程度時間がかかってしまい、「プテラV」を出した時点で何をされるか相手にはバレバレになってしまう。

その結果、可能な限り使わせたくない「アルセウスVSTAR」の「スターバース」や、「オリジンパルキアVSTAR」の「スターポータル」を先に使わせてしまったり、「エンシェントスター」を使う前に、「プテラV」の時点で突破される可能性があることは十分に注意する必要がある。

場持ち

「頂への雪道」はスタジアムカードなので、相手にスタジアムカードを新しく用意されてしまった場合は簡単に破棄されてしまう。

他にも『ロストアビス』に収録される「ロストスイーパー」は、スタジアムカードも除去できる汎用性の高いカードなので、長期にわたって場を維持できる可能性は然程大きくない。

「プテラVSTAR」の「エンシェントスター」は「プテラVSTAR」がベンチに逃げようが、場に存在する限り効果は適用され続ける。

即ち、「エンシェントスター」を使われた場合、相手は「ボスの指令」等を使ってバトル場に引きずり出して「プテラVSTAR」を倒すか、ベンチ攻撃技を駆使してベンチの「プテラVSTAR」を狙撃していくしか方法が無い。

この点から、一度効果を使ってしまえばその効果を維持できるという強さは「プテラVSTAR」の方に軍配が上がる。

相性の良いカード

ここからは「プテラVSTAR」をデッキの主軸とした場合に、様々な場面での相性の良いカードを紹介していく。

エネルギー加速手段

「プテラVSTAR」の攻撃技となる「ロストダイブ」はエネルギーは3つ必要になり少し重い。

そのため、「エンシェントスター」を使った次のターンからは攻めていけるように、エネルギーを加速できる手段を用意しておきたい。

そこで、「ガッツのつるはし」を使えば、デッキトップが闘エネルギーの場合、「プテラVSTAR」に付けることができる。

デッキトップに依存する運要素が絡んでしまうため、「ヤレユータン」の特性「さるぢえ」などを使い、デッキトップに闘エネルギーが来るように操作しておきたい。

また、「ヤレユータン」の「さるぢえ」でいらないカードをデッキトップにおいておけば、「プテラVSTAR」の「ロストダイブ」で失われるカードを少し軽減させることができる。

他に相性の良いカードとしては「ダブルターボエネルギー」だろう。

技の「ロストダイブ」には無色エネルギー2個分を必要なので対応しており、「エンシェントスター」も使うことができる。

逃げることになった場合も「ダブルターボエネルギー」1枚で逃げるために必要なエネルギーを確保できるので、非常に使い勝手が良い。

ダメージ量の底上げ

技の「ロストダイブ」はダメージ量が240、「ダブルターボエネルギー」を付けた場合は220となり、ポケモンVSTARを相手にする場合は火力が物足りない。

手っ取り早いのは「こだわりベルト」を付けて火力を底上げするのが良いだろう。

他には、「ザクロ」で火力を上げることも可能。

「ザクロ」は「こだわりベルト」と違い、効果はそのターンのみとなってしまうが、手札を2枚消費すればいつでもトラッシュから回収できるので、好きなタイミングで火力上げを図ることができる。

「こだわりベルト」と「ザクロ」を組み合わせればダメージ量は300、「ターボエネルギー」込みでも280となり、ポケモンVSTARをワンパンで倒すことが可能になる。

さらにダメージ量を上げたい場合は「かがやくルチャブル」の採用が必要になってくる。

「かがやくルチャブル」を組み合わせた場合は最大330ダメージまで上がるので、多くのポケモンVMAXを一撃で仕留めることが可能になる。

耐久力の底上げ

「プテラVSTAR」はポケモンVSTARの中ではHPが比較的に低く、VSTARパワーの「エンシェントスター」を維持させるためにも、どうにか場に居続けさせる運用が求められる。

スタジアムカードの「エイチ湖」を使えば、闘エネルギーを必要とする「プテラVSTAR」にとっては確実に恩恵を受けることができ、相手から受ける技のダメージを-20できる。

また、「ストーン闘エネルギー」を採用すれば、付けるたびに受けるダメージが-20されるので、より強固な耐久力を得ることができる。

この「ストーン闘エネルギー」は、「エイチ湖」にも対応しており、かなり優秀である。

HPを上げる手段としては「大きなおまもり」があるが、「プテラVSTAR」を攻めとして使うのであれば、「こだわりベルト」とどちらを使うのか判断が求められる。

そして、耐久力を上げるわけではないが、場持ちをよくするという意味で間接的に効果があるのが、「葉隠れポンチョ」である。

「葉隠れポンチョ」をつけたポケモンは、相手のサポートカードによる効果を受けなくなるため、「ボスの指令」でベンチから呼び出すことができない。

「葉隠れポンチョ」をつけた「プテラVSTAR」がベンチに逃げられた場合は非常に厄介で、バトル場におびき出すには「ツールスクラッパー」等で「葉隠れポンチョ」を剥がした後に「ボスの指令」呼ぶという二度手間を行う必要がある。

他にも「クロススイッチャー」を使ったり、「フシギバナ」の特性「クラクラキャッチャー」等でバトル場に引きずり出す方法はあるが、必要なカードを複数枚集める必要があったり、コイントスによる運要素があったりと、安定して使える方法ではない。

「プテラVSTAR」を攻めの手段として使わず、「エンシェントスター」使用後に耐久力を上げてベンチで守り続けたいのであれば、「葉隠れポンチョ」の採用は極めて重要になってくるだろう。

ロストゾーンにカードが送られるデメリットの活用

「プテラVSTAR」の「ロストダイブ」は、使うたびにデッキトップから3枚のカードをロストゾーンに置く必要がある。

ロストゾーンにカードが送られてしまうのは単純なデメリット効果だが、使い方次第ではメリットにもなりうる。

例えば、「ウッウ」とは相性が良い。

「ウッウ」は特性「ロストプロバイド」により、ロストゾーンのカードが4枚以上であれば、技を使う際に必要なエネルギーが無くなる。

そして、「ウッウ」は「プテラVSTAR」では対処できない「ミルタンク」を一撃で仕留められるわざを持っており、ロストゾーンのカードが4枚以上であれば、ベンチに「ウッウ」を出してバトル場と入れ替えるだけで「ミルタンク」に不意打ちで落とすことが可能だ。

他にも、ロストゾーンにカードを溜めて使うことができる「ミラージュゲート」はエネルギー加速手段として非常に優秀で、タイプ混同デッキや、ドラゴンタイプのように複数タイプのエネルギを必要とするポケモンを採用している場合に役立つ。

「ジュラルドンVMAX」は、「プテラVSTAR」と必要なエネルギータイプが一部被る上に、耐久性の高いポケモンなので、かなり防御に特化したデッキ構築になり、「ミラージュゲート」の採用価値も高まる。

「メリッサ」は使うための条件が、ロストゾーンのカード10枚上と非常に重いが、試合の中盤以降で使うことができれば、ダメージを-120軽減させられるので、次の相手のターンの攻撃を封じたものと同意に過ぎない非常に強力な効果を持っている。

序盤で使うことができないので、採用枚数は少なめになるが、そうなるといざという時に「メリッサ」を手元に持ってくることも難しい。

その場合は「ジュペッタ」の特性「にんぎょうくよう」により、トラッシュのサポートカードを手札に回収できるので、タイミングにあまり考慮する必要なく、好きな時に使える有効手段となってくれる。

ここで紹介した「ウッウ」「ミラージュゲート」「メリッサ」「ジュペッタ」は、「プテラVSTAR」と同じく全て『ロストアビス』に収録されるカードなので、是非集めておきたい。

ポケモンカードゲーム ソード&シールド 拡張パック ロストアビス

特性無効範囲の拡大

「エンシェントスター」だけでも十分強い妨害効果ではあるが、ポケモンV以外の特性までは止めることができない。

そこで、「メモリーカプセル」「サンダース」を併用させれば、特性「じんらいのめざめ」により、「ジメレオン」等の「うらこうさく」や、「インテレオン」の「クイックシューター」、「かがやくゲッコウガ」の「かくしふだ」までも止めることが可能になり範囲が広がる。

ただし、「じんらいのめざめ」はお互いの場に影響を及ぼすため、「ウッウ」の「ロストプロバイド」にも影響を及ぼすことや、相手が水ポケモンを採用していないデッキであれば完全に腐ってしまうので、過信して採用することは控えた方が良いだろう。

まとめ

「プテラVSTAR」のVSTARパワー「エンシェントスター」はかなり個性的な効果となっており、特性に依存する現環境では多くのデッキに刺さる効果となるだろう。

「こだわりベルト」等で火力を上げて、妨害しながら攻めていくデッキでも良いが、「葉隠れポンチョ」を使って場持ちを良くし、徹底的に防御に徹するデッキに仕上げるのも良いだろう。



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コメント

  1. 匿名 より:

    ガッツのつるはしの効果でストーン闘エネルギーを付けることは出来ないはずですが、どういう意図で対応してると記載してるのでしょうか。

    • シルドラ より:

      ご指摘ありがとうございます。
      該当箇所を修正しました。

      「ストーン闘エネルギー」はポケモンに付いているときに限り、闘エネルギーとして扱うことを忘れていました。
      仰る通り、「ガッツのつるはし」を使った時点ではポケモンに付いていないので、闘エネルギーとして扱われず、ポケモンに付けられないのが正しいです。

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