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【遊戯王OCG】「アマゾネスの戦士長」が登場!魔法・罠をサーチしつつも「灰流うらら」なんて怖くない!

遊戯王

5/21(土)発売の『デュエリストパック -輝石のデュエリスト編-』に、「アマゾネスの戦士長」が収録されることが決定された。
このカードについて触れて解説していきたい。

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アマゾネスの戦士長

効果モンスター
レベル5/地属性/戦士族/ATK 1900/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または「アマゾネス」モンスターのみの場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「アマゾネス」魔法・罠カードまたは「融合」1枚を選んで自分フィールドにセットする。このターン、自分は「アマゾネス」モンスターでしか攻撃できない。

https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1521821956856635392

①の効果で自分フィールドにモンスターさえ存在しなければ、特殊召喚することができるので、相手フィールドに依存する「サイバー・ドラゴン」より扱いやすく、先行1ターン目でもこの効果を使って展開していくことができる。『アマゾネス』モンスターのみの場合でもよいので、純粋な『アマゾネス』オンリーのデッキであれば、ほぼいつでも特殊召喚できることになる。

②の効果は召喚、特殊召喚時に、『アマゾネス』魔法、罠カードか「融合」をデッキからサーチできる。
①の効果で簡単に特殊召喚できるので、①の効果の後に続けて使うのが一般的な形になるだろう。
また、サーチと言えど、サーチしたカードは手札に持ってくるのではなく、フィールドにセットされるので、相手の「灰流うらら」の妨害を受けなくて済むのは評価が高い。

サーチする対象はいろいろあるが、『アマゾネス』のサーチカードとして必須となる「アマゾネスの叫声」とは、残念ながら少し相性が悪い。
「アマゾネスの叫声」は速攻魔法であるため、セットされてしまうとそのターン発動できなくなってしまうからだ。
このターンでフィールドを大きく展開していきたいという時には、「アマゾネスの叫声」のサーチは選択肢から外れることになるだろう。

「融合」をサーチした場合は、融合先として「アマゾネス女帝」や「アマゾネスペット虎獅子」の『アマゾネス』融合モンスターを出すのが一般的だろう。
『アマゾネス』以外であれば、「鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード」も融合の選択肢になる。
そのほかに、「アマゾネスの戦士長」の②の効果を使った後、このカードをリンク素材として「聖騎士の追想イゾルデ」に繋げて別の戦士族モンスターをサーチすることも可能だ。

ただし、「鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード」も「聖騎士の追想イゾルデ」も『アマゾネス』モンスターではないので、「アマゾネスの戦士長」自身の効果の制約に引っ掛かり、攻撃を行うことができない。
先行1ターン目などバトルフェイズを行えなかったり、自分フィールドの場を整えたいというターンであれば、選択肢としても悪くはないが、このターンからガンガン攻めるという展開を意識している時は、『アマゾネス』モンスターに絞るか、無暗にこの効果を発動しない方がよいかもしれない。

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まとめ

『アマゾネス』デッキであれば簡単に条件を満たせる効果でこのカードを特殊召喚し、『アマゾネス』魔法、罠カードや「融合」を続けてサーチできるという有用な効果を持っており、『アマゾネス』デッキでは必須のカードとなるだろう。
また、「融合」を持ってこれることで、融合素材が揃っていれば素早く融合アタッカーモンスターへ展開することができる。
純粋な『アマゾネス』だけで攻めるデッキなら、自身の効果の制約にも引っ掛からないので、メリットしか持ち合わせない強力なカードだ。



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