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【遊戯王OCG】新規カード「D・スキャナン」が登場!「D・モバホン」等と組み合わせて、デッキトップに戻す効果を活用せよ!

D・スキャナン遊戯王

5/21(土)発売の『デュエリストパック 輝石のデュエリスト編』に「D・スキャナン」が収録されることが決定された。
このカードについて触れて解説していきたい。

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D・スキャナン

D・スキャナン

特殊召喚/チューナー/効果
レベル6/地属性/機械族/ATK 1500/DEF 600
このカードは通常召喚できない。手札から「D」モンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。①:このカードは表示形式によって以下の効果を得る。●攻撃表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから「D」魔法・罠カード1枚を手札に加える。その後、手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。●守備表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。自分の墓地からレベル4以下の「D」モンスター1体を選んで手札に加える。その後、手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。

https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1526895381040144385

レベル6という上級チューナーモンスターだが、通常召喚はできない。
手札の『D』モンスターを除外すれば簡単に出せるので、『D』デッキであれば特に問題はないだろう。

『D』モンスター特有の表示形式によって効果が変わる仕様は健在で、特殊召喚でしか出すことができないこのカードは表示形式を選択して出せるので、状況に応じて使いたい効果を狙うことができるのが強みになる。

特殊召喚でしか場に出すことができないため、このカードを場に出すために召喚権を失わずに済む点は評価できる。
召喚したモンスターで展開を試みたが「灰流うらら」等で止められた場合、二番手として動くことができるので完全に停止することはない。

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『D』魔法、罠カードをサーチする攻撃表示

攻撃表示ではデッキから『D』魔法、罠カードをサーチする効果を持っている。

「D・コンバートユニット」をサーチし、このカードを対象とすれば、デッキから『D』モンスターをリクルートできるので、『D』モンスターの入れ替えをすることができる。
他に汎用的なサーチカードとしては「D・スピードユニット」や「D・リペアユニット」があるが、「D・コンバートユニット」も含め、これらのカードは手札の『D』モンスターカードを必要とする。
このカードを特殊召喚する時点で、既に1体の『D』モンスターを手札から消費しているので、コストが重く感じてしまう。

『D』デッキで有能な「ジャンクBOX」は『D』と名前がつかないのでサーチ対象外になるのが非常に残念である。

『D』モンスターをサルベージする守備表示

守備表示の効果は墓地のレベル4以下の『D』をサルベージできる。
レベル5以上の『D』モンスターはこのカードしかいないので、実質このカード以外の全ての『D』モンスターがサーチ対象となる。

このカードを場に出しても召喚権は失っていないはずなので、サルベージした非チューナーモンスターを召喚してそのままシンクロ召喚やリンク召喚に繋げることができる。

攻撃表示の時の効果も同様だが、サルベージ後(攻撃表示の効果はサーチ後)はデッキトップにカードを1枚戻す必要があるので、アドバンテージを稼いだことにはならない。

デッキトップに戻す効果が一番の使い道

攻撃表示の効果も、守備表示の効果も、アドバンテージを稼げないので、大きな展開を生みづらい。
また、自身の効果で特殊召喚するなら、手札の『D』モンスターを必要とするのでコストが重なり、尚更展開を苦しめることになる。

自分が考えるに、このカードの一番の使い道は攻撃表示の効果にも、守備表示の効果にもあるデッキトップへカードを戻す効果である。

単純に見ればただのディスアドバンテージだが、この効果は「D・モバホン」や「D・スマホン」「D・テレホン」と非常に相性が良い。

「D・テレホン」はこのカードと同じパックで登場する新規カードだ。
効果については下記記事を参考にしてほしい。

「D・モバホン」の攻撃表示はサイコロを振って出た目の数だけデッキをめくり、『D』モンスターがいればリクルートできるので、このカードのデッキトップにカードを戻す効果で『D』モンスターを戻しておけば、サイコロでどの目が出ようとも必ずリクルートすることができる。

「D・スマホン」「D・テレホン」もほとんど同様の効果を持っており、「D・スマホン」の場合はめくった中から『D』カードをサーチし、「D・テレホン」の場合はめくった中から『D』カードを墓地に落とすことができるので、このカードで予め仕込ませたカードを狙うことができる。

ただし、先程このカードの攻撃表示の効果で「D・コンバートユニット」をサーチして『D』モンスターを入れ替えると述べたが、「D・コンバートユニット」で「D・モバホン」をリクルートし、「D・スキャナン」をデッキトップ戻しても、「D・モバホン」の効果でデッキトップの「D・スキャナン」を特殊召喚することはできないので注意が必要だ。
「D・モバホン」はめくったモンスターの召喚条件を無視して特殊召喚する効果があるが、レベル4以下の指定があるためこのカードは対象外となってしまう。

まとめ

手札の『D』モンスターを消費することで特殊召喚でき、召喚権も失わないことは評価できるが、『D』は手札消費が激しいうえに、このカードも手札消費を求めてくるため展開がしづらい。

このカードを有効的に使うには、デッキトップに戻す効果を活かすことだろう。
これを利用して「D・モバホン」「D・テレホン」「D・スマホン」のデッキをめくる効果と合わせれば、不確実性無く狙ったカードに対して効果を適用させることができる。



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