7/9(土)発売の『破滅のレクイエム』に「ライステラス・リペル」が収録されることが決定された。
このカードについて触れて詳しく解説していきたい。
ライステラス・リペル
効果モンスター
レベル4/水属性/水族/ATK 1000/DEF 1200
【条件】このカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード2枚を墓地へ送る。相手の魔法&罠ゾーンにカードがある場合、さらに相手フィールドの表側表示の通常モンスター1体を選んで裏側守備表示にできる。
単体で墓地肥やしができ、相手モンスターを裏側守備表示にする効果を持っている。
2022年7月号の最強ジャンプに付属される「ライステラス・セキュア」と同じ水族、水属性モンスターで、守備表示に関する効果を持っており、名前も類似していることから『ライステラス』というテーマ化ができるのかもしれない。
優秀な墓地肥やし
召喚さえしてしまえば、自身の効果でデッキトップを2枚墓地へ送ることができ、優秀な墓地肥やし効果を持っている。
「ロマンス・ピック」も汎用性が高く、こちらより1枚多く墓地肥やしができる優秀なカードだが、自分のLPが相手より低いことが条件となるため、扱いやすさに関してはこのカードが勝る。
また、水族には「アッシーホース」、「肩電娘々」、「復活のバブル-ミラーボール-」など、墓地のモンスターに関与する効果を持つカードが多いので、墓地肥やしをできるカードは非常に重宝される。
この効果を持っているだけでも、水族デッキには必須レベルの採用価値があるだろう。
「肩電娘々」の効果については下記記事を参考にしてほしい。
通常モンスターを裏側守備表示にできる
相手の魔法&罠ゾーンににカードが存在し、相手フィールドの通常モンスターが存在する場合のみと条件は少し苦しいが、相手通常モンスターを裏側守備表示にする強い効果を持っている。
このカードだけでは突破できないが、「ミルキーウェーブ・ネオ」などの攻撃力が高くても守備表示が低いモンスターは多くいるので、戦闘突破をするのに大きなメリットと言える効果だ。
また、裏側守備表示にできるので「ヴァキュア・アナイアレイション」などの『自分フィールドに特定のモンスターがいる場合に発動する』条件を持つカードの対策となってくれる。
さらに、「シールド・ボーリング・コング」と併用すれば、その通常モンスターを破壊まですることも可能だ。
この点に関しては、表側守備表示にしかできない「ライステラス・セキュア」や「シエスタトレーロ」と大きく差別化を測れていると言えよう。
まとめ
このカード単体で優秀な墓地肥やし効果を持っており、状況に応じては相手の通常モンスターを裏側守備表示にできるので、戦闘突破のサポートもしてくれる水族の優秀なカードだ。
『ライステラス』がテーマ化されるのであれば、今後の新カードにも期待していきたい。
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