けものフレンズ3の『ギュウマオウすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「ギュウマオウ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「山道の途中で」、星3フォト「西へ続く旅路」も並べて解説していくことにする。
ギュウマオウ
「ギュウマオウ」はラブリー属性のフレンズ。
高い攻撃のステータスが特徴で、ラブリー属性の中で現時点2番目の高さを誇る。
「牛魔王」は『西遊記』に登場するキャラクターで、「孫悟空」とはかつての義兄弟の仲であった。
しかし、「孫悟空」に息子の「紅孩児」を観音菩薩の弟子にされたり、「猪八戒」に第二の夫人である「玉面公主」を殺されてしまい、最終的には魔力を持つ巨大な扇「芭蕉扇」を巡って孫悟空と対立することになる。
扱いやすいアタッカー
攻撃のステータスが非常に高いだけでなく、けものミラクルのダメージ量や、各自与ダメージバフ効果を見てもアタッカーとして扱うのが最善のフレンズと言えるだろう。
けものミラクルは均等割にダメージを与えるため、相手が1体でも複数体でも火力を無駄にすることなくダメージを与えることが可能だ。
バフ効果もこれといった発動条件もないので非常に扱いやすい。
気になるのはシーサーバル道場で猛威を振るう「赤龍」との火力比較だが、攻撃、けものミラクルのダメージ量、全てのバフを含めた場合の瞬間火力は「ギュウマオウ」の方が高い。
ただし、「赤龍」はけものミラクル発動後に与ダメージバフがのるため、これを加えた2回目のけものミラクルで真の力を発揮するフレンズである。
このバフまで加わるとさすがに「ギュウマオウ」でも超えるのは難しい。
勿論のこと、「赤龍」がこのバフ効果を維持したまま2回目のけものミラクルを狙うのはかなりの難度であるため、手軽に高火力を出せるという意味では「ギュウマオウ」も優秀なアタッカーと言えるだろう。
また、バッファーの「イエウサギ」とは相性がよく、「ギュウマオウ」が得意技でくたくた状態を狙えるので、「イエウサギ」の特性による与ダメージバフ効果を活かすことができる。
シーサーバル道場で「イエウサギ」を使う場合は、誰が状態異常を狙うかが課題であったため、得意技で状態異常を狙えるのは大きな強みと言える。
シーサーバル道場では初心者向け
「ギュウマオウ」のけものミラクルに必要なMPは130と非常に重いが、待機スキルでMPを大きく補填でき、これが2回発動できるためシーサーバル道場でも焦ることなくMPを溜め切ることが可能だ。
待機スキルだけでMPを40賄えるので、実質90のMPでけものミラクルを撃てるのはかなり負担を軽減してくれている。
また、前述のとおり与ダメージバフに発動条件が無いことや、セルリアン戦で状態異常全耐性を持つため、シーサーバル道場でかなり扱いやすい。
シーサーバル道場であまり細かい作戦を考えるのが苦手でも、脳死で運用するだけでそこそこ高いスコアを叩き出しやすいので、初心者にもお勧めのフレンズとなる。
さらに、プラズムチャージが2回増加するため、Beatフラッグのけもコーラスに合わせてけものミラクルを撃ちたいという時でも、プラズムを失うことなく調整がしやすいのも痒い所に手が届く内容となっている。
これを活かして隊長スキル「もーっとプラズム」を使えば、よりプラズムによるバフを強化できるだろう。
防御面は恐ろしいほど低い
火力が非常に高い反面、防御面に関しては非常に低く極端なステータスをしている。
特に、守りのステータスは3000前半台であり、星4ラブリー属性のフレンズの中でも現時点ワースト4位に入るほどの低さである。
キセキ特性に申し訳ない程度に被ダメージ減少効果を持つが、素のステータスが低い以上これだけでは勿論どうしようもないため、何かしら対策は必要になるだろう。
盾役を用意して「ギュウマオウ」に攻撃が飛ばないことも重要ではあるが、シーサーバル道場で運用するなら全体攻撃なども考慮する必要があるため、他のフレンズやフォトで被ダメージ減少バフを付与させたり、ヒーラーを用意しておくのが好ましい。
山道の途中で
画像は完凸後の効果であり、完凸前は被ダメージ減少が6%、体力回復が2%となる。
体力と守りのステータスが高く、自身は被ダメージ減少バフ、自身以外の味方は毎ターン体力回復と耐久に特化したフォトとなる。
味方体力回復効果の回復量はさほど大きくはないが、フォトで味方を毎ターン回復できる効果自体は貴重である。
味方の毎ターン体力回復効果を持つフォトは有料限定フォトで実装されることが多いため、それ以外で手に入ると考えれば存在価値は大きい。
当然ではあるが、有料限定フォトでより耐久に特化した「ひんやりクリーミー」「いっしょにあそぼう」フォトは存在するため、これらのフォトを手に入れてない場合の代替えとして活用するのはありだろう。
西へ続く旅路
完凸前の効果は、ダメージ増加が6%となる。
ズキンズキン状態の相手に火力が上がる珍しいフォトで、類似の効果を持つものは星4フォトの「忘れ物は…なかったよね?」のみとなる。
ズキンズキン状態に依存するため、得意技で気軽に状態異常を狙えるフレンズは必ず採用したいところ。
該当のフレンズは「アリゲーター」「ギョクリュウ」を始めとし非常に多く、汎用性そのものは高い部類である。
さらに、ズキンズキン状態の相手に火力が上がる効果を持つ「タスマニアタイガー」「アマゾンツリーボア」なども併用して、更なる火力の底上げを期待したい。
まとめ
「ギュウマオウ」はアタッカーに特化されたフレンズであり、癖が無いので初心者にも非常に扱いやすく、シーサーバル道場で活躍させやすいフレンズである。
あまり細かい作戦を立てずに、けものミラクルをちゃんと決めてシーサーバル道場でそこそこの記録を狙いたいというプレイヤーにはおススメだろう。
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