けものフレンズ3の『11月体力測定しょうたい』にて、新フレンズ「ボブキャット」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「ありがとうの花束」も並べて解説していくことにする。
ボブキャット
「ボブキャット」はラブリー属性のフレンズ。
けものミラクルのダメージ量が合計700%越えと極めて高いのが特徴だ。
攻撃のステータスも高いが、ラブリー属性の中では12番目と高いわけではない。
それほどラブリー属性に高攻撃力のフレンズが集結していることだろう。
純粋な高火力アタッカー
「ボブキャット」の高い攻撃とけものミラクルのダメージ量から、単純にアタッカーとして起用するのが最適となるだろう。
また、これらの火力の高さ以外にも「ボブキャット」には自身の与ダメージを増加させる効果を複数持っている。
いずれも強化値はさほど高いわけではないが、複数持っているという点でそれなりの火力の底上げには期待できる。
さらに、待機スキルでは相手の被ダメージを15%増加させる効果を持ち、キセキ特性では味方のプラズムチャージの効果を1回追加する効果を持っている。
これらは直接的な火力上げに繋がるわけではないが、最終的なダメージ量を稼ぐ手段としては優れているので、ダメージ量を競うシーサーバル道場ではうってつけの効果と言えるだろう。
今月の金曜日のシーサーバル道場ではびりびり攻撃を所有しており、特性でびりびり状態の耐性を付与できる点も非常に相性が良い。
体力調整が火力の肝
ダメージ量を相対的に上げる効果には、自身の体力が一定以上でないと発動しないものがいくつか存在する。
キセキ特性によると、体力85%以上の時に与ダメージが10％増加、90%以上の時にプラズム効果が1回分追加されるようだ。
大きなダメージ量を狙う場合はこの効果もしっかりと狙っていくことが必然となるが、必要とする体力割合が高く条件が難しめとなっている。
さらに、待機スキルの相手の被ダメージ増加効果も見込むのであれば、同時に発動するヘイト上昇効果で被弾しやすくなるため、余計に体力維持が難しい。
今月の金曜日シーサーバル道場で使用する場合は、相手の全体大ダメージ攻撃にも注意しなければならない。
「ボブキャット」自身にも体力85%以下で毎ターン体力を2％回復する効果を持ち合わせているが、回復量が低いためこれだけでは物足りない。
高い体力を維持するには体力回復系のフォトで補正するか、「シマハイイロギツネ」や「二ホンカワウソ」のけものミラクル等で体力回復をしていくのがお勧めとなる。
「シマハイイロギツネ」や「二ホンカワウソ」のけものミラクルであれば、与ダメージ増加効果もセットで付与されるので、アタッカーである「ボブキャット」には恩恵が大きいのも評価できるポイントだ。
イリオモテヤマネコとの選択
「ボブキャット」はラブリー属性、アタッカー、高い体力維持で高火力を出せるという3つの特徴を持っているが、これらに一致するフレンズとして「ボブキャット」の他に「イリオモテヤマネコ」が存在する。
比較すると攻撃もけものミラクルのダメージ量も「イリオモテヤマネコ」の方が高く、与ダメージ増加効果やプラズムの高さも「ボブキャット」の方が劣るため、最高火力においては「イリオモテヤマネコ」の方に軍配が上がる。
アタッカーが苦手とするしょんぼりきぶん耐性を持っている点も「イリオモテヤマネコ」の強みと言えるだろう。
ただし、「イリオモテヤマネコ」の与ダメージ増加効果は、体力条件で発動する効果に多く依存している。
そのため、体力が一定値以下になり発動条件を満たせなくなった時の火力の減衰量が高く、そうなってしまった際のリスクが高い。
また、「ボブキャット」よりも体力と守りがともに低いため、体力条件を満たせなくなる確率は若干高くなる。
その点、「ボブキャット」は体力条件に依存する与ダメージ増加効果は少ないため、体力が一定値以下になってしまった場合でも火力減衰量は低くく済ますことが出来る。
体力条件を満たしていない状態の「イリオモテヤマネコ」と火力を比較すると、「ボブキャット」の待機スキルによる相手の被ダメージ増加効果も含めれば、「ボブキャット」の方が火力は出せるだろう。
そのため、「ボブキャット」と「イリオモテヤマネコ」の使い分けは、最高火力は劣るが体力条件を満たせなかった場合のリスクを抑えたい場合は「ボブキャット」、リスクをとっても最高火力を上げたい場合は「イリオモテヤマネコ」というように使う目的を分けることが可能だ。
「イリオモテヤマネコ」の考察については下記記事を参考にしてほしい。
ありがとうの花束
画像は完凸後の効果で、完凸前は被ダメージ減少が8%となる。
常時被ダメージを軽減できる効果で10％の強化値があるのは比較的優秀な部類に位置する。
守りのステータスも高いためタンク役に持たせるフォトとして採用する場合は大いに活躍してくれるだろう。
体力が40%以下の時に発動する毎ターンMP増加効果も4と増加値が高く優秀だが、常時発動する被ダメージ減少効果が足枷となり、体力40％以下へ持って行くのがやや難しくなっている。
MP増加を増加しつつ、被ダメージ軽減効果を持つフォトと言えば「ねこぱんち」があり、あちらの方が被ダメージ減少効果が勝っているが、MP増加効果は1度しか発動しない。
体力管理が可能であり、長期戦を求められるバトルであれば「ねこぱんち」よりこちらのフォトが活躍する場面も多いと言えるだろう。
まとめ
「ボブキャット」は高い体力を維持することで高火力を出すことが出来るので、体力管理が非常に重要となるフレンズと言える。
その特徴から「イリオモテヤマネコ」と非常によく似ているため、「イリオモテヤマネコ」を既に招待しているのであれば、明確な使い分けを意識しておくべきだろう。
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