けものフレンズ3の『ウミウとカワウのパークアピールだう!しょうたい(後半)』にて、新フレンズ「カワウ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「今日もあなたと!」も並べて解説していくことにする。
カワウ
「カワウ」はファニー属性のフレンズ。
Actionフラッグが3枚構成で、MPを加速させる効果も持ち、MPが非常に溜まりやすいのが特徴。
2018年11月に『日立市かみね動物園』とのコラボで登場したフレンズで、そこから長い年月を経て、今回ようやくCVが実装された。
強力な被ダメージ増加と回避減少デバフ
「カワウ」のけものミラクルには相手の被ダメージ増加と回避減少のデバフ効果を持ち、その弱体値もそれぞれ20%と大きい。
被ダメージ増加デバフはフレンドリー属性にしか効果がないため、基本的にフレンドリー属性相手に撃つことが基本となる。
ちからくらべの場合なら、被ダメージバフを持つフレンドリー属性のタンク役をはじめ、回避増加と被ダメージ減少を両方強化できる「シマリス」や、回避がかなり高い「チーター」が仮想敵として挙げられる。
ただ、得意属性の相手に対してけものミラクルを撃つ場合、耐久に対して相当な自信がない限りは一撃で倒せてしまうことが多いため、デバフ効果をうまく活用させられない可能性が高い。
そのため、デバフ効果まで活用させて優位に戦っていきたいのであれば、やはり高難度クエスト等などの長期戦で扱うのが無難だろう。
たとえ、相手が被ダメージ減少、回避増加バフの技を使ってきたとしても、「カワウ」の待機スキルを持ってすればそのバフ効果を無効にできるので、けものミラクルによるデバフを確実に入れることが可能だ。
また、被ダメージデバフ効果はキセキ特性にも含まれており、生存している味方の数だけデバフ効果は強くなるため、原則味方を誰一人ギブアップさせない方針でパーティを運用していくことを心がけよう。
けものミラクルを何度も狙える
けものミラクルの被ダメージ増加、回避減少のデバフ効果は3ターンと長く、必要MPも少ないため、けものミラクルを定期的に発動させていけば、常時デバフ状態を相手に負わせたまま戦うことが可能だ。
「カワウ」はActionフラッグが3枚と豊富なうえにフラッグの質も十分に高いことから、Actionフラッグが多めのパーティに編成すれば、ActionフラッグのけもコーラスだけでMPを簡単に溜められるだろう。
より早く確実にMPを溜めたいのであれば、「わたしたちとあそぼ♡」「しあわせのうたごえ」等のフォトで毎ターンMPを稼ぐのも効果的だ。
一応得意技や特性でもMPを加速でき、水辺地形ならばボーナスで更なるMPを稼げるが、こちらはおまけ程度と考えたほうが良い。
また、メインとなる効果が水辺地形でないと活用できない「ウミウ」とは違い、「カワウ」の水辺地形で発動する効果はこのMP加速効果しかないため、水辺にこだわる必要がないのは大きな強みと言える。
ルンルンきぶん持ちには対策が必要
デバフを軸として戦う「カワウ」にとって一番厄介なのがルンルンきぶんになる。
ルンルンきぶん状態になると、デバフが聞かないどころか、予めかけていたデバフもすべて無効にされてしまうので、ルンルンきぶん状態を付与する術を持っている相手には対策手段は用意しておきたいところ。
フレンドリー属性の相手のルンルンきぶんを解除するのに一番簡単な方法は「ゴシンギュウサマ」の得意技になる。
「ゴシンギュウサマ」はやや癖の強いフレンズになるが、けものミラクルや得意技で更なる被ダメージ増加デバフを狙えるほか、味方の与ダメージバフ効果も備えているのでパーティの火力上げにも一役買ってくれる。
さらに、待機スキルで自信をすやすや状態にすれば、キセキ特性で味方のMPを溜められるので、「カワウ」のけものミラクル準備にも最適だ。
他属性でもよいのであればほかに「エジプトガン」がいるが、こちらはけものミラクルであるため、いつでも容易に狙えるわけではないのがネックだ。
「カラカル」との違い
ファニー属性で被ダメージ増加や回避減少のデバフ効果を持つフレンズには「カワウ
」のほかに「カラカル」が存在する。
「カラカル」はけものミラクルで35%の特大被ダメージ増加デバフを持つほか、得意技でも回避減少デバフを狙うことが可能だ。
ただし、「カラカル」の場合は攻撃のステータスが高く、デバフ効果以上に自身の与ダメージバフ効果が豊富でややアタッカー寄りな内容となっている点が「カワウ」と大きく異なる。
また、けものミラクルの被ダメージ増加デバフも1ターンしか続かず、「カワウ」のように継続的に相手を弱体化させる戦い方はできないので、「カワウ」と「カラカル」では大きく運用方針は異なる。
ちなみに、「カワウ」も「カラカル」も同じデバフ効果を持つので、同じパーティに採用すればより強いデバフパーティが組めるかもしれないが、残念ながら「カワウ」は味方が多いときに強化される効果を持ち、「カラカル」は味方が少ないときに強化される効果を持つため、お互いに噛み合わない効果を持っているのが難点である。
今日もあなたと!
画像は完凸後の効果であり、完凸前は自身の与ダメージ増加が4%、味方の与ダメージ増加が2%となる。
一応、攻撃のステータスが高く、自身の与ダメージを増加させられるのでアタッカーに持たせたいところではあるが、火力を上げるためのフォトであればほかにもっと強力なものが多々存在するため、別のフォトを採用したほうが良いだろう。
このフォトの強みはフォトを装備していない味方にも火力バフが入ることである。
そのため、アタッカーではない他のフレンズに装備させれば、アタッカーのフォト枠を消費せずに火力を上げることができるのが最大のメリットである。
一応、完凸させればさらに火力は上げられるが、このフォトを複数のフレンズに持たせた方が効率的に火力を嵩増し出来るので、無理な完凸はおススメしない。
味方の火力を上げるフォトは「のんほい夕暮れだに」「ひっそりまったり」「紅葉狩」など他にも多く存在するが、いずれもフォトタイプが肉球タイプであるため競合する可能性が高い。
一方、「今日もあなたと!」はフォトタイプが青タイプであり、星4の青タイプフォトで味方の与ダメージを強化するフォトはこちらが初となる。
競合しないという意味でも、このフォトの採用のしやすさは格段に上がるので、シーサーバル道場で高スコアを狙っている人は1,2枚持っておくと便利かもしれない。
まとめ
「カワウ」は被ダメージ増加と回避減少のデバフを得意とし、相手に負荷をかけながら戦うのが得意なフレンズである。
よりデバフを重視して戦うのであれば、けものミラクルを定期的に狙っていく必要があるため、MPを溜めやすいようなパーティ構成にしておくのが勝利のカギとなるだろう。
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