けものフレンズ3の『2月体力測定しょうたい』にて、新フレンズ「アラスカラッコ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「てやってやっ、ぜんりょく!」も並べて解説していくことにする。
アラスカラッコ
「アラスカラッコ」はマイペース属性のフレンズ。
ステータスはバランス寄りの内容となっている。
けもフレ3のオープニングに少しだけ登場したものの、そこから実装までに4年以上かかると誰が予想しただろうか…。
ひやひや状態に特化した効果が豊富
「アラスカラッコ」は待機スキル以外において、ひやひや状態にかかわる効果を多く持っている面白い特徴を持ったフレンズである。
得意技で相手をひやひや状態にし、特性やキセキ特性でひやひや状態の相手に対して火力を上げて戦うのが基本的な戦術となるだろう。
ひやひや状態の相手と戦う際に得られる恩恵は火力アップ以外に被ダメージ減少効果も得られるため、多少場持ちもよくなるだろう。
おまけに、けものミラクルでは相手のひやひや耐性を大きく減少させることができるため、ひやひや耐性持ちの相手にも有効的に攻めていくことが可能だ。
ただし、ちからくらべの場合はけものミラクルで相手を倒してしまう可能性が高いほかに、速攻戦を求められる環境でMPを溜めている暇があまりないことや、けものミラクルが単体攻撃のため多人数戦に向かないなどの懸念からフレンズ戦では起用しづらい。
そのため、基本的には単体の強敵相手で扱うのが主となるだろう。
パーティもひやひや状態に特化させるべし
相手をひやひや状態にすることで「アラスカラッコ」が輝き、その「アラスカラッコ」のキセキ特性によって味方の火力アップも狙えるのであれば、一緒に採用するフレンズはひやひや状態に何かしらシナジーを持ったフレンズを採用するのが当然だろう。
アタッカーとして優秀なのが「ツンドラオオカミ」「ホッキョクオオカミ」で、これらのフレンズは得意技でひやひや状態を狙えるほか、けものミラクルではひやひや状態の相手に追加でダメージ稼ぐことができる。
さらに、「ホッキョクオオカミ」は「アラスカラッコ」同様に、味方のひやひや状態の相手に与えるダメージを増加させられるため、パーティ全体の火力上げが可能となる。
「ホッキョクグマ」でも同様の効果が得られるため採用候補にはなるが、けものミラクルが全体攻撃となり単体に対する火力は低めになっているため、単体の敵相手に活躍させやすい「アラスカラッコ」とはやや不都合な部分がある。
タンク役は「セイウチ」に任せるのが最有力候補だろう。
「セイウチ」はひやひや状態の相手から受けるダメージを40%も減少させることができ、高耐久として活躍できるほか、けものミラクルでは相手をひやひや状態にさせて、ひやひや状態の相手に与えるダメージを増加させられるので、バッファーとしても優秀なフレンズになる。
マイペース属性以外をパーティに加えても良いのであれば、「カナダオオヤマネコ」「【ニャギっとスタイリッシュ】マヌルネコ」がアタッカーとして有効的に機能してくれるだろう。
ひやひや状態を維持できるかが問題
ひやひや状態は他の状態異常と異なり、ターン経過ではなく行動と被弾回数で解除される状態異常である。
そのため、いくら得意技でひやひや状態が狙えるといっても、こちらの攻撃回数と相手の行動回数次第では1ターンでひやひや状態が解ける可能性が高い。
そうなると常に相手をひやひや状態にしていけるかが運用で問われるようになる。
少しでも得意技でひやひや状態を狙えるようにしておきたいが、「アラスカラッコ」はBeatフラッグが1枚構成のフレンズとなっている。
Beatフラッグを引きやすくするためにも、ほかのフレンズはBeatフラッグの枚数が多めのフレンズで構成しておきたいところである。
また、「アラスカラッコ」のけものミラクルでひやひや耐性持ちには強くなったとはいえ、「スザク」「セイリュウ」「麒麟」「ヤタガラス」や、フォトの「はなまるだね!」のようにひやひや状態にならない効果を持つ相手には完全に無謀となる。
高確率付与だとしても、絶対ひやひや状態にさせるマンではないことに注意しよう。
てやってやっ、ぜんりょく!
画像は完凸後の効果であり、完凸前は与ダメージ増加が7%、ひやひや状態の相手から受けるダメージ減少が7%となる。
ひやひや状態の相手から受けるダメージを軽減させることができ、「予測不可能」「もちもちぺったん」と部分的に似ている効果を持つ。
ステータスは守りを捨てて完全に攻撃極振りといった感じである。
「アラスカラッコ」の様に簡単にひやひや状態を狙えるフレンズがいるなら、盾役などに持たせて耐久を強化できるが、ステータスの耐久面はボロボロなので恩恵は微妙なところ。
体力も50%以上を要求されているため、適度に回復して体力を維持できないと何の役目も果たしてくれないフォトとなってしまう。
なので、ひやひや状態の相手の時に効果を発揮する特殊なフォトではあるが、その特徴を完全に捨てて、高い攻撃ステータスと火力バフを活かしてアタッカーに持たせるのが圧倒的に良いだろう。
「オフショット」よりは火力は下がるが、体力条件さえ満たせばそれ相応の火力アップは見込めるので、アタッカーに持たせる場合はかなり可能性のあるフォトと言える。
まとめ
「アラスカラッコ」はひやひや状態の相手と戦う際に強みを発揮するフレンズであるため、パーティに採用するフレンズもひやひや状態にシナジーを持ったフレンズを採用するのが望ましい。
また、けものミラクルではひやひや耐性を持つ相手に対抗できるようになったものの、全ての相手に通用するわけではないので慢心はしない方が良い。
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