けものフレンズ3の『【ジッとできない湿地のハンター】ハシビロコウすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「【ジッとできない湿地のハンター】ハシビロコウ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「よくばりたいおいしさ」、星3フォト「ぼくのにんじゅつ!」も並べて解説していくことにする。
【ジッとできない湿地のハンター】ハシビロコウ
「【ジッとできない湿地のハンター】ハシビロコウ」(以下、「HCハシビロコウ」と記載)はファニー属性のフレンズ。
体力と攻撃が高いステータスを持ち、プラズムも高いためアタッカーに特化した内容になっている。
実質MP100未満で撃てるけものミラクル
けものミラクルに必要なMPは120と重いが、発動後はMPを24加速できるため、2回目以降のけものミラクルは実質MP96で撃つことができる。
これにより、バトルの中盤以降ではうまくMPを溜めていくことが出来れば短い間隔でけものミラクルを仕掛けていくことが可能だ。
けものミラクルのダメージ量も高く、高難度クエストでは安定して相手に負荷をかけ続けることが可能だ。
プラズム値も高いのでけものミラクルを撃つ前ターンにTryフラッグでプラズムを溜めることが出来れば、より高い火力を期待できるだろう。
シーサーバル道場でもある程度の活躍は見込めるが、自身の火力バフ効果はそこまで多く備えていないため、環境レベルのアタッカーを担えるかは微妙なところである。
また、MPが溜まりやすいとはいえ、短期決戦を求められるちからくらべでも扱える速さではないため、扱うなら中長期戦での高難度クエストがメインとなるだろう。
回避を一時的に超強化
1度しか使えないが、待機スキルの味方全体の回避強化はかなり魅力的で、その強化値は45%と非常に高い。
継続ターンは1ターンであるため使いどころは見極めておきたい。
特に、高難度クエストやシーサーバル道場の場合は必中である相手の大技の前に発動するようなミスだけは避けたいところ。
基本的には相手の大技以外の全体攻撃で状態異常を付与してくる際に使うのが良いだろう。
その場合は、相手の行動パターンを予め把握しておく必要はある。
ちからくらべの場合は回避タンクを行えるフレンズや、回避が高いフレンズと一緒に採用するのが強力だろう。
回避タンクとして強いフレンズは「ニホンノウサギ」「ジャイアントペンギン」「アイアイ」などが存在しており、他にも多く存在するので組み合わせ方はかなり多彩になる。
フォトも「リボンえらび」などの回避を強化できるものを採用することで相手をイライラさせることが可能だ。
回避特化のフレンズを採用しなくても、「シロナガスクジラ」などの超耐久フレンズを採用して毎ターンの体力回復を重視しておき、「HCハシビロコウ」の待機スキル効果で被弾回数を減らせれば、ターンを稼ぐのも容易だろう。
からげんき、どく耐性を弱体化できる
得意技が特徴的で高確率で相手のからげんき、どく耐性を減少させることができ、キセキ特性も開放しておけばさらに全状態異常の耐性を弱体化できる珍しい効果を持つ。
からげんきやどく耐性を自身や味方に付与するフレンズは多く、これらのフレンズに対しても強気で状態異常を狙っていけるのは強みと言えるだろう。
ただし弱体値は低く、得意技によるからげんき、どく状態付与は中確率のため、本当にこれだけで状態異常を付与できるかは不安が残る。
また、からげんき状態にならない「てるてるのおまじない」、両方の状態異常を完全に防ぐ「はなまるだね!」を装備している相手はそもそも状態異常を受け付けなくなるため、この得意技ではどうにもならない。
そのため、状態異常耐性弱体効果はあくまでおまけとして思っておいた方が良いだろう。
からげんき状態とどく状態の付与はそれぞれ抽選で行われるため、いずれかの状態異常、あるいは両方の状態異常になる確率は高いと考えていいだろう。
これを利用して、相手が状態異常の時に火力が上がる「セカイをもっとカザって」「たまには、ね」を装備すればパーティ全体の与ダメージバフを狙っていくことが可能だ。
フレンズなら「【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク」「【わたしを頼ってね!】アカギツネ」を採用することでも同様のバフ効果を得られ、特に「【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク」は早い段階でけものミラクルを発動でき、味方のMPを加速できる点も短期戦のちからくらべにおいてはなかなか優秀である。
よくばりたいおいしさ
画像は完凸後の効果であり、完凸前は与ダメージ増加が7%となる。
与ダメージ強化値はそこそこ高いが、攻撃のステータスは微妙といったところ。
火力バフを求めてフォトを採用するならもっと強化値の高いフォトは存在するため、他のフォトが優先されるだろう。
相手のからげんき耐性を減少させることができる唯一のフォトでこちらをどううまく使っていくかがポイントとなる。
ただし、自身の体力が50%以下という条件の他に、マイペース属性の相手限定という縛りがあるためかなり扱いづらい。
得意技で容易にからげんき状態を狙えるフレンズで統一させたパーティで使うのが基本となり、加えてからげんき状態の相手に火力が上がる効果を持つフレンズやフォトを採用することで間接的なコンボに繋がる。
複数枚持っている場合は無理に限界突破させずに、複数のフレンズに装備させればより弱体効果は大きくなるだろう。
ただし、その際は装備したフレンズ全員が体力を50%以下にしていかなければならないため、運用の難易度は上がることになる。
ぼくのにんじゅつ!
完凸前は与ダメージ増加と回避増加が2%となる。
与ダメージと回避を強化できるが体力50%以下の条件があるためバトル序盤ではこのフォトを活かしにくい。
バトル序盤で活かしていきたいなら真逆の発動条件を持つ「かげあそび」の方が使い勝手が良い。
体力が低い時に発動するため、装備させるフレンズも体力が半分切った時に火力バフや回避バフ効果が発動するフレンズを採用したいところだ。
星3フォトとしては攻撃のステータスは高い方である。
守りは低いが、その分を早く体力を減らすことができるという意味では理にかなっているステータスと言えるだろう。
まとめ
「HCハシビロコウ」は2回目以降のけものミラクルを早く発動することができるため、中長期戦のバトルで活躍するアタッカーのフレンズである。
待機スキルの回避強化も強力で、敵の全体状態異常攻撃を回避するほかに、回避タンクを用意しておけば相手をイライラさせるバトルを展開していくことが可能だ。
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