ポケモンカード拡張パック『ロストアビス』に「ウッウ」「キュワワー」「ジュペッタ」が収録されることが決定した。
今回はこれらのカードについて相性の良いカードや詳しく考察をしていきたい。
ウッウ
技「おとぼけスピット」は3エネルギーで110ダメージと少し重めでコスパも然程よくない。
また、弱点のみ計算外となる効果を持っており、おまけ付きデメリット効果がある。
これを有効的に使うためには、特性「ロストプロバイド」を使っていくことが必須となる。
「ロストプロバイド」は自分のロストゾーンにカードが4枚以上ある場合に、このポケモンは技を使うための必要なエネルギーが無くなる。
0エネで技を乱発することができ、110ダメージを出せるならある程度使い道は出てくる。
使うとするなら、「ギラティナVSTAR」や「マフォクシーV」と併用し、サブアタッカーとして採用するのが良いだろう。
「ギラティナVSTAR」や「マフォクシーV」は技の効果でロストゾーンにカードを溜めることができるので、「ロストプロバイド」の条件を満たせるように立ち回ることができる。
また、「ギラティナVSTAR」や「マフォクシーV」では対応できない「ミルタンク」を「ウッウ」を使えばワンパンで対処することが可能だ。
「ギラティナVSTAR」や「マフォクシーV」とは「ウッウ」とタイプが異なり、多色のエネルギーを使うことになりそうだが、「ロストプロバイド」を意識して技を使うことに専念すれば、水エネルギーは必要なくなる。
そのため、デッキ事故のリスクも考慮し、最初から水エネルギーは採用しない方が良いだろう。
「ギラティナVSTAR」と「マフォクシーV」については下記記事を参考にしてほしい
キュワワー
特性「はなえらび」は山札から2枚引き、手札とロストゾーンのカードを1枚ずつ増やすことができる。
「ギラティナV」の「アビスシーク」より、枚数が減った効果と言っていいだろう。
手札に加えるカードは、2枚の中から選ぶことができるので、多少融通は効く。
手札を増やしつつ、ロストゾーンのカードを増やすことで、「ギラティナVSTAR」の「スターレクイエム」や、「ウッウ」の「ロストプロバイド」の条件を満たすための準備ができるのはメリットと言える。
「霧の水晶」や「レベルボール」で持ってくることができ、序盤で活躍させやすいのも評価できる。
ただし、この特性はバトル場でしか発動できないため、不要となった場合はベンチと入れ替える手段を用意する必要がある。
「ふうせん」で逃がすのも良いが、HPが低く、倒されるのを防ぎたい場合は、「回収ネット」でも良いだろう。
カゲボウズ
ジュペッタ
「ジュペッタ」の特性「にんぎょうくよう」はトラッシュのサポートを回収できる有能な効果を持っている。
既に使用した「ボスの指令」を回収したり、手札事故や相手の「ツツジ」で手札枚数を妨害された後に「博士の研究」等を回収して復帰することができたり、使い方はいろいろとありそうだ。
特性使用後はロストゾーンに行くため、カードを溜めることができるのも評価できる。
ただし、進化ポケモンであることと、「ジュペッタ」自身が「レベルボール」に対応していない等を考えると、多少立てるのに時間がかかり、大量に採用すると事故が起きやすい。
何回がデッキを回してみて、ちょうどいい採用枚数を見つけることが必要だろう。
まとめ
「ギラティナVSTAR」の登場により、ロストゾーンを意識した効果を持つポケモンが多数登場した。
ロストゾーンのカードも溜めつつ、自分にメリットのある効果を持っているため、使い方次第でプレイヤーの助けになってくれるだろう。
コメント